賀正+2011年の本

あけましておめでとうございます。

昨年も本当にいろいろな方にお世話になり、ありがとうございました。個人的にも、すごくいろいろな気づきのある年で、よかったなと思います。今年はちょっと新機軸を打ち出して行こうかなと思ってます。

それでは、恒例の2011年の本です。今年も昨年に続いて若干不作だったかなと思いますが、それでもこの5作品は読んでおいて損はないと思います。

2006年2007年2008年2009年2010年はこちらからどうぞ。

5位 小説 盛田昭夫学校
ソニーというベンチャーがどのように発展してきたかが非常にいきいきと描かれています。ソニーがどのように世界ブランドになっていったかは、現在どのように世界的なプロダクトを作るかの助けになると思います。

4位 自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門/森村進
これから徐々に主流になっていくであろうリバタリアニズムについての入門書です。

3位 繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史/マット・リドレー
現代は暗い話題が多いですが、過去どの時代に比べても生活水準はあがっていて、世の中どんどんよくなってますよ、ということがよく分かる本。大きな世界の流れを知ることは、これから何をしていけばいいのかのヒントにもなると思います。

2位 強さと脆さ/ナシーム・ニコラス・タレブ
衝撃の名作「ブラック・スワン」のタレブ新作。「ブラック・スワン」の後を考えているため、考察本になっていて、切れ味は劣りますが、いずれにしても合わせて必読本です。

1位 フェイスブック 若き天才の野望/デビッド・カークパトリック
Facebook本の中では図抜けています。現在の世界でもっとも重要なプロダクトの一つであるFacebookの成り立ちを知っていくのは非常に重要だと思います。