2009年の本

あけましておめでとうございます!
昨年もいろんなことがあって楽しかったです。今年も楽しく行きたいと思います。

さて、2007年の本2008年の本に続いて、2009年の本ですが、昨日まとめようと思ったらまとめられず、、

しかし、こう眺めてみると2009年の本は特に豊作だったと思います。「芸術起業論」「ブラック・スワン」「この世でいちばん大事な「カネ」の話」の三冊は特に素晴らしくて、世界の見方が変わる傑作です。ぜひ手に取ってみてください。

この他にもいい本がたくさんあったのですが、途中でブログを変更した関係で、本・芸術カテゴリ旧ブログに分かれてます。よろしければどうぞ。

ほんと今年もいい本を読みたいものです。

  1. 1位.芸術起業論/村上隆
    村上隆の世界的成功から日本人がどのように世界でやっていくべきかのヒントが。傑作すぎて、いろんなひとにプレゼントしました。
  2. 2位.ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質/ナシーム・ニコラス・タレブブラック・スワン[下]
    2008年の1位「まぐれ」の著者タレブが、世の中の不確実性を独特のシニカルな世界観でぶった切る傑作。今の不確実な世の中で生きるひとには必読本と思います。
  3. 3位.この世でいちばん大事な「カネ」の話/西原理恵子
    タイトル通り漫画家西原理恵子が自らの貧困とその後の成功と転落、再生からお金とは、働くとは、才能とは何かを描いた傑作。特に若いひとに読んで欲しいです。
  4. 4位.たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する/レナード・ムロディナウ
    偶然性とは何かだけでなく、偶然の成功を引き寄せるためにどうすればいいかまで踏み込んでいます。「ブラック・スワン」と合わせて読むのがオススメ。
  5. 5位.日本の10大新宗教/島田裕巳
    日本人にとっての宗教とは何かを描き出しており、宗教観が変わります。
  6. 6位.迷惑な進化–病気の遺伝子はどこから来たのか
    常識を覆す最新の進化医学に触れることができる知的興奮度の高い良作。
  7. 7位.堕落する高級ブランド/ダナ・トーマス
    各高級ブランドのルーツを描き、さらに現在のH&Mのようなファスト・ファッションへの流れまで。ブランドとは何かを考えさせれます。
  8. 8位.予想どおりに不合理–行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」/ダン アリエリー
    経済学の常識「全員が合理的に行動する」というのを真っ向から否定。最初にスタバに入ったとき高いと思わなかったか、などドキッとすることがたくさん書かれてます。
  9. 9位.ヤバい社会学/スディール・ヴェンカテッシュ
    社会学者の卵がアメリカと言う豊かな国のスラムへ潜入して、驚くべき実態を明らかにするドキュメント。
  10. 10位.ケータイ小説的。—-“再ヤンキー化”時代の少女たち/速水健朗
    社会学的アプローチで(特に)日本の地方で何が起きているかに迫る。東京がすでに憧れでなくなってしまっているという衝撃。