世界一周その16ー地球のズレを感じる世界最大のイグアスの滝

ブエノスアイレスから飛行機で2時間弱で、イグアスの街に向かいます。イグアスの滝はアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイの国境にある世界最大の滝で、アルゼンチン側が一番迫力があります。時間があればブラジル側にも行ってみようかと思ったのですが、アルゼンチン側だけで大満足したので今回はパスしました。

イグアスの滝はナショナル・パークになってるのですが、非常にきちんと運営されていて、道は完璧に整備され、いたるところに休憩スポットがあり、無料の電気電車まで走っています。イメージ的には、ディズニーランドのアドベンチャーワールド(「インディ・ジョーンズ」とか「ジャングルクルーズ」のあるとこ)を巨大化した感じなのですが、岩も森も動物も本物、という素晴らしいパークでした。

トカゲ? 生き物もいっぱいいます
トカゲ? 生き物もいっぱいいます
アナグマはほんとそこら中にいます
アナグマはほんとそこら中にいます

そして、目的のイグアスの滝。これがほんとすごくてむちゃくちゃでかい、というか長い。こっちからあっちまで全部滝。広角レンズがなく全景を写真に収められませんでした。なんというか、なんでこんなことになっちゃったんだろうという感じで、滝の上下で地球が何かの都合で壮大にズレてる感じです。

手前から奥まですべて滝、虹も見えます
手前から奥まですべて滝、虹も見えます
悪魔の喉笛からなるべく全景を撮る
悪魔の喉笛からなるべく全景を撮る
悪魔の喉笛からのイグアスの滝、虹も
悪魔の喉笛からのイグアスの滝、虹も

それから、有名な滝にダイブするツアーがあります。30人乗りくらいのボートにのって滝に向かって突入するのですが、間近で滝が見られた上に、びっしょびしょになってみんな大興奮という実に欧米らしい(南米ですけど)ツアーなのですが、かなりおもしろいので、必須ツアーだと思います(30分置きくらいにやっているので、事前予約不要だと思います)。

ボートツアーから眺めるイグアスの滝
ボートツアーから眺めるイグアスの滝
中ほどに突っ込んでるボート
中ほどに突っ込んでるボート

かなり整備されてるためか、子どもや年配の方も多く、確実に楽しめるし、滝もツアーも感動的なので、かなりのオススメパークです。

パーク内はかなり整備されています
パーク内はかなり整備されています
プエルト・イグアスの街
プエルト・イグアスの街

次はいったんブエノスアイレスへ戻り、エクアドルへ向かいます。

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世界一周その15ー南米の欧米ブエノスアイレス

イースター島からサンティアゴ経由でアルゼンチンへ。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、サンティアゴ以上に都会。ビクトリア調の歴史ある建物が立ち並び街中に巨大な公園がたくさんあって、すごく気持ちのいい現代的な街です。街中は、ヨーロッパ移民系がほとんどで、ここは欧米かと勘違いするほどです。

ものすごい現代的な都会
ものすごい現代的な都会
坂とか街並みはサンフランシスコに似てる
坂とか街並みはサンフランシスコに似てる

事前にいろいろなひとから牛肉がとにかく美味い、と聞いていたのですが、確かに美味い。日本と違って、赤身が凝縮された本来の肉の旨味が堪能できます。調子に乗って、しゃぶしゃぶも食してみたのですが、やはりこちらは脂肪たっぷりな方が向いていたようです(普通においしかったし、サービスもよかったですが)。

とにかく肉が旨い!
とにかく肉が旨い!

