ウノウ/山田進太郎のブログ。インターネット、本、映画についての話題多し。
1 9月
・ウノウラボを作った男の「揺るぎないゆるさ」 − @IT自分戦略研究所
@ITさんにインタビューしていただきました。よろしければどうぞ。この系のインタビューは若干恥ずかしいですね。。すこしでも求人応募が増えたらいいなと。
4 9月
MacBook AirにSnow Leopardを上書きではなく、クリーンインストールして、イーモバイル(D21HW)を繋げても何も起こりません。いろいろ試したところ次の方法で行けました。
1. クリアインストールした Snow Leopard に EMOBILE D02HW のドライバをインストールする方法を参考にD21HWのドライバをインストールする
2.僕の場合、ここでイーモバイル端末を繋げても何も起こらなかったのですが、1日経って改めて繋げたところ、システム環境設定→ネットワークの左側に「HUAWEI Mobile」が表示されるようになりました。ここは原因分かりませんが、再起動とかした方がいいのかもしれません。すいません、、曖昧で。。
3.Mac OS X 10.6 Snow Leopard で イー・モバイルの D02HW を繋ぐ方法 – 転校生@Hatenaを参考に設定をする。
4.「接続」をクリック
以上でつながりました。丁寧なブログを書いていただいた方、Twitterでいろいろとアドバイスをいただいた方、ありがとうございました。
6 9月
MacBook Airがかなり重い状態だったので、思い切ってSnow Leopardをクリーンインストール。結果としては、もたつき感がまったくなくなって、かなりいい感じなのですが、それなりにいろいろ苦労したので、備忘録も兼ねてメモしておきます。
■バックアップ
・/ホーム/以下を丸ごと
・Macromedia DreamWeaver
[サイト→サイトの管理]でサイト定義を書き出しておく
・iTunes
[Store→コンピュータの認証を解除]しておく
■OS X Snow Leopardのクリーンインストール
・システム環境設定→インストールディスクを選択→再起動
・ユーティリティメニュー→「ディスクユーティリティ」を選択、ディスクを消去する
※これをやらないとクリーンインストールになりません!
・左下のカスタマイズ→プリンタドライバとか使わない言語とか外す
・インストール(30分ほど)
・無線LAN設定&ユーザー設定など
■最初にやること
・OSのソフトウェアアップデートがないか確認
・HDD暗号化設定(FileVault)
■設定読み込み
・MacではMobileMe(年間9,800円)を契約していると設定をオンラインに保存しておくことができるので、読み込みます
■パッケージインストールするソフト
・Office Mac 2008
・iWork ‘08
・iLife ‘08
■コピー
・/書類/以下
■ソフト設定
・Mail
[/ホーム/ライブラリ/Mail/]および[/ホーム/ライブラリ/Preferences/com.apple.mail.plist]をコピーして、Mail起動
・iTunes
[/ホーム/ミュージック/iTunes/]をコピーして、iTunes起動
・iPhoto
[/ホーム/ピクチャ/iPhoto Library]をコピーして、iPhoto起動
※のはずが、iPhoto Libraryがなぜかコピー時にエラーが出てしまい完了できなかった。コピーできてないファイルを特定し取り除いたら無事コピーできました。
■アプリインストール
・Adium
[/ホーム/Library/Application Support/Adium 2.0/]をコピーして、起動
・イーモバイル(D21HW)
Snow Leopardでイーモバイルを繋げる(D21HW)に書きました
・iPhone
普通につなぐとすぐに同期作業開始。特に問題なし。
■”ターミナル.app”でSSH接続できるようにする(プログラミング用)
・保存しておいた秘密鍵(id_dsa)を[/ホーム/.ssh/]にコピーする
・普通にsshする
※自分の場合、パスワードが非常に長いので注意
■カスタマイズ(参考)
・Safariで新規タブが開かないように”ターミナル.app”から以下を実行
defaults write com.apple.Safari TargetedClicksCreateTabs -bool true
■積み残し(後で更新予定)
・バックアップ
バックアップにはTimeMachineではなくBackup 3を使っていたのですが、TimeMachineが使えないか試し中。
・Growl
メッセとかをポップアップしてくれるアプリですが、よく考えたらあまり必要ないので、今回は入れないことにする。
・Parallels Desktop
