世界一周始めて1ヶ月たちました

早いもので3/10で世界一周に出かけて1ヶ月。最初はウユニに雨季のうちにたどり着くために急ぎ足だったのですが、その後は割りとのんびりとしています。今はチリで、イースター島からサンティアゴに戻ってきたところです。

・観光
日本では絶対にありえない風景とか建造物を観るのは、不思議な感覚で楽しいです。違う自然環境にいれば、違う考え方や文化になるし、そういったひとが建造物とか食事を作ると、全然考えの及びもつかないものになるし、本当に世の中広いなと思います。

観光は最初は結構がんばっていたのですが「まぁ見れなかったものはまた来て見ればいいや、むしろまた来る理由ができた」くらいに思うようになったら、肩の荷が降りてリズムも掴めてきた気がします。

・ホームシック
一人だと寂しいかなとも思ったのですが、旅人と話す機会も多いし、もともと一人でいるのも好きだし、そんなに問題ないようです。

ただ、個人的にはやっぱり仕事をしている時が好きだし、仕事の話を友達とするのも好きなので、そういった環境がほとんどないのは寂しく感じます。一方で、教師とか医者とか学生とか、アメリカ・アジア以外の外国人とか、普段ほとんど話さないような方々の話を聞けるのは、とてもおもしろいし、勉強になります。

今の考えとしては、今みたいなタイミングでないと世界一周なんてできないので続けますが、すごいビジネスアイデアを思いついたら、そっちやるかもという感じです。逆に、それまでは夏と冬はこうやって旅するのも悪くないかもしれません。

・治安
南米というと治安がよくないイメージで、実際こちらでいろいろと盗られたという話も聞くのですが、幸運なことに今のところ僕自身は盗まれたり、危険な目にあったことはないです。ホテルとかお店のひともフレンドリーなことも多いし、思ったより全然平気な感じです。とはいえ一応、夜もなるべく明るいうちに帰るようにしてたり、荷物から眼を離さないようにしてたりはしてます。慣れてくると気が緩んで危険なので、気を引き締めていきます。

・物価
南米はなんでも安い。のですが、やっぱりそれはクオリティに応じて、であるのをすごく感じます。例えば、ホテルだとドミトリーなら1泊500円とかからあったりしますが、それはやはりそれなりのクオリティなわけで、日本並のサービスを受けようとすれば、100〜200ドルは出さないと無理です。ただ、日本にいると、安くて設備とか治安の悪いホテルというのは(ほとんど)存在しないだけで。

確かに、フルーツとかものもレストランも安かったりするのですが、腹を壊したりするリスクも日本に比べれば高いし、ビールは冷えてなかったりします。タクシーも安いけども、ぼったくってきたり、愛想もよくなかったり、最悪の場合拉致されたりすることもあるわけです。

だから、結局のところ、世界のどこでも同等のサービスを受けようと思ったら、同等のお金を払わなくてはいけない、ということなのかなと。

・ご飯
美味いものは美味いのですが、いくら美味しくてもそれだけだとどうしても飽きてきます(僕は食には結構敏感なようでアメリカに住んでる時もかなり苦労してました)。日本食レストランもあるにはあるんですが、やはり日本のレベルからは程遠いです。

・英語
南米はスペイン語国が多くて英語が通じない、と聞いていたのですが、確かにほとんど通じません。でも、結局ちょっとした買物とかレストランでする会話なんて本当に些細なものだし、ホテルとかは通じたりする(かなり安いところは通じないかも)ので、なんとかなっています。

・ネット
ホテルやレストランではWiFiが使えるところがありますが、基本的に遅いです。どのくらい遅いかというとアナログ回線くらい。調子が悪いと、ちょっと重いページだと開かないくらい遅い時も多いです。なので、10MB以上のファイルをダウンロードするとか本当に一晩仕事になります。iPhoneアプリのアップデートとかもまったくできてません…

(まとめ)
結局のところ旅というのは何かフィードバックする日常があってこそ輝いた体験になるわけで、旅そのものを目的として続けることにあまり意味を感じません。これは僕自身の考えなので、全然別の考えもあるでしょうし、もしかすると旅を続けると変わるかもしれません。

今のところ、1年の1/4くらいを旅するというのが理想でしょうか。しかし、大仕事をするには、多くの人とある程度の期間一緒に仕事をするために、どこかに定住する必要があるので、なかなか結構人生は矛盾をはらんだものだなと思ったりしています。

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