世界一周番外編ーインドでボッタクられない方法

インドでは本当にボッタクってくる輩(やから)が多いです。

原則的に話しかけてくるひとは99%ボッタクリ(本当に!)なので無視するのが一番トラブルを避けるよい方法ですが、個人的には話していると思いがけないおもしろい話もあったりするので、最近は適当に話を合わせるようにしてます。ひとを無視するのはあまり気分よくないですし。

とはいえすべての話を信じていてもダメです。日本的な感覚からは信じがたいですが、「XXは今日は休みだ」「XXまではXキロもあるから歩けない」「XXルピーじゃ絶対にそこまで行けない」などと平然と嘘をつきます。リキシャで移動し終わってから「やっぱり時間かかったからXX」と割増し請求されるのは日常茶飯事です。

ガンガーへと続く道。雑然としている
ガンガーへと続く道。雑然としている posted by (C)suadd

なぜこのようなことが起こるかというと、インド人の倫理観では金持ち(注:インド人スタンダードからすると日本人は飛行機に乗れる時点で全員金持ちです)から金をボッタクるのは、金持ちが貧しいひとに寄付するのが当たり前、の延長線上のように自然なことで、まったく悪気はありません。

ここはそういうものだというように割り切るしかないです。

タージマハルからアーグラー城
タージマハルからアーグラー城 posted by (C)suadd

が、個人的には、そうやって楽をして稼いで欲しくないと思います。だってホテルだったらWiFiをつけたり、机を置いたり、掃除をしたりすれば価値はあがるし、タクシーだったら英語や日本語が話せてお抱えタクシーになったらもっと稼げます。

日本人といろいろ話したり情報ノートを読んだりしましたが、本当によくボッタクられていて、しかもひとがいいのでボッタクられてもまぁいいやと諦めてしがいがちです。しかしそういった経験が、日本人だから金持ってるだろうし、トラブルになりにくいから、ボッタクってやろう、というひとたちを生み出しているのです。

だから、僕としては、そうやって安易に騙されたりしないようにして、サービスの質をあげることに目を向けてもらい、インドの経済発展に少しでも貢献できたらと思っています。

日本人会夏祭り。神輿し
日本人会夏祭り。神輿し posted by (C)suadd

僕なりのボッタクられない方法をまとめてみましたので参考にどうぞ。

▼共通
・できる限り相場をネットで調べるか、現地の信頼できる人に聞いて知っておく
・できる限りお釣りがなくてもいいように崩せる時(商店やレストランなど)では必ず大きいお金を崩していく。必ず10〜90ルピーまではお釣りなしで支払えるようにしておく
・本当に困ったらポリスを探して呼び止めるか、いなくても「ポリス、ポリス!」などと大声を出して探す。ポリスや周りの人が集まってきたら「He cheated me!」などと大声で訴える
・輩が持っている日本語で書かれたノートや手紙などはたまたま本当にいい思いをさせて書いてもらったものだったりするのでまったく当てにならないことを知っておく
・できる限り夜間行動するのは避ける。選択肢が限られ、思考能力も低下するのでよいことがない。特に夜間到着する場合できればホテルは事前予約して車も手配してもらった方がよい。それを怠ったがためにリキシャにボラれ、かつホテルにボラれるというのはよくある話です。

▼リキシャ/タクシー
・周りにシェアできそうな旅行者がいないか確認する(日本人ならベスト)
・空港や駅などからの場合、現地手配できないか検討する(宿に頼むなど)
・実際に何人かに値段を尋ねてボッタクリ価格を知る(100%ボッタクってきます)
・適正と思われる価格を言って、行けるひとがいないか確認する
・行けるひとがいない場合、カルテルが存在するので、流しがいたらそちらまで移動し、カルテルに聞こえないように交渉して成立させる
・乗った後も、再度「行き先」「値段(一人辺りか全員でか、ルピーかどうか)」を確認する
※あまり安いひとや馴れ馴れしいひとは後で難癖をつけるか、オプションをつけて価格を釣り上げたり、旅行代理店などおかしな所に連れていくか、最悪の場合は強盗されたりするので止めておく

