タージマハルを後にして、セクシーな寺院があることで有名なカジュラーホーに向かいます。
昔はだいぶ行きにくかったようですが、いまは列車が通っています。が、距離があるので、寝台列車。インド初の寝台列車ということで若干緊張しながら駅に入ると、もうとにかくひとがひたすらホームで寝てます。それに物売りや犬もいたりして、とにかく雑然としてます。
列車が運良く予定通りに滑りこんでくると、寝台ではない席もあり、そちらはものすごい混雑してました。早速、ベッドを確保してさっさと就寝。最初、物が盗まれそうでなかなか寝付けませんでしたが、シーツの端でしばるというテクを思いついてからはぐっすりと睡眠。
カジュラーホーには予定通り朝6時半に到着。わらわらと案内人が寄ってくるので、彼らの何人かを連れて街へ行き、ホテルを何軒かみて、チェックインし、朝の涼しいうちに寺院に向かいます。
カジュラーホーの街。非常に小さい。500m四方位? posted by (C)suadd
カジュラーホーの寺院は街の西側の一角に集まって建っており、入場料を払って入場。セクシャルな彫り物が壁一面に彫り込まれています。ちょっとやり過ぎなのもありますが、まぁ子どもに見せなければ大丈夫でしょう。個人的には、こういう宗教のセクシャルな一面って嫌いではないし、ヒンドゥー教も割りと仏教に近いところがあるのかなと思いましたが、現在インドでは売春などは完全違法らしく、厳しいのか厳しくないのかよく分かりません。
ラクシュマナ寺院。保存状態はよい posted by (C)suadd
一番大きいカンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院(左) posted by (C)suadd
寺院内部はお祈りのスペース posted by (C)suadd
ヴィシュヴァナータ寺院。周辺は整備されていて綺麗 posted by (C)suadd
ヴィシュヴァナータ寺院。よく観るといけない彫り物が posted by (C)suadd
ヴィシュヴァナータ寺院のセクシャルな彫り物 posted by (C)suadd
カジュラーホーはデリーやアーグラーに比べると非常に小さい街なので、少しのんびりとした雰囲気。少し外れると、ほんとに何もないという感じ。寺院群も街のいたるところから見られるので、少しほっとできる場所でした。
カジュラーホーの夕焼け。幻想的 posted by (C)suadd
東群寺院。西側と同じような感じ posted by (C)suadd
東群寺院内部。ブッダが残っている(西群にはなかった) posted by (C)suadd
次は、ガンジス川を観にバラナシに向かいます。
<TIPS>
・インドの寝台列車の乗り方
・チケットは、クラスがいろいろあるが長距離ならできるだけよいものを選んだ方がよいと思います。高いといってもたかだか数百円差しかないし、エアコン無しで(暑かったり寒かったりして)インド人に囲まれて常に緊張しているよりはいいので。ファーストクラスはない寝台列車も多いようです。
・セカンドクラスには、2段(2A)か3段(3A)があり、できれば一番下の寝台を選ぶ。ちなみにアーグラーからカジュラーホーはファーストクラスはないようでした(たぶん)。値段は2Aで541ルピー(797円)。7時間乗っていてこの値段なので安いですが、エアコンなしのクラスや、座席もありもっと安い。
・囲いはカーテン一枚なので盗難の危険性あり。なので、2枚もらえるシーツの端をバックパックとリュックサックに結びつけるとよいです。バックパックは寝台の下に置くことができますが、掛けシーツに結びつけておけば何かあればすぐに分かります。
・寝台は結構硬いので、同じく備え付けの毛布を下に引いてその上にシーツをかけるとよいです
・下の寝台は電源あり(機能するか未確認)ですが、ライトは天井にしかないので下の段にはありません
・特にアナウンスなどないので、目覚まし時計が必須です
・カジュラーホーの安宿は非常に安く、言い値が150ルピーで、50ルピーまで下がりました。僕はネットが使いたかったのでもう少し高めのところにしましたが、WiFiはあるが利用が有料だったという残念な感じに。。すべて確認する必要がある、という教訓を得ました。ちなみに駅から街中までは100ルピーとか言ってましたが、20ルピーと言ってたら、乗り合いになりました
・カジュラーホーでは基本的にホテルにはネットはなく(恐らく従量課金制のため?)、ネットカフェに行く必要があります。原則的には、1時間20〜30ルピー/プリントアウト1枚10ルピーが相場のようです
・一応、東にある寺院群にも行ったのですが、西と同じような感じを規模を小さくした感じ。時間に余裕がなければ飛ばしても構わないと思います。
※世界一周カテゴリ、最新情報(Facebook)もどうぞ