それから、タンゴ。街のいたる所にタンゴのレッスンと社交場が合体したようなスペース(ミロンガというらしい)が存在しているのがおもしろいです。まさに、こういうのこそ文化だなぁと、コーヒーすすりながら見てました(踊れないんで)。

日本庭園は日本のイメージでした
日本庭園は日本のイメージでした
311、日本庭園でチャリティー
311、日本庭園でチャリティー

ブエノスアイレスは、巧妙なスリが多いと聞いていたので、身構えていたのですが、なんとか大丈夫でありました。手口についていろいろ教えていただいた方ありがとうございました。

次はイグアスの滝へ向かいます。

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世界一周その14ー超自然を感じざるを得ないイースター島

イースター島は、サンティアゴから5,6時間。周囲415キロに島が全くないというまさに孤島。しかし、この島は本当に自然環境に恵まれています。常夏の気候ですが、風があって、日中でも日陰に入れば涼しいし、虫もあまりいないし、海もすごく綺麗で、海水浴やサーフィンも陽が沈むまでできる。島外から仕入れているものが多いので、物価はかなり高いのが玉に瑕ですが、リゾートとしても一級地です。3,4日で帰ろうかなと思っていたのですが、居心地がよくて、丸一週間も滞在してしまいました。

イースター島は自然が豊か
イースター島は自然が豊か
ビーチも最高、この日は日曜で人が多かった
ビーチも最高、この日は日曜で人が多かった
サーフィンやってるひともいっぱい
サーフィンやってるひともいっぱい

しかし、なんといってもモアイ。これは本当に不思議で、なんでこんなものを大量に作ったんだろうなぁと思わざるを得ません。大きいものは10〜20メートルもあってかなり圧倒されます。僕の予想では、やっぱりこの島は余裕がかなりあったんじゃないかなぁと。作物とか海産物も豊富だっただろうし、だからこんな小さな島でこういう宗教儀式的なものに時間を割くことができたのかなと。

イースター島は自然が豊か
イースター島は自然が豊か
15体のモアイ、日本企業の支援で復興
15体のモアイ、日本企業の支援で復興
切り出し途中のモアイ
切り出し途中のモアイ

さらに言えば、風景もすごく美しいです。特に南端にあるオロンゴの火口湖。この風景を見ると、この島に超自然的な何かを感じざるを得ず、恐らくそういった気持ちがモアイにも影響されているのではないかなと思います。

火口湖、すごく不思議で圧倒される
火口湖、すごく不思議で圧倒される
タハイ儀式村、夕日スポット、本当に素晴らしい
タハイ儀式村、夕日スポット、本当に素晴らしい

島の人もすごくフレンドリーなひとが多くて、本当にいい島だなと思いました。日本からだとタヒチから来れるのと、つい2012年2月からペルーのリマからも直行便が就航したそうです。もし機会があったらぜひ訪ねてみてください。

次はアルゼンチンへ

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世界一周その13ーチリの首都サンティアゴは現代的な街

23時間かけてサンティアゴに着いた後、サンティアゴを散策すると、本当に現代的な街。街並みも人も欧米風でおしゃれだし、ものには値札が付いてて、タクシーはメーター制。気候もカラッと晴れていて、カフェのオープンテラスとかで本読んでいると本当に気持ちがいい。しかも、8時半くらいまで陽が出てるので夜が長いです。

大統領府
大統領府
アルマス広場、何か芸をしてるひとが
アルマス広場、何か芸をしてるひとが

ボリビアの素朴な感じでなんでも安い、というのも嫌いではなかったけれども、やっぱり現代人なのか安心します。サンティアゴでは3泊したので、街歩きしたり、旅友達と飲んだり、現地の方と食事したり結構のんびりしてました。サンティアゴには日本人が二千人弱しかいないらしい。東南アジアの大きな都市だと万単位で住んでるので、やっぱり南米は日本からすると遠いんだなぁと思いました。

これ美味しかったのだけど料理名失念
これ美味しかったのだけど料理名失念

さて、次はいよいよイースター島です。

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世界一周その12ーアタカマからサンティアゴまで23時間の旅

