ペトラ遺跡のワディムーサからアンマン経由でイスラエルのエルサレムへ。
アンマンからは、ヨルダンとイスラエルの国境キングフセイン橋まで行き、国境を超えてからエルサレムまでミニバスで向かいます。しかし、着いたところはエルサレム郊外。よく分からないままさらにバスに乗り継ぎなんとかエルサレムへ到着しました。
エルサレムは、ユダヤ教の嘆きの壁、キリスト教の聖墳墓教会、イスラム教の岩のドームがあり、三宗教の聖地という特異な街です。
聖墳墓教会。イエスが磔にされたゴルゴダの丘とされる場所に建つキリスト教の聖地 posted by (C)suadd
聖墳墓教会のイエスの墓。参拝客が行列をなす posted by (C)suadd
聖墳墓教会にある「世界の中心」。手をかざす posted by (C)suadd
聖墳墓教会のイエスの亡骸に香油を塗ったとされる大理石版 posted by (C)suadd
岩のドーム。エルサレムで一番目立つ posted by (C)suadd
エルサレム旧市街の嘆きの壁。ユダヤ教の聖地 posted by (C)suadd
ダビデの塔。搭というか要塞でヤッフォ門の隣で景観がよい posted by (C)suadd
完全に城壁に囲まれた旧市街は、アルメニア人も含めて大きく四区画に分かれていますが、街を歩いていても様々な歴史的な建築物、家、お店が混在し、かつ観光客も多いため、ごちゃごちゃな感じです。
オリーブ山から旧市街を望む。完全に城壁に囲まれている posted by (C)suadd
旧市街のダマスカス門。もっとも大きい posted by (C)suadd
建築物はもはやすべてが有機的に繋がっていて、どこで区切れているのかよく分かりません。エルサレムが、国や宗教にとって最も重要な都市だからゆえに、何千年も数々の戦火に巻き込まれたことを考えると、ものすごい感慨深いものがあります。
エルサレム旧市街ダマスカス門の少し内側。賑わっている posted by (C)suadd
僕が滞在した時は、たまたまユダヤ教の新年前後だったのですが、現在イスラエルがユダヤ教のため新市街はトラムも動いておらずほとんどの機能が停止していましたが、旧市街は嘆きの壁に参拝するユダヤ人も含めて活気がありました。が、新市街はマーケット以外のほとんどの店が休みで機能停止状態。
ちょっと観光には不便なところもありましたが、歴史的に非常に興味深い街で訪れてよかったです。
新市街のマーケット。ユダヤ教の大晦日でもここだけは賑わっていた posted by (C)suadd
オリーブ山から旧市街。中央が岩のドーム posted by (C)suadd
次は、エルサレム拠点にパレスチナ自治区、死海、テルアビブへ行きます。
<TIPS>
・9月のエルサレムは日中は強烈な日差しで暑いですが、日陰は割りと涼しく、夜は少し冷えて長袖が必要な時もありました。
・イスラエルの入出国履歴があると、アラブ諸国で入れない国が出てきてしまいます。が、キングフセイン橋を使えば、入出国印を別紙に押してもらうことで出入国履歴をなしにすることできます。
・キングフセイン橋からイスラエルに入国した地点の両替所がやっていませんでした。恐らくヨルダン通貨でもミニバスに乗れると思いますが、ヨルダンで両替していった方がいいかもしれません。
・イスラエルの物価は非常に高いです。日本と同等かそれ以上。まぁエルサレムは観光の街だからかもしれませんが。
・金曜午後から土曜はユダヤ教の安息日で、ユダヤ教国家であるイスラエルでは、ほとんどのお店やなんと交通機関までも停止します。できるだけ避けた方がよいです。土曜21時くらいからお店は復活してきます。
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