もう一台のMacBookに退避中なので不要。
・Proxifier
iPhoneでNetShareを快適に使うには必要ですが最近NetShare自体まったく使ってないのでいいかなという気が。。
・Macromedia DreamWeaver
未インストール
7 9月
mixiアプリの正式公開からちょうど2週間経ちますが、どんな感じになっているのでしょうね。というわけでアプリランキングという「アプリをランキングする」アプリから見てみます。
<アプリ別ランキング>
1位は2週間で37万人を集めたドリコムの提供する「漢字テスト」。正直言って、このアプリが1位を獲得するとは誰も思ってなかったのではないでしょうか。その他は「マイミクテトリス」「グラディウス」のような大手ゲームメーカーものもありますが、それ以外はベンチャー系。トップ10はすべてベンダーが違うという結果になってます。実際のところ意外にもFacebookで話題になっているようなソーシャルゲームではなくて、「漢字テスト」や「脳内メーカー」のような診断系が半分くらいを占めてきました。
<作者別ランキング>
1位は「ドリコム」でなんと2週間で合計50万ユーザーを獲得しています。このご時世に2週間で広告も使わず50万ユーザーを集めるのは至難の業です。これだけ見てもmixiオープン化の威力が分かりますね。2位は先日mixiからの出資を受け入れた「空飛ぶ」の25万ユーザー。アプリランキングでは6位なものの複数のアプリがスマッシュヒットしており総合力であげてきました。他に、世界的に有名なアプリベンダーの日本法人「ロックユーアジア」は8位、空飛ぶと同じくmixiから出資を受けた「Community Factory」は10位となっています。
<総括>
・2週間で50万ユーザーというのは、本当にものすごい数字です。mixiアプリ自体は普通にmixiユーザーに受け入れられている模様。
・カテゴリ的には、ソーシャルゲームは時期尚早か。今のところ診断系アプリが強い。
・ヒットアプリを出せるか出せないかですべてが決まる、にも関わらず現状では何が流行るのかよく分からないので、結構数を打つことが重要な気がします。
・個人的なベストアプリは「みんなのチャンネー」です。
8 9月
空港ラウンジで離陸まで寛ぎたい人への情報共有 | Pan Asianな視座でいこう
Priority Passで成田で利用できるエアライン・ラウンジはKAL(大韓航空)のビジネスクラスラウンジのみとなってしまいました。
しかし、、、ここは毎日16時半で閉まっちゃうんですよ。(ソウル行き最終17時のため)じゃぁさぁ、いつも19時すぎ発のANA/JL/SQ/NWでシンガポールに帰っている加藤は成田では使えないぢゃん。とほほ・・・カード会社のラウンジに戻れってか。
ANAラウンジ使えるようにプラチナにグレード上がんないと駄目なのかぁ。道のりは険しいっす。
「Priority Pass」があると各航空会社のラウンジが使えるようになるのですが、なんと成田においては、16時半終了のKALビジネスラウンジしか使えなくなってしまったそうです。「Priority Pass」は楽天プレミアムカード(年会費1万円)に付帯することから、このために楽天プレミアムカードを契約している人を何人か知ってますが、成田で使えるラウンジが少なくなるのは痛いですね。。
ここは、僕は「NWシティプラチナカード」を持つことによって、NWラウンジチケット(年4〜10枚くらい?もらえます)をゲットするという方法でラウンジを使ってます。プラチナカードというと年会費も6万弱とかするわけですが、保険が自動付帯だったり、利用限度額が数百万円と高いので、会社をやっていると結構使い勝手がよいのでまぁいいかなと思っています。ちなみにインビテーションオンリーかなと思いきや今ホームページ見たら普通に申し込めるみたいですね。
ただ、加藤さんのように年間20回も使うのだと、結構厳しいですね。やはりANA辺りでスーパーフライヤーズカード等をゲットするしかない。個人的にはサンフランシスコに住んでた間にスーパーフライヤーズカードを取得しておけばなと思ったりしますが、今となってはそこまで海外に行くこともないので当分は今の方法で行こうかなと思っております。
see also 電子マネー大作戦2 – 旧suadd blog
9 9月
アップサイドとダウンサイド、どちらに注力するか – Joi Ito’s Web – JP
実際、成功を収めている投資家のほとんどは、子飼いの企業のうち成功している企業に時間の大半を割いており、業績の振るわない会社にはほとんど時間を使っていない。
多くの場合、業績の悪い会社こそが手助けを必要としているのであり、直感的には自分がした投資を守ることを考える。投資家の多くは、業績の悪い会社の支援と管理に時間のすべてを費やしている。
確かに!
