世界一周その31ーイスタンブール再び

パムッカレからどこへ行こうかなと思ったのですが、いくつかやりたいこともあったし、イスタンブールの感じがとても好きになっていたので、いったん戻ることにしました。トルコ航空のサイトみたら、スペシャルオファーで4000円くらいになってたというのもあり。まぁ夜行バスだと2000円くらいなんですが、この価格差なら飛行機でいいかなと。

とはいえ戻ってからも、普通にヴァレンス水道橋とか新市街側を見に行ってみたり、

ヴァレンス水道橋
ヴァレンス水道橋 posted by (C)suadd

新市街
新市街 posted by (C)suadd

ガラタ搭からブルーモスク
ガラタ搭からブルーモスク posted by (C)suadd

ボスポラス海峡クルーズで黒海の方まで行ってみたり、ハマムで垢すりとマッサージしてみたり、

ドルマバフチェ宮殿をクルーズから
ドルマバフチェ宮殿をクルーズから posted by (C)suadd

アナドル・カヴァウの砦から、奥が黒海
アナドル・カヴァウの砦から、奥が黒海 posted by (C)suadd

ケバブとかサバサンド食べたり、結構のんびりでしたが。

船上のサバサンド屋
船上のサバサンド屋 posted by (C)suadd

以前だったらこんだけ時間があったらあそこにも行けたなぁとか思ったりしたのですが、今はまぁまた来ればいいやって思うようになりました。まぁいつ来れるかなんで分からないんですが、のんびり街をふらふらするのも旅のひとつですしね。

ラマダンということもあって、夜、ブルーモスク前やガラタ橋の辺りは、たくさんのひとで溢れかえってました。昼はかなり暑いのですが、夜は気温も下がって風が気持ちいい。そうやってぼーっとしていると、外国人をひっかけてやろうという詐欺師たちがひっきりなしに話しかけてきます。

夜のブルーモスク
夜のブルーモスク posted by (C)suadd

「日本人と韓国人と中国人はワシからしたら区別がつかないけど、どうなんだ」とか「(僕がゲーム作ってたというと)オレもゲーム作りたいから学校に行きたいと思ってる」とかまぁどうでもいい会話してました。最後は必ずビール飲みに行こうってなるんですが、ホテルで用事あるからと行って逃げてました。

スィルゲジ地区、遅くまで賑やか
スィルゲジ地区、遅くまで賑やか posted by (C)suadd

そんなわけで、オリンピック開会式に間に合うようにロンドンへ飛びます。

<TIPS>
・パムッカレから最寄りのデニズリ空港まではシャトルで40〜50分くらいと結構遠いし、30トルコリラもしました(交渉次第でもっと安くなりますが、やむを得ない事情により)。
・サバサンドは、小舟の上で焼いていて、売り子が柵の向こう側で売っています。しかも、ちょくちょく場所が移動するようなのでお見逃しなく。5トルコリラ、かなり美味しいです。
・滞在したのはちょうどラマダンが始まった頃だったのですが、ホテルのハマムが22時以降のみと言われた以外はほとんど何の影響も感じませんでした。まぁ観光スポットばかりだからだと思いますが。
・イスタンブールのトルコ航空ラウンジは二回目なんですが、かなり使いよいラウンジだと思います。ご飯はキョフテからビザからデザートまでなんでもあってかなり美味しいし、荷物を預けるロッカーもあり、もちろんネットも電源もあります。

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世界一周その30ー無造作すぎる世界遺産ヒエラポリス-パムッカレ

カッパドキア/ギョレメからはパムッカレまでは夜行バスの直行便が出ており、割りと楽ちん。20時位に出て朝6時に着きます。バスは意外に快適で、水やコーヒー、パンケーキのサービスもあり、個別TVも着いています。3時間おきくらいに道の駅のようなところで止まるので、トイレや空腹に悩むこともありません。約10時間乗って、2000円弱。安い。

パムッカレは本当に小さな村でどこのホテルをとっても歩いて行けます。そして、その目前にいきなり噂の石灰棚がどどんと唐突に存在しています。石灰棚は本当に不思議で、温泉水が石灰を押し流して縁で固まるので、このような形になるようです。全体に常に水が流れているのが実に不思議です。

パムッカレの石灰棚
パムッカレの石灰棚 posted by (C)suadd

夕方のパムッカレ石灰棚
夕方のパムッカレ石灰棚 posted by (C)suadd

パムッカレ石灰棚、ここは人が入れないところ
パムッカレ石灰棚、ここは人が入れないところ posted by (C)suadd

しかも、その世界遺産の中に浸かれてしまうというのがすごい。深いところは結構深いので、欧米人中心にみんな水着で来て浸かっています。そんなに熱くないので、温水プールみたいな感じで。どうやら石灰棚の上にある温泉(日本人的感覚としては温水プール)で着替えて、浸かりに来ているようです。浸かってないひとの方が少数派です。

