2007年11月アーカイブ

KDDI、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8MbpsのPC向け定額データ通信

「WINシングル定額」は、EVDO Rev.A方式に対応したプラン。料金の低廉化のためにトラフィック制御機能を搭載しており、周囲の回線が混雑している状況で大容量のデータ送受信を行なう場合は自動的に通信速度を制御。著しく大容量なデータ通信があった場合は通信を遮断することもあるという。

KDDIの定額データ通信の詳細が出ましたね。値段はともかくとして、「著しく大容量なデータ通信」は遮断するというのが不安すぎな仕様ですね。個人的にはもうイー・モバイラーなので(解約違約金とか考えると)どうしようもないんですが。。

ちなみに、自宅を光ファイバー撤廃計画なのですが、

- いちいちケーブルを繋いで、接続作業をするのが、簡単なんだけど手間
- やっぱりちょっと遅い

という辺りがネックになって解約できてません。Mac miniとか買って自宅に帰ったらMac miniにイー・モバイルを繋いで、インターネット共有とかすればいいのかも。

著者は「もうひとりのゴーン」と称されているそうで、実際赤字会社を立て直したこともあるだけあって非常に説得力があり、勉強になりました。実践的なテクニックが書いてあって、すぐに使えそうなのですが、考え方の理解の方が重要なんですよね。それが自然にできている著者は本当にすごいマネジメントだなと思いました。まだまだ至らない自分ですが、ひとつひとつ身に付けていこうと思いました。良書。

P.S.ひとつ残念だったのは、水を誉めたら結晶ができやすくなるといういわゆる水からの伝言が引用されていたことです。こういう例があると全体がうさんくさくなるので、もったいないなと思いました。

ホームレス中学生
麒麟・田村裕
ワニブックス
¥ 1,365

流行ってるものはとりあえず押さえる人間としてとりあえず。

TVでは貧乏ネタに笑ってるわけですが、この本は現実もしっかり書いてあって、読んでいる方が苦しくなります。しかし、ところどころはこらえきれずに笑ってしまうし、泣けるところは本当に泣けます。

母親への愛情と笑いと涙があるところは、リリー・フランキーの「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」にも似ていますが、こちらの方がライトにすっと読める感じなので、売れまくっているのも納得がいきますね。おもしろいですよ。

桜島
桜島 posted by (C)Shintaro

先週は宮崎でIVSというネット業界のイベント(正確にはネット業界だけではないけど)に参加して、その後、鹿児島までドライブしてウノウの出資している会社の社長さんたちと鹿児島合宿をしてきました。イベントは非常に勉強になったし、久しぶりな方と情報交換ができてとてもよかったですし、合宿もいろいろいいアイデアが出てよかったんですが、3泊4日朝から深夜まで活動してたので、とにかく疲れました。もうボロボロな感じ(笑)。まだRSS未読が溜まりまくってますが、今週末までになんとかキャッチアップしてしまおうと思います。

P.S.写真は桜島なのですが、この島って常に噴煙が出てるわけですか? すごいですね。周りを半周したのですが、結構ドキドキものでした。

ボーン・アルティメイタム (2007)

【監督】ポール・グリーングラス
【出演】デヴィッド・ストラザーン / ジュリア・スタイルズ / マット・デイモン / パディ・コンシダイン / エドガー・ラミレス / ジョーン・アレン

★★★★☆ [90点]「ノンストップ感がたまらない」

「ボーン」シリーズはすごく好きなシリーズなので、速攻観に行きましたよ。最初の音楽だけで痺れましたが、今回は最初から最後までノンストップなスピード感が素晴らしい。

今年だと「ダイ・ハード4.0」もおもしろかったけど、それよりもっと綿密な奥行きがあり、単なるハリウッド映画を超越しています。

観たことない人は、是非「ボーン・アイデンティティー」と「ボーン・スプレマシー」を観てから、観に行ってください。


Posted by suadd on 2007/11/19 with 映画生活


渡邊恒雄=ナベツネといえば巨人のオーナーとして、やたらに君臨している印象しかなかったのですが、「巨怪伝―正力松太郎と影武者たちの一世紀」を読んだ後ではどう考えても読売は正力家のものなわけで、どういった経緯で絶対的頂点まで上り詰めたのか知りたくて、この本に手を出しました。

正力氏も凄まじかったですが、ナベツネもすごいです。単なる一新聞記者の時代から自民党有力議員に取り入り、中曽根氏や野中氏なんかはほとんど子分扱いですよ。新聞記者って、ここまでの権力を持てるものなんだと初めて知りました。というか、今でもこういったことが日常茶飯事に行なわれてるのでしょうか。政治ってすごく怖いですね。

とにかくナベツネは社内ではひたすら派閥争いをして、敵は構わず完全排除して派閥を形成。社外では政治家に取り入りスクープを連発して社内地位も固める。気に入らない記者には特オチさせて服従を誓わせる。一方で、手打ちで出されたアメリカでは3年半悶々と過ごし、大量の薬を服用していたと言う。しかし最終的には読売新聞社長まで上り詰めた。