そして、思ったのは、これはまさに経営にも当てはまるということです。僕も過去に見込みの低い事業を撤退できなかったことが何回もあります。
投資家と違い、経営の場合は利益(or資本)のある限り非採算事業でも投資しつづけることができてしまうため、判断がさらに難しくなります。
それは、思い入れであったり、事業内のメンバーへの配慮であったり。。しかし、最終的に見れば、関わっている人全員が不幸になるということが分かりました。
それからは、事前にある時間において期待される結果が出なければすぱっと止めるとルールを決めることにしました。そうすると、誰もが納得をして「止める」ことができるようになります。
今でも他の成功例などを見てこうやればうまく行ったのになと思ったりすることもあります。でもそれは後付けの議論なんですよね。その時それを思いついて実行できなかった自分が悪い。
後からみれば本当に些細な違いに見えますが、それを思いつき実行できるかどうかが実力であると考えます。だから僕は成功した人への賞賛は厭わないし、妬みは悪だと思う。
正直努力していればなんとかなったというわけでもない。だからこそ、ダウンサイドの縮小についてではなくアップサイドを狙って日々頭を絞って考える必要があると思います。
18 9月
iPhoneで普通の写真からミニチュア風写真が作成できるアプリ「TiltShift Generator」が楽しいです。こういう写真をTilt Shiftと言うらしいです。こんな写真が手軽に作れちゃいます。暇なときにちまちま作ってます。
<作者のfladdictさんの説明>
fladdict 新アプリ TiltShift Generator がリリース。
※価格改定はまだ行われていなくて、まだ115円で買えるようです
<ミニチュア風写真>

香港の港町 posted by (C)Shintaro

バスケットBJリーグ決勝 posted by (C)Shintaro

代々木公園 posted by (C)Shintaro
<スライドショー>
20 9月
著者/訳者:町田 勝彦
出版社:文藝春秋( 2008-09 )
定価:¥ 735
Amazon価格:¥ 735
新書 ( 205 ページ )
ISBN-10 : 4166606530
ISBN-13 : 9784166606535
<抜粋/コメント>
21 9月
著者/訳者:グレゴリー・クラーク
出版社:日経BP社( 2009-04-23 )
定価:¥ 2,520
Amazon価格:¥ 2,520
単行本 ( 315 ページ )
ISBN-10 : 4822247414
ISBN-13 : 9784822247416
著者/訳者:グレゴリー・クラーク
出版社:日経BP社( 2009-04-23 )
定価:¥ 2,520
Amazon価格:¥ 2,520
単行本 ( 334 ページ )
ISBN-10 : 4822247422
ISBN-13 : 9784822247423
固いタイトルですが、『銃・病原菌・鉄』などのジャレド・ダイヤモンドのような知的興奮度の高い良作です。
世界経済史の中で最も重要な産業革命がなぜ英国(中国や日本でもなく)で1800年頃に起きたのかをコアにしながら、狩猟採集民と産業革命前夜の民衆の暮らしでは前者の方が実は豊かであったことや、現在のアフリカ諸国が産業革命以前よりも貧しいことなど、非常に広範囲にとりあげて豊富な資料とともに解説していきます。
個人的に印象的だったのは、最貧国に対するIMFや世界銀行のやり方を批判していることで、確かにここ何十年もやり続けていて成果がでないのであれば、根本的にやり方を変えた方がいいのではないか、と思いました。他にも従来の常識を打ち崩すような事実が書かれていて、非常に考えさせられました。
<上巻抜粋>
・1800年の英国では、ごく慎ましやかな生活ですら、一生あくせく働き続けなければ入らなかった。消費する物質の多様化も進まず、一般的な狩猟採集民の食事や労働条件のほうが、1800年の英国における典型的労働者のそれよりも、はるかに変化に富んでいた。1800年までには、英国の食卓に紅茶やコショウ、砂糖などの、外国産の食品がのぼるようになっていたにもかかわらずである。
・産業革命によって、社会内部の所得格差は縮小したいっぽうで、各社会間の所得格差は拡大してきた。このプロセスは近年、「大いなる分岐(the Great Divergence)」と呼ばれている。各国間の所得格差は、およそ50対1に及んでいる。現代社会には、至上もっとも豊かな人々と、もっとも貧しい人々が共存しているのだ。
