世界半周で学んだこと

まだ世界半周したくらいですが、ちょっと日本で用事がいくつかあるためパリ経由で一時帰国しました。次は、数カ月後に同じ3ヶ月くらいで北ヨーロッパ、中東、アフリカ、インドを回る予定です。

3ヶ月弱、旅行していたことになります。じゃあこの間何を成果があったのか、と言われると、実際特にこれだ、というものがあるわけではないです。

ウユニ塩湖+4500mの高地から星を望むより

定番写真

定番写真

2時間半待ってマチュピチュを望むより

見張小屋の近くから一望できてすごく気持ちがいい

見張小屋の近くから一望できてすごく気持ちがいい

えーっという感じですが、人生が3ヶ月足らずで変わる、なんてことはほとんどないはずです。だったらみんな世界一周すればいいという話なので、そんな人生甘いわけがありません。

僕は今まで、フリーで仕事したり、アメリカ移住したり、戻ってきて起業したり、たくさんのインターネットサービス作ったり、海外企業にバイアウトしたり、その外資企業の幹部として働いたり、と常に結構忙しく何かをしてきました。

だから内心、この旅でも何かを得よう、得てやる、と思って退社してから1ヶ月も待たず出発しました。

バルセロナでガウディ建築に圧倒されるより

サグラダ・ファミリア天井2

サグラダ・ファミリア天井2

グラナダでアルハンブラ宮殿を望むより

夕暮れ時のアルハンブラ宮殿

夕暮れ時のアルハンブラ宮殿

でも、イースター島とかガラパゴス諸島とかウユニ塩湖とかマチュピチュとか砂漠とかサグラダ・ファミリアとか、いつか行こうと思っていたところをひとつひとつ周りながら思ったのは、何か形のある成果がなくてもいいじゃないか、ということでした。

実際のところは本当にいろんな喜怒哀楽がたくさんあって、日本じゃ絶対にありえない悔しかったり辛い経験もしたし、でもそういう中で助けてくれてすごく嬉しかったりもしました。世の中には本当にいろんな感覚を持ったひとがいるなぁと思ったし、日本には絶対にない風景や建築物を見て言葉にできないほど感動もしました。

ではそれを具体的に仕事にどう生かすかについてはよく分からなかったし、どうすればいいんだろう、と途中まで思っていました。

超自然を感じざるを得ないイースター島より

15体のモアイ、日本企業の支援で復興

15体のモアイ、日本企業の支援で復興

スペイン/ジローナからダリを探す旅より

ジローナの街並み

ジローナの街並み

でもよくよく今までを振り返ってみれば、ほとんどの大きな仕事は、ごく稀なチャンスから生まれています。だから、3ヶ月一生懸命仕事をすることより、何ヶ月か何年かに一度しかないチャンスを見つけて、きちんと掴まえる方が重要なのは確かです。

しかし、このチャンスを見つけるというのが非常に難しい。きちんと掴まえる、というのは仕事ができるひとなら的確にこなします。しかし、見つけることができないから、みんな見逃し三振を繰り返し、(資金が尽きれば)ゲームオーバーになるわけです。

ニューヨークは綺麗になってたより

Blue Note

Blue Note

荒野のナスカの地上絵より

海鳥

海鳥

そのチャンスを見つけるのに役立つのが、冷静に状況を把握して本質を見抜き、それに対応する自分の能力やモチベーションを分析し、柔軟に今もっとも自分がやるべき重要なことを見つけることです。

それには、この旅での多様な日本では味わえない体験がすごく役に立つのではないかと思っています。

サハラ砂漠でノマドの家に2泊するより

ラクダに乗って

ラクダに乗って

モロッコのマラケシュはいつでもお祭り騒ぎより

スークから

スークから

現時点で僕は、ただ旅を楽しんだだけで、特に何か成果を得たわけではありません。だけれども、これから先のいろいろな決断に少しづつ影響を及ぼし、最終的には決定的に効いてくるのではないか、と思っています。

まぁこれも半周の時点での考えなので、また一周後には変わっているかもしれませんが。

地球のズレを感じる世界最大のイグアスの滝より

手前から奥まですべて滝、虹も見えます

手前から奥まですべて滝、虹も見えます

ガラパゴスの不思議な生き物たちと戯れるより

ガラパゴスアザラシの子ども、人懐っこくてかわいい

ガラパゴスアザラシの子ども、人懐っこくてかわいい

次はイスタンブールから再開です。

P.S.とはいえ、焦りというものは人の強いモチベーションになるし、満足できないからこそ創造的な仕事ができるというのも確かです。僕は現状に満足して何も得られなくていいと思っているわけではなく、今すぐ「これを得ました」というのは自分自身を制限することになるのではないかということです。

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