世界一周後によく聞かれることまとめ【完結編】

帰国してから1ヶ月ちょっと経ちました。旅行している間あまりインターネットができなかったので、いろいろとキャッチアップして、インターネット・サービスのアイデアを考えたりしているところです。

この間に世界一周についていろいろと聞かれたのですが、これをまとめて自分の中での世界一周編を完結させようかなと思います。

▼どのへんを何ヵ国行ったんですか? どのくらいの期間行ってたんですか?

五大陸全部を23ヶ国です。経路は下記のような形ですが詳細な都市はこの記事の末尾に掲載してあります。期間は半年弱で、世界一周業界的(笑)にはかなり駆け足な方です。通常は1年〜1年半くらいが多いような気がします。

世界一周の経路
世界一周の経路

▼どこが一番よかったですか?

ウユニ塩湖(ボリビア)

こんな感じで車で侵入します
こんな感じで車で侵入します

やはりウユニ塩湖がナンバーワン。他のスポットとの違いは360度スゴいということ。塩湖はものすごい広いので、地平線まで湖面が続き、そこにすべての風景が映り込みます。これは他にはないです。もう一度行ってもいいかなと思ってます。

バルセロナのガウディ建築群(スペイン)

コロニア・グエル教会堂内部
コロニア・グエル教会堂内部

それからガウディなどモデルニスモの建築群が観られるバルセロナ。ここは歴史観の重要性を改めて感じさせてくれた印象深い地です。後、ご飯も美味しいし、街の雰囲気も明るくて、今回行った中でどこか住むところを選べと言われたならバルセロナが第一候補ですね。

サファリ(ケニア)

ゾウ。大迫力、野生のゾウはキレイでした
ゾウ。大迫力、野生のゾウはキレイでした

サファリは、動物たちは普通に生活をしていて活き活きとしているのがとても印象的でした。実際の野生動物って自分で手入れするからかとても綺麗だし、弱肉強食なので生き残っている動物はすごくバランスがよくて美しいです。

他もよかったところはたくさんあって甲乙つけがたいのですが、この三箇所は僕の中ではベスト3ですね。

▼危なかったところってどこですか?

幸い僕自身は危険な目には合わなかったのですが、出会った旅人からの話や街の印象からした危険を感じた都市はありました。

キト(エクアドル)

徒歩で登ると必ず襲われるというパネシージョの丘からの一望
徒歩で登ると必ず襲われるというパネシージョの丘からの一望

キトはとにかく最初の宿にチェックインした時に駆け込んできた旅人に、そこでパソコンを強奪された、と言われて一気に警戒度があがった街。中心部には警察がたくさんいるのでまだいいですが、道一本外れるとただならぬ雰囲気がありました。

ラパス(ボリビア)

カーニバルで水かけする人びと
カーニバルで水かけする人びと

ヨハネスブルグ(南アフリカ)

カールトン展望台から。手前辺りが超危険エリア
カールトン展望台から。手前辺りが超危険エリア

ラパスやヨハネスブルグも同じような感じですが、盗まれたという話をよく聞いたりしたので相当警戒モードでした。全般的に南米とアフリカは強盗系の危険度が高いので本当に気をつけなくてはならず、その他はスリやぼったくりに注意すればいいかなという感じです。

▼リゾート系でよかったところはどこですか?

イースター島(チリ)

15体のモアイ、日本企業の支援で復興
15体のモアイ、日本企業の支援で復興

イースター島はモアイだけのように思われていますが、常夏のビーチリゾートでもあります。さらに自然も豊富で不思議な風景がたくさん観られ非常に豊かな土地です。離れ小島のため物価はそこそこ高いですが、見るべきものはたくさんあります。日本からだとかなり遠いですが、タヒチ経由で行けます。ファミリーにもオススメ。

ダハブ(エジプト)

海沿いはレストランになっていて、気持ちいい
海沿いはレストランになっていて、気持ちいい

エジプトの紅海沿いに位置するダハブは空港がなく行きづらいこともあって、超格安で最高の海と美味い料理が味わえるリゾートです。ダイビングできる方はもちろんシュノーケリングだけでも熱帯魚がものすごい種類観られます。さらにモーセが十戒を授かったシナイ山も必見。時間のある方には、ヨルダンかイスラエルから入ってカイロに抜ける旅程がオススメです。

ドバイ(UAE)

ブルジュ・アル・アラブ内。まさに豪華絢爛
ブルジュ・アル・アラブ内。まさに豪華絢爛

ドバイは、何も無い砂漠に作られたこともあってホテルやモールで食事からビーチまですべて完結する最強のリゾート。なぜなら外界が40度を超えほとんど生活不可能だから。世界一高いビルや世界一でかいモールや埋め立て地なんかもあり、近未来を体感できるのも魅力。ただ物価は日本並です。

▼もう行きたくないって国はどこですか?

正直言って、どこの国も魅力はあるし、よくないところもあってもう行きたくないとは思わないですが、相当なカルチャーギャップを感じた国としてはインドとモロッコですね。

インド

街中は何でもありのカオス状態
街中は何でもありのカオス状態

インドは街を歩いているだけでやたら話しかけられてきますが、ほぼぼったくり。金持ちが貧乏人に金を分け与えるのは当然であるという世界観が衝撃的で(確かに一理ある)人生観を揺さぶられました。ただ北部はだいぶ様子が違うらしいのと、都市部は今後仕事がらみもありそうなのでまた行くことになりそうです。

モロッコ

スークから
スークから

モロッコはぼったくりが多いのと、とにかくねっとりとした視線がすごい。ほっといて欲しいのに一挙一動足を見られているのでまったく落ち着きません。なぜそんなに見られるのかは不明。後、個人的には砂漠が乾燥していて常に砂が舞ってるのがちょっときつかったです。ただご飯とかはタジン鍋とかかなり美味しいんですけどね。

▼写真見せてください!

以下にまとめてアップロードしました。写真だけだとどこなのか分からないという場合は、世界一周関連のエントリをご覧ください。

世界一周の写真

写真の著作権はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス「表示」にしてます(ひとが写ってるもの以外)。営利目的利用、二次的著作物作成が可能ですので、自由にご利用ください。

▼いくらくらいかかったんですか? いくらくらいかかるのですか?

僕は基本お金の管理をしないので正直よく分かりません。また、旅のスタイルによって相当変わるので一般化するのがすごい難しいですが、ヨーロッパとかも含めて世界一周しようとしたら1日辺り5000円〜1万円くらいな方が多いのではないでしょうか。これは航空券などもすべて込みです。

なので、多くの方が思っているよりはお金がかからないと思っていいと思います。もし世界一周に興味があるのに、お金が原因で諦めている方がいたら、ぜひ具体的に考えてみてください。がんばれば、1年行って100万円というのも現実的です。

▼何か変わりましたか? いまってどんな気持ちですか?

世界一周を終えていまの気持ちに書きました。

▼世界一周って何持っていくんですか?

こちらも世界一周の持ち物(最終版)にまとめてあります。

…そんなくらいでしょうか。何かあれば下記コメント欄なんかで質問していただければ極力お答えしたいと思います。

<おまけ>
世界一周のエントリ(ニューヨークから続けて読めます)
・役に立つかもしれない番外編
ニューヨークのとんでもサウナの話
本を電子化して持ち歩く
SIMロックフリーiPhone購入記(スペイン編)
意外と知らない海外で現地マネーを一番お得に手に入れる方法
信じられないほど透明な湖、九寨溝を訪ねる
全関連エントリはこちらへどうぞ