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北京2009

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先日の上海に続いて、北京へ行ってきました。今回は上海をさらにハードにしたスケジュールでまさに弾丸ツアー。ものすごいたくさんの人に会って非常に勉強になりました。アレンジやアテンドしていただいた方々に多謝です。

それでは、思ったことをつらつらと。写真はF08-Aです(やはり限界が。。)。

天安門
天安門 posted by (C)Shintaro
とにかく空気が汚い。ずっとスモッグでうすら曇っていて、青空が青空でなく、のどが痛くなりました。数百メートル離れた天安門でこんな感じ。僕はアレルギー体質なので残念ながらこの街に住むことはできなそうです。

点くとこんな感じ
点くとこんな感じ posted by (C)Shintaro
2年半前より街がすごくきれい。オリンピックがあったのが大きそうですが、街が非常にきれいになってました。オーロラビジョンみたいなのがそこらじゅうにありましたが、この写真のは本当に見たこともない大きさでした。

北京の裏道5
北京の裏道5 posted by (C)Shintaro
とはいえ、少し裏道へ入ると雑多な感じで庶民的な市場や飲食店があったりするのは健在。魚とかも道ばたで売ってる。。

杭州小咆
杭州小咆 posted by (C)Shintaro
その辺りにあったので、ふらりと入った餃子屋さん。普通においしい。食べて、ビール飲んで一人120円以下でした。

あやしい形のビル
あやしい形のビル posted by (C)Shintaro
インターネット企業をたくさん訪問したのですが、各社が非常に離れています。車で1時間弱とかざら。上海に比べると広いなぁという印象。一つ一つの建物が非常に大きいし、道路は広くて極めてきれい、タクシーも上海に比べると新しい車が多かったような気がします。

3gpp
3gpp posted by (C)Shintaro
上海よりモバイルビジネスが盛ん。上海ではモバイルなんてまだまだという人が多かったのに対して、北京ではみんな注目はしていて、1000万クラスのユーザー規模を持つ会社に何社か会いました。アイテム課金もそれなりに盛んに行なわれているっぽい。ただゲーム系はまだアプリでの提供が多いらしく、イメージとしてはiモードリリース初期に近い感じがします。そういう意味ではまだまだチャンスがあると思います。

talk session
talk session posted by (C)Shintaro
上海でも感じましたが、中国人のネット系起業家は、中国国内でのみビジネスをすることにリスクを感じています。なぜなら政府や携帯キャリア、ビックプレイヤー(ポータルなど)の意向でいきなりシャットダウンさせられることがあるから。特にモバイルビジネスは危険と考えられているよう。なので多くの会社は国内だけでなくアメリカや日本に非常に興味を持っています。

YEEPAYパーティー
YEEPAYパーティー posted by (C)Shintaro
なぜ日本のネット企業が現地でうまくいかないか。中国人起業家が口々に言うのは、マーケティング手段が限られているからということです。中国では起業家同士で非常にオープンにプロモーション手段と効果などの情報交換をしたり、相互リンクを張り合ったりしていますが、日本企業だとそこに食い込みずらい。実際のところほとんどコネクション(人間関係)でそういったことが決定されている。また、日本側の親会社のコンプライアンス上の縛りなどでできないことも多い。

味千ラーメン
味千ラーメン posted by (C)Shintaro
味千ラーメンは中国で300店舗を超えるなど非常に成功しています。もちろん1店舗だけでは判断できませんが、味は日本人からするとかなりイマイチですが、そこは好みの問題かもしれないので気にしないとして、サービスレベルは日本よりだいぶ低い感じ(出てくるのが非常に遅いとか)。正直言って、ビジネスのことだけを考えたら、インターネットビジネスとかするより、日本食料理とかで正攻法にアレンジして持ち込むとかの方がいいのかも、とか思いました。まぁ個人的には、インターネットが好きでこのビジネスをしているのでその選択肢はありませんが。

<今回会った会社のリスト>
・Playfish、Rekoo、Xaionei、SOHU.com、sina mobile、YeePay、pp.cn、2fishes、56.com、UCWEB、ECitySky、ISMOLE、AppLeap、apptz、5i.com、tongxue.com他いろいろ

<スライドショー>

see also 上海2009 - suadd blog
see also 香港、マカオ、深圳 - suadd blog

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