ウユニからアタカマまで2泊3日のツアーで駆け抜けた後は、サンペドロ・デ・アタカマで一泊。アタカマは周辺にいろいろなツアーがあるのですが、ツアーでいろいろと大自然を堪能したので、のんびりと街をぶらつくだけにします。

アタカマのアルマス広場
アタカマのアルマス広場

標高4500mから2500mくらいまで降りてきたので、暖かい。というか、暑くて、日中の日差しが非常に強い。さらに砂漠の真ん中にあるためか砂埃がすごい。物価はチリに入ったためぐっとあがります。半径400mくらいしかない小さな街でした。

アタカマの教会
アタカマの教会
馬とかもいる
馬とかもいる

さて、アタカマからサンティアゴまでバスで向かいます。このバスはなんと23時間。昼14時過ぎに出て、翌日の昼13時に着きます。南米では長距離バス網が非常に発達していて、中にはWiFiが使えたりフルフラットになるシートもあるらしいです(が、僕の乗ったのはそうでもなかった)。

Tur Busのサロンカマシート
Tur Busのサロンカマシート

バス会社に行ったところ、翌日午後1席だけ空いているという(翌々日は空いてなかった)。ラッキーということで、確保。僕が使ったサロンカマという上位クラスは、国内線ビジネスクラスと同じくらいは座席が倒れる感じ。値段は日本円で約1万円。高い、と思ったけど、よく考えたら23時間走ってるからそうでもない気がする。

一応、いろいろ身構えて行ったので、本読んだり、PC開いたり、寝てたりしたら、思ったより早くサンティアゴ到着。意外に平気。

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世界一周1ヶ月後に考える世界一周の持ち物

※世界一周の持ち物(最終版)はこちらまで

世界一周始めて1ヶ月たちましたに続けて…

出発前のエントリで持ち物を公開していろいろアドバイスをいただいたのですが、その頃に比べて学んだ部分があるので、再考したものをあげます。

しかし、これだけのものがあればどこでも生活できるのだなぁと思うと、感慨深いものがあります。日本の部屋に置いてあるものはかなり整理することになりそうです。

※太字がコメントです
※旅のスタイルによって必要なものはずいぶん違うと思います

▼一般
・パスポート
・国際運転免許証
イースター島でレンタカーしたので念のため取っておいてよかったです。東京なら都庁で1,2時間で取れます。
・海外用財布
・クレジットカード2枚、国際キャッシュカード2枚、キャッシュ(ドル)
ATMはどこにでもある割りにトラベラーズチェックを換金できるところは少ないのでトラベラーズチェックは不要かと
・濡れマスク
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・衣類(ダウンジャケット、ヒートテック上下、水着、帽子含む)
ダウンジャケット(小さくなるやつ)とヒートテック上下は寒いとき超便利
・レインコート
スコールがあったりするのでないと不便
・サングラス
なぜか2度無くして、2回買い直しました。必須
・衣類圧縮袋
荷物を大幅圧縮できるし分類もできるので必須(前回書き忘れ)
・石鹸
・爪切り
・ポケットティッシュ(6パック)
トイレに紙がないことが多いので必須。ただトイレットペーパーは現地でも購入可
・日焼け止め
基本的に日差しが強いので帽子と共に必須。ただ現地でも購入可
・虫よけスプレー
・薬類(胃腸薬、風邪薬、痛み止め、持病薬、絆創膏など)
お腹を壊した時に大活躍。やはり病院で出してもらったのは強力でよいです。標高高い所に行く場合は高山病の薬あった方がいいかも。
・ジップロック少々
いろいろと小分けにできて便利(前回書き忘れ)
・海外プラグ変換アダプター
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・分配アダプター
変換アダプターだけだと1つしか充電できないので必須
・アルミレスキューシート
・ワイヤーロック×2
・LEDライト
ツアーなどで山小屋みたいなところに泊まることもあるので、ワイヤーロックと合わせて、ないと不便
・イヤホン
・名刺若干
・地球の歩き方(ニューヨーク&ペルー)
・自己写真
VISA取得などで必要になるらしい(前回書き忘れ)