▼服やお土産などの買物/ボートのようなサービス系
・実際に何人かに値段を尋ねてボッタクリ価格を知る(100%ボッタクってきます)
・適正と思われる価格を言って、売ってくれる店/ひとから買う
・話しかけてきた輩が連れていく店は100パーセント、ボッタクリ。暇ならばチャイくらいご馳走になって話し相手をするのはいいが、買わないで出ること。もっと安いとこあるし。チャイは1,2ルピーとかなのでおごってもらって借りを感じる必要はまったくありません
※同じくあまりにも安い場合はモノが悪いケースが多い。サービスの場合は面倒くさがらず必ず内容を確認する(何箇所か行くようなチャーターの場合どこへ行くのかなど)

▼キオスク/レストラン
・自分から行った場合、原則的にボッタクってこないのであまり心配しなくてよい
・明細は間違っていることも多いので、必ず確認する
・レストランでは、お酒などは極端に高い場合があるので必ずメニューを確認してオーダーする
・水などペットボトルは必ずキャップが閉まっているか確認すること

▼安宿
・チェック項目は、僕の場合、ホットシャワー、トイレ、シーツ、床(虫などいないか)、ファン、WiFi(有料だったり時間制限のある場合も多いので注意)、机、窓、ランドリーサービス、立地など
・ホットシャワーが必要な場合は荷物を解かずホットシャワーを出して本当に出るか確認する(インターネットも同様)
・同じような部屋なら同じような価格になるはずであることを知っておく
・大抵の場合は他に行く素振りを見せることで100ルピー以上は必ず下がります。うまく交渉して下げられる場合は下げましょう

▼旅行代理店
・連れていかれたことがないので想像の範囲ではあるが、基本的な手口は日本ではちょっと安いかも、というくらいの値段に設定されているのでそんなもんかなと騙されてしまう模様
・インドでは宿は数百円から、鉄道も寝台でも数百円ということを理解しておく。何日かの手配でも数万になることはありえない
・そもそも客引きのいる旅行代理店がまともな場合はありえないのでついていかない

▼ガイド
・「どこへ行こうとしているの?」などと言われたら「Secret」「Why?」などと答える。特にチェックイン前にホテルなどを言うと勝手に案内したことにされたりするので(ホテルにコミッションを請求するので価格弾力性が下がる)。ただコミッションが発生しない寺院等なら聞いてもよい。
・道を尋ねる時は、できればポリス、できなければ詳しそうなひとに話しかける。
・勝手についてくるようなら「I don’t need a guide」と大声で伝えておき、それでも着いてきてチップを要求するなら「I said I don’t need a guide」と答える
・土産物屋に連れて行く場合、チャイなどを出してくれますが、土産物は確実にボッタクリなので絶対に買わない方がよい
・入場料を払って入場するような建築物の場合は、公認ガイドを雇うのもあり

▼よく分からないもの
・寄付や薪代などよく分からないものを請求してくる輩には、「Why?」「I can’t understand」「What do you mean?」「Who are you?」「Go to police?」などと繰り返しておけばよいでしょう。後は、英語が分からないフリです。

カジュラーホーの池。ボートしてるひとがいたりして幻想的
カジュラーホーの池。ボートしてるひとがいたりして幻想的 posted by (C)suadd

<最後に>
僕はこのようにすることであまりボッタクられなくなったと思いますが、それでも現地のひとからするとよほどいいお金を払っているし(現地人価格になることはほぼない)、時にはチップを渡したりもしてます。でもそれできちんとしたサービスをすることでお金を稼げると思ってもらえるので、いいのかなと思っています。

後、よく注意することでボッタクられることは少なくなりましたが、それでもやっぱりすべてを防ぐことはできません。しかし、そんな数百円のことでカッカしていてもしょうがないので、土産話ができたくらいに考える方がいいんじゃないかなと思います。

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