世界一周番外編ーSIMロックフリーiPhone購入記(スペイン編)

ガラパゴス諸島でガラパゴスケータイの逆襲にあい、iPhone 4Sを水没死させてしまいました(冗談です、すべて自分が悪いです)。念のためにAndroidは持って来ているし、どうしようかなと思ったのですが、どうせ日本帰っても使いたいだろうし、次のiPhoneはしばらくは出なそうなので、思い切って購入することにしました。

まず、エクアドル/キトでアップルストアがあると言われてショッピングモールに行ったら、単なる正式リセラーでした。それでも買えれば満足だったのですが、16Gモデルしかなくかつ1040ドルもするといいます。16Gだと、写真やら音楽やらが全部入れられなくなるし、アメリカだと649ドルだしなと考えてパスしました。

次に南米からモロッコへの経由でスペイン/マドリードで一泊だけするためこの機会を狙います。早速近くのデパートに行ってみたところ各キャリアの携帯がたくさん売られていたのですが、残念ながらiPhoneは契約が必須だといいます。アップルストアはちょっと郊外にあるし、すでに7時を過ぎていたし、アップルのウェブ上ではスペインはシムロックな国になっていて、確実に買えるか分からなかったので、もはやiPod Touchで妥協しようかとも思ったのですが、せっかくなのでタクシーで行ってみることにしました。

郊外のCentro Comercial Parquesurというショッピングモールまではタクシーで18ユーロ(約1920円)払って行き、アップルストアに駆け込みます。そしたらビンゴで、iPhone 4Sだけでなく、新iPadすらSIMロックフリーで売られてました。値段も64GBで799ユーロとたぶんユーロ圏では標準価格なので、早速購入。

しかも、スペインでは、タックスリターンがあって81ユーロ戻ってくると言います。手続きだけアップルストアでしてもらいます。しかし、タックスリターンするためには出国するまで開封できません。僕の場合はトランジットなので翌日まで待てばよく、待つことにします。

空港では、タックスリターン手続きの窓口でハンコを押してもらい(税関承認印)、Global Blueとかいう窓口に行くと、キャッシュで返してもらうことができました(他にクレジットカードなども選択可能)。

早速、ラウンジでアクティベーションを試みますが、SIMカードが必須と言われます。やむなくソフトバンクのSIMカードを入れると無事アクティベーションできて、MacのiTunesに繋いて、リカバリ開始。

しかし、リカバリにはかなり時間がかかり、フライトの時間が来て一旦停止。機内で1.5時間くらいかけて復元しました。最後にバックアップした1週間前まで巻き戻ってしまいましたが、LINEも含めてほとんどのデータが復元できたので大満足です(8万強の出費になりましたが…)。

これで日本では、ドコモSIMなどを入れてSIMロックフリーが堪能できるようになったわけですが、どのように運用するかは日本に帰ってからゆっくり考えようと思います。

<TIPS>
・世界のアップルストアはこちらに一覧があります。
・どの国でどの程度タックスリターンされるかはGlobal Blueのホームページから計算できます。他に日本語公式ブログなどもありました。
・税関承認印があれば、成田空港や国内からでもタックスリターンできるようです。つまり、タックスリターンに必要なのは、買物をしたお店でその旨のレシートをもらうこと、出国時に税関承認印をもらうことが条件です。

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