アバター
【監督】ジェームズ・キャメロン |

メガネをかけて3Dになるタイプなのですが、初の著名な監督(ジェームズ・キャメロン)による本格的な長編デジタル3D映画ということで注目を集めているようです。
観た感想ですが、確かにすごい。ほとんど違和感がなく立体感があって、本当に異惑星に紛れ込んだような感覚を覚えます。人間よりもかなり大きく体のバランスが違ったりする異星人ナヴィたちや、動植物や景色も本当に自然で、まったく現実とCGの境が分かりません。スピード感のある映像は新体験の連続で本当にこれだけで観る価値ありです。
一方で、ストーリー的には、それなりに工夫されているもののハリウッド的シナリオから抜け出せておらず、映像のすごさに比べて、平凡さが目立っています。とはいえ、退屈するわけではないので平均点は超えていると思いますが。
つまり、ストーリーは平均的であるものの、映像はものすごいですし、今後「ハリー・ポッター」シリーズやディズニー作品も3D化すると言われており、「アバター」がデジタル3D映画の幕開けだったと言われることは間違いないので、観ておいて損はないと思います。