石灰棚で温泉する人たち
石灰棚で温泉する人たち posted by (C)suadd

さらに石灰棚の上にはヒエラポリスという古代都市の遺跡もあります。円形劇場などは非常に状態がよくて、座ってぼーっとしていると当時の情景が浮かんできます。その他は結構崩れたりしているのですが、何か手当てをされるわけでもなく道端にゴロゴロと遺跡が転がっています。たぶん土から発掘されたものだとは思うんですが。。かなりダイナミックです。

ヒエラポリスの円形劇場
ヒエラポリスの円形劇場 posted by (C)suadd

ヒエラポリス、遺跡がゴロゴロ
ヒエラポリス、遺跡がゴロゴロ posted by (C)suadd

パムッカレは、石灰棚にしてもヒエラポリスにしても世界遺産なのに無造作すぎておもしろかったです。恐らくどっかのタイミングで入ったりできなくなっちゃうような気もしますので、早目に行っておく方がいいんじゃないかなと思いました。

後、パムッカレ村にはたくさんのホテルがありますが、プールやハマムがついているホテルも多くあり、しかもかなりリーズナブルです。正直言って、石灰棚とヒエラポリスは3,4時間もあればひと通り観られるのですが、昼はホテルでのんびりするのは悪くないと思います。特に夏の日中はほとんどリゾートのような暑さなので。。

パムッカレの夕日
パムッカレの夕日 posted by (C)suadd

というわけで、いったんイスタンブールに戻ります

<TIPS>
・地球の歩き方などだとカッパドキアからパムッカレに行くにはデニズリに行ってからバスでというようなことが書いてあるのですが、現在は直行の夜行バスが出ています(少なくともギョレメからは)。チケットは45トルコリラ(2000円弱)程度。20時に出て6時半くらいにつきました。
・一部ホームページでは、デニズリからイスタンブールは夜行列車が快適というようなことが書いてあるのですが、現在は運休しているようです
・石灰棚+ヒエラポリスへのチケットは1回使いきり20トルコリラです。パムッカレ村側からあがるとものすごい坂道を登る感じになるので、ヒエラポリスの北門側まで行って、そこからヒエラポリスをまず観て、温泉に行き、それから降るのがベストだと思います。さらに言えば、夕方17時くらいから行って、ヒエラポリスを観て、温泉に行き、石灰棚で20時過ぎくらいから石灰棚で夕日を観るのがベストだと思います。昼はめちゃくちゃ暑いので。。

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世界一周その29ー気球からカッパドキア

イスタンブールからカッパドキアまではバスで行こうかと思っていたのですが、飛行機を調べたらトルコ航空でも1万円程度で行けそうだったので、無理せず大人力を発揮します(ちなみに格安航空会社だと3000円程度でもありそう)。ホテルも前日にとったにも関わらず、迎えを手配してくれて素晴らしいホスピタリティ。

ホテルはいわゆる洞窟ホテル、せっかくなので。しかし、この辺(ギョレメ)には洞窟ホテルが山ほどあるようです。カッパドキアの辺りには石がニョキニョキと立っていますが、これは全体が浸食されて固い部分だけが残ったかららしいです。しかし、その石もすごく固いというわけではないので、昔から人は石を削って家にしてました。

洞窟ホテル
洞窟ホテル posted by (C)suadd

カッパドキアもイスタンブールと同じく暑いのですが、石の中はすごくひんやりとして涼しい。合理的に考えて、そりゃ掘るでしょうという感じ。

ツアーは、エリアごとにレッドツアー、グリーンツアーなどと分かれていて基本的にどこのツアー会社でも内容はあまり変わらないっぽい。着いたのが夜遅かったので、ホテルに頼んでブッキングしてもらったので少し高めについたかもしれませんが、ガイドさんが結構よかったので、そのまま次のツアーも頼んでしまいました。

ウチヒサール城
ウチヒサール城 posted by (C)suadd

パシャバー地区のゼルベの谷
パシャバー地区のゼルベの谷 posted by (C)suadd

デリンクユ地下都市、広いところは広い
デリンクユ地下都市、広いところは広い posted by (C)suadd

しかし、なんといってもハイライトは気球ツアー。朝4時半から気球に乗って日の出を見つつ、カッパドキアの雄大な自然を堪能しました。暑くも寒くもなく風もなかったので超快適でした。気球ツアーがカッパドキアの売りになっているだけあって、無数の気球がほぼ同時に離陸し、その無数の気球自体がカッパドキアの不思議な景観と重なって、さらに幻想的な景色になるという好循環が形成されています(笑)。素晴らしかったです。