▼電子機器
・MacBook Air 13.3インチ
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・Android端末(Expreria mini pro。香港にて購入したもの、SIM入れて使う)
今のところSIMはまだ一度も買ってません…
・iPhone
WiFiのみで大活躍中。ないとやばい。
・ガラケー
一度も起動してないから持ってこなくてもよかったかも
・Kindle
便利すぎ。世界一周番外編ー本を電子化して持ち歩く参照
・デジタル一眼レフカメラ(Nikon D7000+標準ズームレンズ+単焦点レンズ)
標準ズームが便利すぎる
・USBメモリ 32GB(防水防塵)
バックアップ用に大活躍中
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・電動髭剃り

▼バックパック
・地球の歩き方オリジナル エディターズキャリーバックパックJr II
今のところ48Lで特に困っていない
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・サブリュック
カメラも持ち歩いているので必須。現状がちょっと小さすぎるので、もっと大きいものに買い換える予定

▼足りなくて買ったもの
・サンダル
暑かったりビーチのあるところではないと非常に不便
・歯ブラシ
基本ホテルにはないので買うしかないが質のいいものはなかなか売ってない

▼必要なかったもの
・部屋干しトップ(3小袋)
だいたいランドリーサービスがある。節約したいひとには必要かも。
・インスタント味噌汁
割りと日本食レストランがあったりするので
・カメラの三脚
夜景とか凝ったものを撮りたければ必要ですが…

▼5月の一時帰国の際に買いたいもの
・歯ブラシ
海外のものはすぐに悪くなるので
・足首などに隠せるサイフ&パスポート入れ
強盗などにあったときに備えて分けて持ち歩いた方がよさげ
・速乾性バスタオル&タオル&パンツ
洗濯がやっぱり面倒なので自分でも簡単に洗えるものが欲しい
・バックパック盗難防止カバー
これひとつかけとけば全部ロックできるやつ。しかし、逆に狙われるという説もあるし、微妙かも

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世界一周始めて1ヶ月たちました

早いもので3/10で世界一周に出かけて1ヶ月。最初はウユニに雨季のうちにたどり着くために急ぎ足だったのですが、その後は割りとのんびりとしています。今はチリで、イースター島からサンティアゴに戻ってきたところです。

・観光
日本では絶対にありえない風景とか建造物を観るのは、不思議な感覚で楽しいです。違う自然環境にいれば、違う考え方や文化になるし、そういったひとが建造物とか食事を作ると、全然考えの及びもつかないものになるし、本当に世の中広いなと思います。

観光は最初は結構がんばっていたのですが「まぁ見れなかったものはまた来て見ればいいや、むしろまた来る理由ができた」くらいに思うようになったら、肩の荷が降りてリズムも掴めてきた気がします。

・ホームシック
一人だと寂しいかなとも思ったのですが、旅人と話す機会も多いし、もともと一人でいるのも好きだし、そんなに問題ないようです。

ただ、個人的にはやっぱり仕事をしている時が好きだし、仕事の話を友達とするのも好きなので、そういった環境がほとんどないのは寂しく感じます。一方で、教師とか医者とか学生とか、アメリカ・アジア以外の外国人とか、普段ほとんど話さないような方々の話を聞けるのは、とてもおもしろいし、勉強になります。

今の考えとしては、今みたいなタイミングでないと世界一周なんてできないので続けますが、すごいビジネスアイデアを思いついたら、そっちやるかもという感じです。逆に、それまでは夏と冬はこうやって旅するのも悪くないかもしれません。

・治安
南米というと治安がよくないイメージで、実際こちらでいろいろと盗られたという話も聞くのですが、幸運なことに今のところ僕自身は盗まれたり、危険な目にあったことはないです。ホテルとかお店のひともフレンドリーなことも多いし、思ったより全然平気な感じです。とはいえ一応、夜もなるべく明るいうちに帰るようにしてたり、荷物から眼を離さないようにしてたりはしてます。慣れてくると気が緩んで危険なので、気を引き締めていきます。