あまりのマキャベリズムぶりが本当に怖いです。でも、非常におもしろかったです。こんな世界があるんだなぁと。副題にある通りメディアもしくは権力について知りたい人は必読だと思います。

労働法のキモが2時間でわかる本
石井 孝治
日本実業出版社
¥ 1,365

※この本は献本していただきました

ストーリー立てて解説してあってとても分かりやすかったです。これから会社作る人とか読んでおくといいかも。人を雇用するというのはとても大変です。その逆もしかりですが。。勉強になりましたー。

サマンサタバサ 世界ブランドをつくる
寺田 和正
日本経済新聞社出版局
¥ 1,575

サマンサダバサ、最近よく聞くけどどんなブランドか知りませんでしたが、この本を読んで納得。日本から世界ブランドを目指して、ブランドとは何かを考え抜いて、一つ一つ実行しているのが素晴らしいなぁと思いました。いろいろ新しい視点があって勉強になりました。今度お店にも行ってみます。

Samantha Thavasa Japan Limited
サマンサタバサ - Wikipedia

ソフトドリンク
ソフトドリンク posted by (C)Shintaro

鈴木健のやっている謎の会合「ソフトドリンク」がウノウオフィスで開催されました。参加者はのべ30名弱でしょうか。内容は非公開なものが多かったのですが、LUNARR高須賀さん、ドミニク、リネン島地、ウタゴエ園田さん、UEI清水さんさんなど(僕も)が発表。その後、深夜まで飲み。個人的にはPCトラブルなどであまり事前準備できなかったのが心残りですが、おもしろい人たちのおもしろいアイデアが聞けて、最高に楽しかったのでまたやりたいです。

ALWAYS 続・三丁目の夕日ALWAYS 続・三丁目の夕日 (2007)

【監督】山崎貴
【出演】手塚理美 / 吹石一恵 / 堤真一 / 小雪 / もたいまさこ / 三浦友和 / 薬師丸ひろこ / 吉岡秀隆 / 堀北真希 / 貫地谷しほり / 渡辺いっけい / 平田満 / 須賀健太 / マギー / 温水洋一 / ピエール瀧 / 上川隆也 / 小日向文世

★★★★☆ [90点]「前作と比べなければ」

前作に比べるとインパクトは小さいと思いますが、それは始めて観たときのかつてないノスタルジー感の衝撃がないからだと思います。

単体として観れば、練り込まれた脚本は泣けるし、質のよい俳優陣はほとんど奇跡的です。安心して観られる良質な作品でした。


Posted by suadd on 2007/11/11 with 映画生活

前作レビュー:ALWAYS 三丁目の夕日: suadd blog

timemachine_icon20071016.pngMax OS X Leopardの目玉機能の一つであるTime Machineですが、そろそろ使ってみようと思い立ちました。外付けHDDが必要ということですが、容量を確認したところあまり残ってなかったので、仕方が無いなと思いMacのBackup3で取ったバックアップをどうせ必要ないだろうと思い削除。その後、Time Machine機能を動かそうとしたところ、MacBookの暗号化機能FileVaultのバージョンが古いから無理、と言われました。どうやら、FileValutをいったん切った後、もう一度暗号化すればよいみたいです。

ということで、まず切ろうとしたところ何と3時間ほどかかるとおっしゃるので、昨夜寝る前に満を期して実行しました。それから昨日は風邪のため3時くらいに起きてしまったのですが、それでFileValutで暗号化するように設定して再度就寝。

朝起きてみると、なんとまだ「古いホームフォルダを削除しています。」で止まってるわけですよ。ここで再起動とかするとまずそうな感じがしたので、会社までMacBookを開いたまま運搬(家が近くてよかった)。オフィスで代替機を借りて、検索すると、、

Mac OS X 10.4: FileVault の「確実な消去」が中断されるとデータ損失が起きる場合がある

このオプションを選択する場合、確実な消去処理を中断しないでください(以下参照)。「FileVault をアンマウント中です(筆者注:「古いホームフォルダを削除しています」と同じ)」が長い間表示されている場合でも、中断しないでください。
(中略)
確実な消去の処理を中断してしまった
おそらくログインすることはできません。別のユーザでログインできでも、元のユーザアカウントのファイル(または FileVault によって作成されたディスクイメージ)は検索できないでしょう。

なぬーーー。

しかし、もう7、8時間は経過しているわけで、本当に大丈夫なんだろうかと非常に不安な気持ちに。HDDが動いている気配がよく分からないですし。しかも、HDDのバックアップは消してるという最悪の状態。このままデータ消えたら非常にまずい、相当まずいわけです。

仕方ないので、放置することにして、ミーティングしつつ、ランチしつつ待ちます。

そして運命の18時。FileVault完了。

よかったーーー。

本当によかった。早速、Time Machineでバックアップを取りつつこのエントリを書いてます。ちなみにMacBookの容量は148GBほどあったので、約15時間かかったということは、10GBで1時間かかる計算に。ほんと焦りました。

ということで、マカーの皆様は、FileVault(+「確実な消去」オプション)には十分気をつけてください。

続く、、、

So-net blog:港区赤坂四畳半社長:プログラマが好きだからやってるんだ、と言って欲しい..

