面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。
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ほっかほっか亭を義兄と共に立ち上げ、その後フレッシュネスバーガーを立ち上げた栗原氏が自らを振り返りながら、起業や仕事について語った本。経験に裏打ちされた起業や仕事への考え方は非常に勉強になります。考え方は非常にスマートなのですが、肩肘がはっていなくて自然体な人柄がにじみ出ていて、すごくいいなぁと思いました。何カ所か「若い人は」な話がありそれだけちょっと気になりましたが、若い人への期待感なのかなと思いました。
- (どうしていつも楽しそうに仕事をしているのかと問われて)仕事をしている以上、必ず何かの問題にぶち当たるのだが、一言でいえば、その問題自体を楽しむこと。それが一番、手っ取り早くて、ブレないやり方だと僕は思う。 「旅行など遊ぶことで解消しても、仕事の魅力は変わらない」と。これは確かにそうだなぁと思います。逆に言うと、そういうプロセスを楽しめる人の方が起業には向いているのでしょうね。
- (フランチャイズで多店舗展開するときのメリットについて)なんといっても自分の提案する店舗、文化を世の中の多くの人に利用してもらえるという"ロマン"だ。 「ロマン」ってすごくいい言葉だなと。そうそうまさに自分も「ロマン」のために仕事をしているのだった!と思いました。
- (質問されて嫌な人はいない)もしあなたにも部下がいるなら、そのことがわかるはずだ。いろいろと質問してくる部下は、基本的に仕事熱心なのだ。こちらがアドバイスしたことを素直に聞いている姿を見ると、つい目をかけてしまうようになる。次第に先輩に可愛がられるようになるという意味でも、質問は大事なことなのである。 だんだん自分に自信を持ってくると質問をするのが恥ずかしくなってきます。もっと積極的に勉強していこうと思いました。
- (昔は資料を探すのも、荷物一つ出すのも大変だった)今は何をするにも手間がかからなあい。やる気さえあればあらゆる知識をインターネットを使って簡単に入手できる。(中略)今の環境にありがたみを感じられるかどうか。そこが問われているということを言いたいのだ。あなたが今置かれている環境のありがたさに気づきさえすれば、それを利用していくらでも自分の知識や活動のフィールドを増やすことができるはずだ。 先日の話でもないですが、世の中どんどん便利になっていることは忘れがちで、日々「今の環境にありがたみを感じられる」世界観というのはポイントだと思います。
- (アイデアが出なくなったとき)夜な夜な先端スポットで遊んでいたら、ちょうど一週間くらいたった時、まるで憑き物が落ちたように、以前の感覚が戻ってきたのだ。(中略)「遊び」にはおカネも体力も必要だが、アイデアを生むにはそれらの投資が欠かせない。ちょっと怠っていると、世の中がわかならなくなり、やがてアイデアが枯渇してしまう。 すごくそう思います。もちろんこもってやる時期も必要だと思いますが、僕も遊びは投資だと思って必死でやってます。