・物価
南米はなんでも安い。のですが、やっぱりそれはクオリティに応じて、であるのをすごく感じます。例えば、ホテルだとドミトリーなら1泊500円とかからあったりしますが、それはやはりそれなりのクオリティなわけで、日本並のサービスを受けようとすれば、100〜200ドルは出さないと無理です。ただ、日本にいると、安くて設備とか治安の悪いホテルというのは(ほとんど)存在しないだけで。

確かに、フルーツとかものもレストランも安かったりするのですが、腹を壊したりするリスクも日本に比べれば高いし、ビールは冷えてなかったりします。タクシーも安いけども、ぼったくってきたり、愛想もよくなかったり、最悪の場合拉致されたりすることもあるわけです。

だから、結局のところ、世界のどこでも同等のサービスを受けようと思ったら、同等のお金を払わなくてはいけない、ということなのかなと。

・ご飯
美味いものは美味いのですが、いくら美味しくてもそれだけだとどうしても飽きてきます(僕は食には結構敏感なようでアメリカに住んでる時もかなり苦労してました)。日本食レストランもあるにはあるんですが、やはり日本のレベルからは程遠いです。

・英語
南米はスペイン語国が多くて英語が通じない、と聞いていたのですが、確かにほとんど通じません。でも、結局ちょっとした買物とかレストランでする会話なんて本当に些細なものだし、ホテルとかは通じたりする(かなり安いところは通じないかも)ので、なんとかなっています。

・ネット
ホテルやレストランではWiFiが使えるところがありますが、基本的に遅いです。どのくらい遅いかというとアナログ回線くらい。調子が悪いと、ちょっと重いページだと開かないくらい遅い時も多いです。なので、10MB以上のファイルをダウンロードするとか本当に一晩仕事になります。iPhoneアプリのアップデートとかもまったくできてません…

(まとめ)
結局のところ旅というのは何かフィードバックする日常があってこそ輝いた体験になるわけで、旅そのものを目的として続けることにあまり意味を感じません。これは僕自身の考えなので、全然別の考えもあるでしょうし、もしかすると旅を続けると変わるかもしれません。

今のところ、1年の1/4くらいを旅するというのが理想でしょうか。しかし、大仕事をするには、多くの人とある程度の期間一緒に仕事をするために、どこかに定住する必要があるので、なかなか結構人生は矛盾をはらんだものだなと思ったりしています。

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世界一周番外編ー本を電子化して持ち歩く

世界一周に行くにあたって「地球の歩き方」とか読みたい本を全部持っていくわけにはいかないので、前々から興味があった電子書籍化をしてみました。といっても、自炊(自分で裁断してスキャンすること)するほど時間があるわけではないので、自炊代行業者に頼みました。

いろいろ調べたところ昔から知り合いの大木さんがやっているブックスキャンが、他に比べて圧倒的にクオリティの高いサービスを展開していることが分かったので、ブックスキャンに頼むことにしました。

ブックスキャンのサイトを見ると、1冊100円、ただ今は混み合っていて数ヶ月待ち、みたいに書いてあるのですが、月額9,980円のプレミアム会員になると、50冊まで1週間以内にスキャンしてくれます。さらに以下のサービスが無料でついてきます。

・文字を埋め込んでくれるOCR付き(通常100円)。
・PDFの名前を本のタイトルに変更してくれる(通常50円)
※これがないとタイトルを自分で付け直さないといけないので非常に不便
・各KindleやiPhone、iPad向けに最適化する変換(自動)をすることが可能
※プレミアムでなくてもできますが、作業優先されます