気球、実はかなりでかい
気球、実はかなりでかい posted by (C)suadd

出発直後の無数の気球
出発直後の無数の気球 posted by (C)suadd

気球、高いところから
気球、高いところから posted by (C)suadd

気球、日の出後
気球、日の出後 posted by (C)suadd

気球、鳩の谷、かな?
気球、鳩の谷、かな? posted by (C)suadd

後、その後なんとなく入ったレストランで、ポッタリー・ケバブというのをなんとなく頼んでみたのですが、これが大当たり。素焼きの壺の中にシチューのような感じで肉が煮こんであり、周囲を刀でトントンと叩いていくと上部が取れます。それをご飯やパンにつけて食べます。調べたらカッパドキア名物だそうで、翌日も食べに行ったくらい、ほんと美味しかったです。

ポッタリー・ケバブ
ポッタリー・ケバブ posted by (C)suadd

そんな感じで、割りとのんびりしつつ噂の石灰棚パムッカレに向かいます。

<TIPS>
・カッパドキアまではカイセリとネシュヴィルという二つの空港が使えます。そこそこなホテルでは送迎サービスを15トルコリラくらいで用意してくれるようです。カイセリの方だと格安航空会社が乗り入れており、イスタンブールから3000円くらいで飛べるようです。バスならもっと安く行けます。
・気球ツアーはなぜかユーロ払いで150ユーロ。他もそれより少し高いくらいでした(たぶん)。
・ギョレメは非常に小さい街で端から端まで歩いても10分足らず。バス停(オトガル)も郊外でなくど真ん中にあります。ネシュヴィルは通過しただけですが、ショッピングモールなどもあり結構大きな街のようです。

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世界一周その28ーイスタンブールで浮かれて忘れ物

2ヶ月強のインターバルを経て、イスタンブールから残り世界半周を再開しました。

イスタンブールは思ったより全然都会でした。道路も公共交通機関も整備されているし(タクシーはメーター制)、街中も綺麗だし、インターネットも結構速い。

洗練された旧市街
洗練された旧市街 posted by (C)suadd

ファーティフ・ジャーミィと夕日
ファーティフ・ジャーミィと夕日 posted by (C)suadd

夜のイェニ・ジャーミィ
夜のイェニ・ジャーミィ posted by (C)suadd

金角湾
金角湾 posted by (C)suadd

それから、すごくコンパクト。旧市街のブルーモスク、アヤ・ソフィア博物館、トプカプ宮殿、グランドバザールなんかは徒歩でいけるし、新市街のドルマバフチェ宮殿も路面電車で一本。街中は活気があって、夜でも路面店が開いていて、ひとがたくさん歩いているし、すごく安全な印象。

ブルーモスク
ブルーモスク posted by (C)suadd

ブルーモスク内部
ブルーモスク内部 posted by (C)suadd

アヤソフィア博物館内部
アヤソフィア博物館内部 posted by (C)suadd

トプカプ宮殿のパフォーマンス
トプカプ宮殿のパフォーマンス posted by (C)suadd

トプカプ宮殿からボスポラス海峡を望む
トプカプ宮殿からボスポラス海峡を望む posted by (C)suadd

ドルマバフチェ宮殿
ドルマバフチェ宮殿 posted by (C)suadd

個人的に、モロッコのような乾燥して砂っぽくて殺伐とした雰囲気かと思ったら全然そんなこともなくて、すごく申し訳ない気持ちになりました。まぁよく考えれば、中東とヨーロッパの間の超重要ポイントだし、元東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルだから当たり前なんですが。

グランバザール。綺麗、液晶ディスプレイまである
グランバザール。綺麗、液晶ディスプレイまである posted by (C)suadd

地下宮殿、水を貯めていた
地下宮殿、水を貯めていた posted by (C)suadd

そして、ご飯も美味しい。意外なのは野菜とかフルーツまですごく美味しい。かつ値段はリーズナブル。レストランも屋上にあったりして、ボスポラス海峡とかモスクを観ながら食事やお茶ができます。

カフェの屋上からブルーモスク
カフェの屋上からブルーモスク posted by (C)suadd

ちなみにこの時期の気温は結構日差しが強くて暑いのですが、日陰に行くと全然涼しい感じ。最高です。

そんな感じで浮かれていたら、レストランにカメラレンズを置き忘れるという大失態。翌日朝行ってみると、きちんと保管してもらってました。オーナーみたいなおじさん(トルネコ似)にチップを渡そうとしたら要らないと言われ、コーヒーをおごってやると言います。なんて親切な。最後に支払おうとしたけども、受け取ってもらえず。。トルコ人かっこよすぎる!

