↑LAサンタモニカの夕日
2024年、あけましておめでとうございます!
2023年のテーマは「中長期で考えて、今を楽しむ」にしようと思います。改めて、昨年中はお世話になりました。世界は不穏ですが、変化が大きいということはチャンスも大きいと前向きに捉えたいと思います。
ウクライナの次はイスラエルで戦争が起こり、日本でもジャニーズ解体や裏金問題など、想像しなかったことが次々起こった年でした。もはやこれはブラックスワンの常態化ということであり、何があっても対応していくしかない、むしろチャンスと捉えるべき、ということだと思います。もっと言えば、何か起こる前にアクションするのがベストです。
ただ仕事としては、メルカリは10周年を迎えることができ、着実な成長はあったものの、イノベーションは起こせたとは言えません。昨年、
今年はこれらの成果がより見えてくると信じています。
と書いていて、「果報は寝て待て」のようなマインドセットがよくなかったなと思っています。メルカードやメルコインなど大きく伸びた新規事業もありましたが、全体としては必要に応じてもっとステップインできたと思います。
昨年は、2月新ミッション発表から始まって、Culture Doc、Impact Report、I&Dの改定や、指名委員会等設置会社への移行、第三国進出検討など、中長期への意識が強くあったのも影響していたかもしれません。
これはもっとマイクロ・マネジメントするべき、などの単純な話ではなく、もっと優秀な仲間の力を引き出して組織能力をあげ、方向性を定めて成果を出せる仕組みをつくっていくことができたはず、という反省です。うまくやれば、中長期だけでなく、短期的にも大きな成果を出すことができると思っています。
なお、メルカリの状況については、こちらのインタビューが分かりやすいかなと思います。
変わり続けるメルカリ 個人間取引を軸に「大胆に挑戦」 – Impress Watch
D&I財団は3年目となり、地道な活動や知名度があがってきたこともあり、3,000人を超える過去最高の応募者数を記録することができました。今後さらに幹部を拡充し、奨学金だけではなく、インパクトを出せることを検討していきます。
プライベート(一部出張)では、フィジー、スウェーデン、デンマーク、クロアチア、ポルトガルと一昨年に引き続き、様々な国を訪れることができました。やはり新しい土地に行くと新しい発見があり、世界感覚のアップデートがあります。またWBCや井上尚弥戦を現地で観られたのもすごくよい体験でした。
身体のパフォーマンスは非常によいです。減量を長らくしてきましたが、今は増量(バルクアップ)しています。というのも、食事制限と運動に結構無理が出てきて、かなりの摂生が必要となってしまい生活がきつすぎてサステナブルではなくなってしまったからです。基礎代謝をあげるために、増量して筋肉量を増やしています。今は割りと好きなものを食べて、適度に運動して(と言っても週3筋トレ)、ストレスも少なくなりました。一方で、健康診断数値はほぼパーフェクトを維持し、長年のハムストリングの痛み、目のヘルペスなどもほぼ完治しました。この健康をキープするのが重要だと考えています。
昨年テーマの「中長期で考えて、今を楽しむ」については、よく意識できて実行できたし、楽しめた、という感覚はあるものの、「今を楽しむ」だけでなく、成果も欲しかったなと思います。もちろん仕込んだものは時間がかかりますが、もっと短期の成果に貪欲であってもよかった。
「足るを知る」という言葉もありますが、今年は「足る」で満足するのではなく「足る」という土台の上で、限界まで成果を追求してみたいと思っています。今年のテーマは「成果を出す」にしたいと思います。
それでは毎年恒例のベスト5本をどうぞ
5位「負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部」
4位「欲望の見つけ方: お金・恋愛・キャリア」
3位「JTのM&A 日本企業が世界企業に飛躍する教科書」
2位「人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法」
1位「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」
P.S.2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年のベスト本はこちらからどうぞ。