世界一周番外編ー本を電子化して持ち歩く

世界一周に行くにあたって「地球の歩き方」とか読みたい本を全部持っていくわけにはいかないので、前々から興味があった電子書籍化をしてみました。といっても、自炊(自分で裁断してスキャンすること)するほど時間があるわけではないので、自炊代行業者に頼みました。

いろいろ調べたところ昔から知り合いの大木さんがやっているブックスキャンが、他に比べて圧倒的にクオリティの高いサービスを展開していることが分かったので、ブックスキャンに頼むことにしました。

ブックスキャンのサイトを見ると、1冊100円、ただ今は混み合っていて数ヶ月待ち、みたいに書いてあるのですが、月額9,980円のプレミアム会員になると、50冊まで1週間以内にスキャンしてくれます。さらに以下のサービスが無料でついてきます。

・文字を埋め込んでくれるOCR付き(通常100円)。
・PDFの名前を本のタイトルに変更してくれる(通常50円)
※これがないとタイトルを自分で付け直さないといけないので非常に不便
・各KindleやiPhone、iPad向けに最適化する変換(自動)をすることが可能
※プレミアムでなくてもできますが、作業優先されます

僕はたまたま昔Amazon Kindle3を買って放置していたのですが、MacBookに繋いで、Kindle3用に変換したPDFをKindle3にコピーして使っています。電池はとてつもなく持つし、iPadみたいにバックライトがあるわけではないので、非常に眼に優しいです。

何冊か試して十分使えることが分かったので、積ん読していた本と滞在する国の「地球の歩き方」をダンボールに詰めて、ばしばし送ったところ1週間で電子書籍化してもらえました。

さらに素晴らしいのは、アマゾンからブックスキャンに直送することができる点。僕は世界一周に出かけてからも、気になった本をアマゾンで注文して、電子書籍化してもらって、Kindle3で本を読んでいます。
※別にアマゾンでなくても大丈夫です

お陰さまで大幅に荷物を減らすことができました。が、実はいろんな本を入れて持ち歩けるというのが電子化の大きなメリットだなぁと思ってます。Kindleさえ持ち歩けば、その時の気分で読みたい本を読み始めることができるというのがすごく気持ちいいです。

デメリットとしては、Kindleでいくら見やすいといっても、ハードカバーの大きさだと縮小して読むことになるので若干読みづらい時がある、というところと、お値段的な部分(本代+αかかる)、それから若干スキャンに時間がかかる点でしょうか。

Kindleも日本で発売されるという噂がありますが、これを機に電子書籍が買えるようになれば、これらの問題は一気に解決されるんじゃないかと期待しています。

Kindleをこうやって使ってみると、本当に紙の書籍というのは消え去る運命なんだなぁと実感します(もちろん100%とはいかないでしょうけど)。iPodが出てきて、好きな音楽を丸ごと持ち歩ける様になった時みたいな感覚があります。地球にも優しいし、これは不可逆な流れなんだろうなぁと。

なんにせよ、ブックスキャンおすすめです。

ブックスキャン
Amazon Kindle

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