・マルサス的経済の時代の英国では、極貧の人々の子供はほとんど生きのびられず、その家系は途絶えていった。このため、産業化以前の英国社会では、つねに人口の“下方移動”がみられた。(中略)この結果、後世の動的な経済活動を支える、忍耐、勤勉、創意工夫、創造力、教養といった特質が、生物学的なメカニズムをつうじて人々に広まっていったのである。
・世界銀行や国際通貨基金がこんにち強調しているような経済成長の制度的前提条件は、英国などの国々では、1200年までにすべて整っていた。
・2002年における衣料産業の労働者の時給は、インドでは0.38ドルだったのに対し、米国では9ドルだった。(中略)現代のインドの綿織物工場に勤める労働者は、工場にいるあいだ、1時間あたりわずか15分しか実際は仕事をしていない。したがって、全世界での時給の格差は、豊かな国々と貧しい国々のあいだの見かけの賃金格差よりも、現実にはずっと小さいのである。
・ジャレド・ダイヤモンドは著書の『銃・病原菌・鉄』で、地理学的、植物学的、動物学的な条件は宿命的なものだと論じた。(中略、ヨーロッパやアジアなど)には家畜化できる動物が生息していたうえ、ユーラシア大陸は、栽培品種化した植物や家畜化した動物が、他の社会に広まりやすい地形だったというのだ。しかし、この主張には大きな欠陥がある。豊かさが工業化をつうじて実現されるこの現代世界で、なぜ不機嫌なシマウマやカバが、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の経済成長を妨げる原因になるのだろうか。
・経済史からわかる最後の驚くべき事実ーーこれは、ここ30年ほどのあいだに明らかになったばかりだがーーは、物質的な豊かさや、子供の死亡率の低下、成人の平均余命の延長、不平等の改善などが実現したにもかかわらず、現代人は狩猟採集時代の祖先に比べて、少しも幸福になっていないことである。
・所得を貧困層(当時の英国では、おもに単純農場労働者)に再配分すれば、長期的には必ず貧者がされに増え、その賃金水準は前より低下することを、マルサス的経済モデルが示唆しているのはたしかだ。
・狩猟採集民と自給農耕民の時間配分に関する体系的調査の結果、狩猟採集社会での労働時間は驚くほど短いことがわかった。たとえば、ベネズエラの狩猟採集民であるヒウィ族は、1日に1705キロカロリーしか摂取せず、空腹を訴えることも多かった。とはいえ、男性が狩猟採集にかける時間は、一般に一日あたり二時間未満で、一時間の労働で得られる食物はかなり多かったという。(中略)こうした自給自足社会で暮らす男性は、豊かな現代ヨーロッパの住民よりも、年間で1000時間も長い余暇をすごしている。
・アダム・スミスは、産業化以前の世界で経済活動が停滞していたのは、社会制度によって経済活性化のインセンティブが十分に提供されなかった結果だと、繰り返し説明している。現代経済学はこうしたスミスの理念に貫かれており、IMFや世界銀行の実務的な協議会から、大学の経済学部の理論家にいたるまでが、この考えをよりどころにしている。(中略)しかし、過去の社会に関する数々の実証的研究は、スミスの仮説を裏づけるどころか、むしろ次のような事実を体系的に明らかにしている。昔の社会の多くは、経済成長に必要な前提条件をすべて満たしていたものの、技術が進歩しなかったために経済も成長しなかった。1800年以前のどの社会でも技術進歩率は低かったが、そのいっぽうで、一部の社会には、現在の世界銀行もうらやむほどの、経済成長にとって望ましい制度があったのである。
<下巻抜粋>
・産業革命期に従来の流れが劇的に変わったようにみえるのは、「英国での生産性上昇率が高まったこと」と、「1750〜1870年にかけて、英国の人口が予期しない形で、生産性とは関係なく急増したこと」の二つが、偶然に重なったからなのだ。(中略)人口の急増は、産業革命の特徴である。繊維、蒸気機関、鉄、農業の各部門における生産性の向上とは、まったく関係がないと考えられる。まず、いずれかの部門で生産性の大幅な上昇が始まる前から、人口の増加は始まっていた。
・この時代の特徴のうち、結婚年齢が低下し、結婚率が上がったことの要因として唯一考えられるのは、出産時の母親の死亡率が低下したことである。(中略)女性は、結婚にともなう死のリスクをよく承知していたはずである。17世紀にはこうしたリスクが高かったために、このリスクを減らす手段として結婚を遅らせたり、多くの女性が生涯結婚しない決断をしたりした可能性もある。