僕はたまたま昔Amazon Kindle3を買って放置していたのですが、MacBookに繋いで、Kindle3用に変換したPDFをKindle3にコピーして使っています。電池はとてつもなく持つし、iPadみたいにバックライトがあるわけではないので、非常に眼に優しいです。

何冊か試して十分使えることが分かったので、積ん読していた本と滞在する国の「地球の歩き方」をダンボールに詰めて、ばしばし送ったところ1週間で電子書籍化してもらえました。

さらに素晴らしいのは、アマゾンからブックスキャンに直送することができる点。僕は世界一周に出かけてからも、気になった本をアマゾンで注文して、電子書籍化してもらって、Kindle3で本を読んでいます。
※別にアマゾンでなくても大丈夫です

お陰さまで大幅に荷物を減らすことができました。が、実はいろんな本を入れて持ち歩けるというのが電子化の大きなメリットだなぁと思ってます。Kindleさえ持ち歩けば、その時の気分で読みたい本を読み始めることができるというのがすごく気持ちいいです。

デメリットとしては、Kindleでいくら見やすいといっても、ハードカバーの大きさだと縮小して読むことになるので若干読みづらい時がある、というところと、お値段的な部分(本代+αかかる)、それから若干スキャンに時間がかかる点でしょうか。

Kindleも日本で発売されるという噂がありますが、これを機に電子書籍が買えるようになれば、これらの問題は一気に解決されるんじゃないかと期待しています。

Kindleをこうやって使ってみると、本当に紙の書籍というのは消え去る運命なんだなぁと実感します(もちろん100%とはいかないでしょうけど)。iPodが出てきて、好きな音楽を丸ごと持ち歩ける様になった時みたいな感覚があります。地球にも優しいし、これは不可逆な流れなんだろうなぁと。

なんにせよ、ブックスキャンおすすめです。

ブックスキャン
Amazon Kindle

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世界一周その11ーウユニ塩湖+4500mの高地から星を望む

ウユニ発の2泊3日のツアーへ。まず昨日と同様にウユニ塩湖に向かい昼のウユニ塩湖を見ます。夕日は夕日でいいのですが、昼は真っ青な空と真っ白な雲でまた違った趣きです。この日も少し風がありましたが、それでもきれいに晴れていたので、いろいろいい(おもしろい)写真が撮れました。

定番写真
定番写真
定番トリック写真
定番トリック写真
こんな感じで車で侵入します
こんな感じで車で侵入します
定番ジャンプ写真
定番ジャンプ写真
綺麗に鏡面反射
綺麗に鏡面反射

それから翌日にかけて、周辺にある湖(フラミンゴがいたり、なぜか真っ青だったり真っ赤だったりする)や不思議な岩場や間欠泉、そしてなぜか朽ち捨てられた機関車のあるスポットなどを回っていきます。

標高4500mとは思えない荒野
標高4500mとは思えない荒野
赤い湖、たぶんプランクトン
赤い湖、たぶんプランクトン
間欠泉、柵とかなし
間欠泉、柵とかなし

しかし、圧巻は2泊目の星空でした。標高4500mで空に近いかつ山小屋のようなホテルなので、周りに何もなく、かつてないくらいたくさんの星がクリアに、瞬いて見えました。これだけでも観る価値ありです(寒くて写真撮れず)。

そして3日目は湖の脇にある温泉。まともにシャワーも浴びれなかったので、本当に最高でした。湯温も熱いし、かけ流しになっていて綺麗だし、景色もいい。さすがに4000m超えるとかなり寒いので温まって、すごくよかったです。

湖の畔の温泉から朝日を望む
湖の畔の温泉から朝日を望む
この辺は湖=ラグーナがたくさんあります
この辺は湖=ラグーナがたくさんあります

それから、ボリビアの国境を抜けて、チリのアタカマへ。素晴らしいツアーでした。

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世界一周その10ーウユニ塩湖の夕日を観る

わずか19席しかないAmaszonasの飛行機で、ラパスからウユニへ。今回割りと急ぎ足で旅を進めてきたのは、雨季のうちにウユニ塩湖を観たかったからです。というのもウユニ塩湖は雨季のうちは水が張ってるのですが、乾季には乾いた状態になるからです。そして雨季は一応11月〜2月と言われてたので。