忘れ物したレストラン、美味しかった
忘れ物したレストラン、美味しかった posted by (C)suadd

そんなんで、一気にトルコ好きになりつつ、カッパドキアに向かいます

<TIPS>
・1トルコリラは約43円
・空港から旧市街or旧市街から空港までのタクシーはお釣りくれない。46,7トルコリラで実質50トルコリラ。
・屋台で1.5トルコリラで売ってる焼きとうもろこしはパサパサしていて美味くない(たまたまかも)
・ブルーモスクとアヤソフィア博物館の前辺りは詐欺師がたくさんいる。「写真撮ってくれないか」が多いっぽい。僕は、自称キプロスから来たというおじさんに1,2時間ほど街案内してもらい、ビール飲んで帰りました。まぁ話はおもしろかったです。
・路面電車のTramvay(トラムヴァイ)は本数が多くてかなり便利。1回2トルコリラ。チケット売場が入口からちょっと離れたところにあるので要注意。

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世界一周の持ち物(最終版)

さて、いよいよ明後日から残り世界半周に出かけます。

前回旅の途中に書いた世界一周1ヶ月後に考える世界一周の持ち物を参考に準備をしたら、レッグポーチ、速乾性バスタオル、水で溶けるポケットティッシュ買ったくらいで準備終了。あっけなすぎる。。一応、今回のまとめを下記につけておきます。

次は、中東、北ヨーロッパ、アフリカ、インド中心に3ヶ月ほどで周ります。このブログやFacebook辺りで更新していきます。

前回の様子はこちら

■世界一周の持ち物(最終版)

▼一般
・パスポート
・国際運転免許証
急遽、運転したくなることがあるので。東京なら都庁で1,2時間で取れます
・海外用財布
・クレジットカード2枚、国際キャッシュカード2枚、キャッシュ(ドル、ユーロ)
意外と知らない海外で現地マネーを一番お得に手に入れる方法参照
・レッグポーチ(足首などに隠せるサイフ&パスポート入れ)
NEW! これで貴重品を守ります
・濡れマスク
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・サングラス
今度は無くさない
・衣類圧縮袋
・石鹸
・爪切り
・日焼け止め
・虫よけスプレー
・薬類(胃腸薬、風邪薬、痛み止め、持病薬、絆創膏など)
前回大活躍だったため
・水で溶けるポケットティッシュ(6パック)
・ジップロック少々
・アルミレスキューシート
・ワイヤーロック×2
・名刺少々
・地球の歩き方(一部)
・自己証明写真
VISA取得などで必要になるらしい
・歯ブラシ&歯磨き粉
基本ホテルにはないので買うしかないが質のいいものはなかなか売ってない

▼衣類系
・ダウンジャケット(小さく圧縮できるもの)
・ヒートテック上下
・帽子
・アウター少々
・長袖シャツ
・ジーンズ&スラックス
・Tシャツ×5
・下着×5
・靴下×5
・レインコート
・水着
・サンダル
暑かったりビーチのあるところではないと非常に不便
・速乾性バスタオル
NEW!! あると便利そうなので
・タオル

▼電子機器系
・MacBook Air 13.3インチ
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・iPhone
今回はiPhoneのみに挑戦。まぁ壊れたらAndroid買えばいいかという割切り
・Kindle
世界一周番外編ー本を電子化して持ち歩く参照
・デジタル一眼レフカメラ(Nikon D7000+標準ズームレンズ+単焦点レンズ)
・USBメモリ 32GB(防水防塵)
バックアップ用に大活躍
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・電動髭剃り
・海外プラグ変換アダプター
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・分配アダプター
変換アダプターだけだと1つしか充電できないので必須
・LEDライト
ツアーなどで山小屋みたいなところに泊まることもあるので
・イヤホン

▼バックパック
・地球の歩き方オリジナル エディターズキャリーバックパックJr II
荷物は少なめなので、48Lで十分。重さは10キロ前後
・サブリュック

▼今回は持って行かない
・部屋干し用洗剤
・インスタント味噌汁
・カメラ三脚
・速乾性パンツ&タオル(速乾性バスタオルは持っていく)
・バックパック盗難防止カバー
・Android端末
・ガラケー

ご意見、ご感想大歓迎です。いろいろ教えてください!