ゴールデンスランバー
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ケネディ暗殺をモチーフにして、やってないのに暗殺犯に仕立て上げられて行くミステリー。どんどん追い込まれて行く感じで窮屈な感じではあるのですが、キーになってくる学生時代の友達との回想シーンが青春ものとしての水水しさが感じられて、懐かしい気持ちになりました。
個人的にも世間を敵に回して窮地に陥った時に本当に助けてくれそうなのは、損得抜きで時間を共有してきた大学時代の友人たちだという感覚はとてもあるし、実際この小説でも掛け値なしに信じてくれる友人が助けてくれて、すごく気持ちのいい物語でもあります。