さて、着いたのが15時くらいで、とりあえず旅行代理店に行ってみます。僕は2泊3日でウユニ塩湖を観た後、チリのアタカマに抜けるツアーを使って、チリに行くつもりだったのですが、翌日は少なくとも開催されるという。

どうしようかなと思っていると、日本人カップルが17時から夕日のウユニ塩湖を観に行くので行きませんか? と聞いてきたので、あいのりすることに。すると、2泊3日ツアーと合わせて2回観に行くことになるので、翌日のツアーも申し込むことに。

夕方いよいよウユニ塩湖に出発します(結局増えて8人に)。1時間ほどかけて、塩湖の縁まで行くと、ランドクルーザーでそのまま入ります。塩湖は相当広く地平線まで続いてるのですが、その全面に3cm〜5cmくらいの水が貼っているため、鏡面反射して、他にはない美しい光景になります。

奥の方に行けば行くほど水が綺麗になっていきます。数十分ほど進んで車を止めて、撮影大会に。ウユニ塩湖では風があると完全に鏡面にならないのですが、この日も若干風がありました。しかし、それでも本当に綺麗で、めまぐるしく景色が変わるので、飽きません。テンションあがりまくりまくって、写真を撮りまくりました。

めまぐるしく景色が変わる
めまぐるしく景色が変わる
とりあえずジャンプ
とりあえずジャンプ
みんなでジャンプ
みんなでジャンプ
サンセット
サンセット
ウユニの夜景
ウユニの夜景

夜は非常に運がいいと星が鏡面に写るらしいのですが、この日は曇ってきてそれは適わず。戻ってきて10時。遅いご飯を食べて、就寝でした(ウユニ続く)。

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世界一周その9ーすり鉢の美しい街ラパス

ラパスはボリビアの事実上の首都で、すり鉢上になって美しい街です。ボリビアは南米最貧国らしく、確かにベルーに比べても物価がかなり安い。その代わり、シャワーの出が悪かったり、インターネットがとてつもなく遅かったり。治安もあまりよくないみたいでした(カメラ盗まれたひとも…)。

すり鉢状の街並み
すり鉢状の街並み

ペルーのプーノから国境を抜けて、ラパス市街に入ると、そこら中でひとが水や泡スプレーみたいなのをかけあってました。ホテルのひとによると、ラパスはちょうどカーニバルの最中だとのこと。だから、旅行代理店もレストランも休みだよ、と。それだとウユニ塩湖に行けなくて困るなぁと思ったのだけど、本当にどこも休み。

カーニバルで水かけする人びと
カーニバルで水かけする人びと
旅行者にも容赦なし
旅行者にも容赦なし

さらに、ラパスーウユニ間が雨で道が非常に悪いらしく、通常12時間位のところ17時間かかったという旅人もいたりして、どうしようかと思っていたところ、ラパスーウユニの飛行機があるということで、大人力を発揮し、直接Amaszonasという航空会社のオフィスに行って、チケット購入。

ただ直近のチケットがなかったため、ラパスに4泊することに。せっかくなので、カーニバルを観に行ったり、ボリビアのひとを紹介してもらってご飯を食べたり、ちょっとよいホテルに泊まってみたりしました。日本で打てなかった黄熱病の予防接種を受けようとも思って、Centro Pietroという保健省の施設にも言ってみたのだけどなぜかその日は打てませんでした(スペイン語が分からず)。

カーニバルのパレード
カーニバルのパレード

割りと4泊もしたら、暇かなと思ったのですがそうでもなかったです。さて、次はいよいよウユニ塩湖です。

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