・「なぜ中国やインド、日本ではなく、英国で産業革命が起きたのか」という疑問に対しては、次のような答えが考えられる。安定した定住農耕社会の歴史が英国より長い中国や日本は、1600〜1800年にかけて、それぞれにヨーロッパ北西部に似た発展の道のりを歩んでいた。これらの社会は、変化のない静的な社会ではなかったが、この発展の歩みは英国より遅かった。この現象を説明する重要な要因としては、次の二つが考えられる。第一に、1300〜1750年には、英国よりも中国や日本のほうが、人口増加のペースが速かった。第二に、中国や日本の人口システムのもとでは、富裕層の生殖面での優位性は、英国ほど大きくなかった。したがって、英国の優位性は、1200〜1800年にかけて、文化的に、そしておそらくは遺伝的にも、経済的成功者の価値観が社会全体に急速に広まったことにあったと推測できる。
・産業革命を即した力は、知識の増大だった。しかし、驚くべきことに、産業革命によって他のどの人々よりも多くの利益を得たのは、単純労働者だった。マルクスとエンゲルスは『共産党宣言』で暗い未来像を示したが、単純労働者の運命に関する彼らの見方はことごとく間違っていた。
・しかし、これまでの経済成長がそうした恵み深いものだったとしても、この先も経済成長によって社会の平等化が即される保証はない。近い将来に、数々の本でその恐怖が語られている暗黒の世界、すなわち、単純労働者の賃金が、社会的に決定される「最低生存費水準」を下回るところまで落ちこみ、社会の人口の大半を永続的に公費で支えなければならなくなる事態が、現実に訪れる可能性もある。
・産業革命以後に、資本に対する支払総額は飛躍的に増えたが、これはたんに資本ストックが急増したからである。資本ストックは、現在にいたるまで天井知らずの増大が続いている。その増加の速さは産出高増大のペースと同等であり、資本ストックが豊富であるために、資本一単位あたりの実質的収益率は低水準にとどまってきた。
・世界のもっとも豊かな国々ともっとも貧しい国々のあいだの、物質的生活水準の格差は、1800年には最大でも四対一程度だったと考えられるのに対し、現在では五十対一以上に広がっている。産業革命以降の物質的生活水準は、英国や米国などの経済発展をとげた国々でも、10倍ほどしか増大していない。したがって、タンザニアやエチオピアなどの現代の最貧国は、産業革命以前の平均的な社会より貧しいといえる。
・気候、人種、栄養状態、教育、文化などの側面をひととおり調査した研究者は、必ず「貧しい国々の政治的・社会的制度の破綻」というテーマに立ち戻る。しかし、後述するように、これを格差の原因と考えるのは、二つの意味で明らかに誤っている。まず、政治的・社会的制度の破綻は、現代の格差の構造、つまり貧しい国々が貧困から抜け出せないしくみの詳細を説明できるものではない。さらに、貧しい国々という患者を治療する手立てとしての、社会制度や政治の改革は、これまでに何度も失敗を繰り返している。 それにも関わらず(中略)現代経済の医師らは、世界銀行や国際通貨基金などのカルト組織をつうじて、毎年毎年同じ薬を処方続けている。薬がきかないときは、その量をもっと増やすことしか考えていない。
・労働者の質に違いが生じることの根本的原因に関しては、納得のいく理論は存在しない。現代人からみれば、各国の経済は、比較的活気のある時期と停滞する時期を、多かれ少なかれ、変則的に繰り返している。
・歴史が示唆しているのは、貧しい国々に提示すべき経済成長のモデルは、いまだに欧米諸国のあいだには見つからないことである。経済成長を保証する単純な経済的即効薬はなく、複雑な経済改革も、貧困に苦しむ社会が救われる明確な見通しをもたらすものではない。(中略)欧米諸国が実行できる支援策で、少なくとも第三世界の貧困層の一部に確実に利益をもたらす策とは、こうした国々からの移民を自由化することである。
23 9月
販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ( 2008-12-10 )
定価:¥ 4,980 ( 中古価格 ¥ 1,580 より )
Amazon価格:¥ 4,470
時間:152 分
2 枚組 ( Blu-ray )
前にもお伝えした川崎でやってる「ダークナイト」IMAX版、ついに観てきましたー。
まぁ正直IMAXじゃないバージョンとの違いをすごい感じたわけではないんですが(昔すぎて、、)、家で観るのと桁違いの迫力でやっぱり何度観てもおもしろいなぁと思いながら観てました。
もう二度と観ることもできないと思うので、東京に住んでる方はぜひ。川崎ラゾーナとかふらふらするのには楽しいと思いますし。
see also ダークナイト – 旧suadd blog