だから結局、好きなことこそ才能なんだと思うのですよ。
好きなことで食えないというのは、才能がないんです。本当は好きじゃないんだと思うんです。

例えば、知り合いで俳優になりたい、俳優という仕事がすきだ、という人が居ますが、その人の演技はビックリするくらい下手で、練習してるのかと思ったら、ろくに練習にいってもいないんです。仕事とか、ステージとか、そういう「俳優っぽい」真似が好きなだけであってコスプレしてるのと変わらないんです。

とっても共感。

僕も本当に好きでやってる人が食えなかったというのは見たことがないです。まぁ誰でもプロ野球選手になれるわけではないと思いますが、ほとんど困難だと思われている職に付いている人は本当にそれが好きな人なので、この人がこの職につけないわけがないよなぁと思います。

本当に幸せな世の中ですよねー。あー、幸せ。

レンタルでついに観終わりました。ラストが感動的なのが印象的でしたが、個人的にはシーズン5の方がよかったかなと。

ドコモでケータイを無くした場合などに現在地が分かるサービスがあるということを聞いて、My DoCoMoなるドコモのオンラインサービスを使ってみました。

まず所定の手続きをして、ログイン。その後、「ケータイあんしんパック」というのに申し込みをします(月額210円)。ドコモの宣伝文句によれば、

  1. なくしたケータイを電話一本ですぐにロック!
  2. なくしたケータイの場所をカンタンに確認!
  3. 事前のバックアップでデータの復元も簡単!

ということなんですが、上から

  1. ドコモに電話するだけで、すぐにロックをかけられますが、これによりICカード、電話帳、メール等がすべてロックされるらしいです。つまり、モバイルSuica、Edyなどが使われることもなく、電話帳や電話が見られることもないわけです(ただし電源をオフにしたままだとロック作業ができずその間モバイルSuicaなど使われる可能性もありそうです)。
  2. ドコモに電話したり、ドコモショップでもよいのですが、なんと自分のPCからもケータイGPSを使いどの辺にあるのかを探して地図上に表示することができます。実際自宅試してみたのですが、200メートルほどずれていたもののこれくらいならがんばって探すのも不可能ではないと思いました。ただし、これには事前にケータイ側で位置情報の送信を許可しておかなければいけませんので、ご注意を。
  3. 電話帳お預かりサービスがついてきますので、万が一紛失して見つからなかったとしても、毎日オンラインで電話帳をバックアップしておけば、ほぼ最新データで復旧ができます。スケジュールは毎週、毎月なども可能なので、毎週くらいにしておこうかなと思っています。

ということみたいです。ただ、1番目については、ほぼ同様のサービスが紛失時の電話の利用停止時にも使えますし(無料)、2番目についてはケータイ側で許可しておけば1回辺り315円で使えます。さらに、3番目は別途月額105円で利用可能なので、人によっては、3番目だけとか、なしでも十分かもしれません。

ただ、事前にGPSで捜索できるようにするのは、いざという時の為にやっておくのがいいのではないかなと。事前設定方法はドコモのページにありますが、二カ所あるので要注意です。

個人的には、無くした場合のダメージを考えると、月額210円というのは、結構リーズナブルなサービスな感じがします。

ちなみに、気になって紛失時のモバイルSuica、モバイルEdyについて調べてみました。モバイルSuicaについては、紛失・故障等の場合、モバイルSuicaコールセンターに電話すれば残高が受け取れます(手数料500円)。一方、モバイルEdyについては故障などの場合には、105円で残高が受け取れるものの(ただ書類とかあって面倒っぽい)、紛失の場合には残高の保証は行なっていません。同じような電子マネーでもだいぶ違うのですね(DCMXは使ってないので不明です)。モバイルEdyには要注意です。

P.S.あまりよく見てなかったのですが、料金プランをプランMにしていたところ繰り越しが溜まりまくって消化できてなかったので、プランSSに変更しました。後、「ファミ割★MAX50」にしようかなと思いましたが、10年以上利用+いちねん割引利用の場合、割引率が同じで利用する意味はないみたいです。

Modern Syntax Radio Show 101回目 - [モ]Modern Syntax

Modern Syntax Radio Showの101回目です。今回のゲストはウノウの山田進太郎さんとエスカフラーチェの大日田貴司さんという非常に影響力のあるお二人を迎えることができました。

「非常に影響力のある」というのが謎ではありますが、なんと初のPodCastingに出演。この約1分前に出演依頼され、そのまま収録。「今からっすか?!」という声もむなしく突入してしまったので、ドキドキしながら聞いたのですが(聞き直したのですが)、意外と恥ずかしくはない感じ(なんじゃそりゃw)。モダシンさんに迷惑をかけなくてよかったかなと。今後ともよろしくお願いします。>モダシン様

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