世界一周その52ーブッダが悟りを開いた仏教の聖地ブッダガヤー

ごちゃごちゃなバラナシを後にして、ブッダが悟りを開いた場所として有名で各国の寺院が集まるブッダガヤーに向かいます。ここに行くには、バラナシから電車で3時間半ほどかけてガヤーという街に行き、そこからブッダガヤーまでリキシャで行きます。

案の定ここも16キロで200ルピー(298円)でカルテルが結ばれており、流しを捕まえて100ルピーで行ってもらいました(それでも現地人よりは高いですが)。

ブッダガヤーは少し南ということもあってか結構暑く、日中は動く気がしないので、夕方や朝行動することにします。

ブッダガヤー市内、非常に小さい
ブッダガヤー市内、非常に小さい posted by (C)suadd

見どころは、ブッダが悟りを開いたという場所に建つマハーボディー寺院。ここは無料で入れる上(カメラ持込代20ルピー)、裸足で入るためか非常に綺麗に整備されてます。そして、世界各地からお坊さんや仏教徒が集まってきており、あらゆるところで念仏を唱えたり、瞑想していたりします。

マハーボディー寺院で念仏を唱えるひとびと
マハーボディー寺院で念仏を唱えるひとびと posted by (C)suadd

マハーボディー寺院。夕日に照らされて美しい
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ブッダが悟りを開いたマハーボディー寺院の裏の菩提樹
ブッダが悟りを開いたマハーボディー寺院の裏の菩提樹 posted by (C)suadd

個人的には、仏教と神道を信じているので、その光景はグッとくるものがありました。

しかし、本堂にあるブッダ像を観るため列に並んでいると、後ろの観光客が押してきたり、僕の前にいた中国人が中国元を寄付しているのを見て、せびったりしていて、さらに袈裟を来た案内詐欺師もいたりして、大変残念な気持ちになりました。

マハーボディー寺院のブッダ像
マハーボディー寺院のブッダ像 posted by (C)suadd

夜のマハーボディー寺院。たいへん幻想的
夜のマハーボディー寺院。たいへん幻想的 posted by (C)suadd

しかし、そんな中でもお坊さんたちは静かに念仏を唱え、瞑想していて、仏教はやはりいいなと思ったりもしました。

マハーボディー寺院。素晴らしく整備されている
マハーボディー寺院。素晴らしく整備されている posted by (C)suadd

マハーボディー寺院の裏。ここでブッダは悟りを開いた
マハーボディー寺院の裏。ここでブッダは悟りを開いた posted by (C)suadd

ブッダガヤーには、ブッダが6年間苦行を行なっていたほこらや、悟りを得られず、降り立ったスジャータという娘から乳粥供養を受けたというセーナー村、トトロの木と呼ばれる大きな菩提樹など、いろいろ見どころがあります。しかし、この辺りは結構遠いので、僕はその辺にいた日本語ペラペラのおじさんに声をかけてバイクで連れて行ってもらいました。ほんとはよくないんだろうけど。。

ブッダが6年間苦行をおこなったほこら
ブッダが6年間苦行をおこなったほこら posted by (C)suadd

ブッダのほこら。ろうそくがあるからか蒸し風呂状態
ブッダのほこら。ろうそくがあるからか蒸し風呂状態 posted by (C)suadd

巨大な菩提樹
巨大な菩提樹 posted by (C)suadd

途中、本当に貧しくて、電気も通ってない村を通ったのですが、それでも周りは田んぼが広がっていてすごく美しい光景でした。インドの田舎は昔はこういう感じだったのかもしれません。もちろん究極に貧しく、学校もないようなところなのですが。バラナシやデリーのような都市とはまったく違う生活がここにはありました。

後、ブッダガヤーには中国寺、ブータン寺、タイ寺など各国のお寺があり、日本寺もあります。

ブータン寺。なぜか子どもがいっぱい
ブータン寺。なぜか子どもがいっぱい posted by (C)suadd

大仏。結構でかい
大仏。結構でかい posted by (C)suadd

日本寺では早朝と夕方に座禅を行なっており、僕も朝5時から参加してみました。参加者は僕ひとり。逆に落ち着けてよかったです。悟りはギリギリのところで得られませんでしたが(苦笑)。

日本寺。まさに日本的な美しさと静けさ
日本寺。まさに日本的な美しさと静けさ posted by (C)suadd

日本寺。さすがに畳ではない
日本寺。さすがに畳ではない posted by (C)suadd

その後、コルカタまで電車で行こうと思っていたのですが、エアコン付きの席が空いておらず断念。飛行機でデリーに戻りタイへ向かいます

<TIPS>
・バラナシの適当なインターネット屋でチケットを取ってもらったらエアコン無しのスリーパークラス(寝台)で、かつ電車が大幅に遅れ(2.5時間くらい)、ものすごい疲れました。数百円しか変わらないんだったらエアコン有りがよかった。。
・ガヤーからブッダガヤーまでは一応バスもあるようです
・ブッダガヤーにはレストランがすごく少なくて食事に苦労しました。フジヤ・グリーン・レストランというところが割りときちんとした日本食が食べれてよかったのですが、エアコンがないのでとにかく暑かったです。

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