お金のことだけではない「お金が教えてくれること」

家入さんが金持ちになって激しく使って、それでお金が教えてくれたことのまとめ。僕もお金って「選択肢の違い」なのかなと思います。時間とか快適さとかが買える。でも僕は身体が弱いのでそれだけでもとてもうれしい。無理しなくて済むから。

ただこの本で改めて一番思ったのは、家入さんがとにかく常にいろいろ考えて、チャレンジしているんだなぁということです。普通自分のスタイルを見つけたらずっとそのやり方を続けたくなるものだと思います。僕もそれじゃいけないと思って、世界一周とか意識的にまったく違うことをしてるつもりですが、なかなか家入さんほど変わるのは難しい。

しかもそれで、LivertyのBASEみたいに結果が出始めてるからすごい。僕も周りに刺激を与えられるようにがんばろうと思いました。とりあえず今作ってるアプリを出すとこから。

<抜粋>
・時間がないと、何かに追われるばかりで立ち止まって考えることができない。思考停止して、よくないループに入ってしまう。どこかで断ち切らないと、ずっと思考停止のまま、何かに追われるだけの人生になってしまう。じゃあ、どこかで断ち切るっていっても、それを考える時間もなくて、もう本当に負のループ。
・お金の「ある・ない」の違いって、人生における取り得る選択肢の違いかもしれない、と改めて思う。「何かをやりたい」とか「何かが欲しい」と考えた時に、その取り得る選択肢が違うだけ。 例えば、お金があることで「時間を買える」 移動する時に「タクシー」という選択肢ができる。
・飲み代がとにかくすごかった。その時、毎月の飲み代が2000万円。今から考えるとすごいよね。その時はもう単純に、毎日毎日経営者の友人をたくさん集めて、女の子を呼んで、高いお酒をガンガン頼んで、音楽をバンバンかけて、毎日がパーティーだった。
・だけど、僕はフォロワーや世間的な評価を、何もせずに手に入れたわけではない。いろいろ僕が前のめりで活動してきた結果、応援してくれる人たちを見つけてきたし、そうやって評価につなげてきた。これは僕が自分の力で勝ち得た、大切な財産だ。
・まだ構想中だけど、Livertyでは学校を作りたい。従来の高校とか大学とかで学べなかったような、発想のところから一緒に考える授業。ウェブデザインの技術的なことやビジネスだけを教えるのじゃなくて、発想法やモノづくりの考え方から教える。
・勝者になると天狗になって、変なプライドができそうなものだけど、会社のことでいくら自信が持てても、さっきも言ったようにコンプレックスがあるせいで、僕は僕自身のことにずっと自信がないままだ。そういう意味では、おかげで勘違いせずに、いいバランスを持ててるのかもしれない。
・カフェを始めてお金があった当時、飲みに行ってポンポンお金を使うと、周りが僕のことを「金持ち」として見てくれるのが気持ちよかった。お金のなかった小さい頃の僕が、満たされるような気がした。友人を呼んで支払いは全部僕が出す。知らない人の分まで払った。もう、ただ「金持ち」の優越感に浸りたいためにやっていた。

近況と求人とイベント告知

株式会社コウゾウ
株式会社コウゾウ posted by (C)suadd

さて最近は新会社で、アプリ開発に忙殺されています。

オフィスを太河さんとバタラさんのEastVenturesのオフィスの中においているため、僕がベンチャーキャピタリストとして投資しているのかと思っている方もいるようですが、思いっきりベンチャー経営です。

バリバリ毎日出社してオペレーションもゴリゴリやってます。いまはフルタイムは4人で、他はアルバイト/インターンだったり現職にありながら手伝ってもらっています。

「久しぶりに仕事してみてどう?」というのもよく聞かれますが、昨年は世界一周していてインプット(消費)をするばかりだったので、何かをアウトプットする、というのが「作ってる!」って感じがしてとにかく楽しいです。

まぁ昨年ののんびりとした時間は懐かしいと稀に思ったりもしますが、やっぱり基本的には何かを作ってる方が楽しいし、好きなんだなぁと実感しています。

それで本題なんですが求人です。

・むちゃくちゃできるiPhoneアプリエンジニア(正社員)
・フルタイムで働けるインターン(時給制)

を募集してます。これ以外の職種でもとにかく優秀なひとを求めてます。自らを優秀だと思う方、ぜひご検討を。詳細は求人情報をご覧ください。

いずれにしても本当にベンチャーの立ち上げに関われるなかなかない機会なんじゃないかなと思いますので興味のある方はぜひご応募ください。

それから来週二本ほど登壇イベントがありますのでよろしければどうぞ。

3/11(月):わせだのわ勉強会オフィスアワー:第2回テーマ「起業」
3/14(木):新日本アントレプレナーサミット 2013

というわけでまた