・Zynga(旧ウノウ)の山田進太郎さん×gumiの国光宏尚さんの対談「Fukuoka Startup School」
2011年11月5日(土)に福岡でgumi国光さんと対談イベントに出させていただきます。福岡周辺にお住まいの方は是非。
P.S.世界のエンジェルとかVCのひとが登録するAngelListに登録してみました。
・Zynga(旧ウノウ)の山田進太郎さん×gumiの国光宏尚さんの対談「Fukuoka Startup School」
2011年11月5日(土)に福岡でgumi国光さんと対談イベントに出させていただきます。福岡周辺にお住まいの方は是非。
P.S.世界のエンジェルとかVCのひとが登録するAngelListに登録してみました。
いくつかお知らせをば
・TechCrunchのイベント「TechCrunch Tokyo 2011」のスタートアップバトルで審査員やらせていただきます。27日(木曜)締切なので、よければご応募ください。
イベント名称: TechCrunch Tokyo 2011(ハッシュタグ #tctokyo)
開催時間: 2011年11月29日(火)10:00〜20:00
※時刻は現在のところ予定となっております。最終確定次第このサイトでお知らせいたします。
会場: ラフォーレミュージアム六本木(東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビルB1F)
主催: AOLオンライン・ジャパン株式会社
協力・協賛: 国内および外資系大手インターネット企業/IT企業を予定(近日公開)
プログラム:
セッション・キーノートスピーチ――現在調整中 ※確定次第このサイトでお知らせいたします
スタートアップバトル――スタートアップ企業によるプロダクトのデモプレゼンテーション
ミートアップと表彰式――ミートアップはランチとディナーを予定。夜はスタートアップバトルの勝者の表彰式も執り行います。
・「Tokyo StartUp School」に登壇させていただきます。こちらは明日夜締切です。
「Tokyo StartUp School」
日時:2011年10月30日(日曜)午後3時~6時内容:「創業期の経験談、WEBサービスの作り方など」
講師:山田進太郎氏(ウノウ創業者/Zynga Japan)
講師:衛藤バタラ氏(元mixi CTO/East Ventures)
講師:早剛史氏(美人時計創業者)
講師:家入一真氏(ペパボ創業者/ハイパーインターネッツ代表取締役)
講師:ワイアード石原明彦氏 シフト管理ASPシフター開発者
進行:松山太河(クロノスファンド/East Ventures)
ほかゲスト来賓(Blau村上直氏、クレイジーワークス村上福之氏)
・Entrepreneurs’ Mindというインタビュー・サイトに「ベンチャーでの経験×山田進太郎氏(1)」が公開されています。よろしければどうぞ。
ちょっと前ですが、9月21日、嵐の日に34歳になりました。Facebookでたくさんのメッセージと、サプライズで200本以上のバラをいただき大変うれしかったです。ありがとうございました。
抱負とかは特にないんですが、33歳は着実に前進しているという実感はありながらも、あまり目に見える結果がなかったので、今年は結果を出せればいいなと思っています。が、急いでもあまりいいことはないのでマイペースに長期的な視点で望んでいきます。
<お知らせ>
・YouTubeでプレイリストなるもの作ってみました。ハウスまたはテクノの好きな方は、suadd listを作業用BGMにどうぞ。
・FacebookもTwitterのようにフォロー(Subscribe)できるようになったということで、よろしければ僕のFacebookページもどうぞ。
約10年前の2001年8月1日にはじめて会社を作りました。フリーランスでウェブ・プロデューサーやエンジニアをしていた僕にとって、特にすごく必要性があったわけではなかったけれども、会社にすれば大きな仕事も取れるかなというのと、節税などお金の流れをきれいにできるかなと思って作ったスモールビジネスとしての有限会社でした。
そのウノウという会社は、2005年に株式会社化して再出発。資金調達をして、ひとを雇って、ウェブサービスを開発して、いわゆるベンチャーになりました。いろいろ試行錯誤する中で、「まちつく!」というケータイゲームを作って、大ヒットしました。
そして昨年のちょうど今日(2010年8月3日)、Zyngaとの契約書を交わして、ウノウはZyngaの日本法人として、Zynga Japanになりました。いま僕はなんとかして、世界でメガヒットするコンテンツを作ろうとしています。
会社を作って10年、少しは成長できただろうか?
会社とは何か、受託とは何か、契約とは何か、コンサルとは何か、エンジニアリングとは何か、共同創業者とは何か、財務諸表とは何か、資金調達とは何か、株主とは何か、ストックオプションとは何か、ひとを雇うということは何か、マネジメントとは何か、監査とは何か、証券会社とは何か、バイアウトとは何か。どうやったらサービスをメガヒットさせることができるのか、どうやったら社員や役員に幸せになってもらえるのか、どうやったらみんなに喜んでもらえるのか。
10年前は何も分かってませんでした。もちろん今でも分かっているなんてとても言えないけども、10年前よりは少しは、徐々に分かるようになってきていると思います。
そしてこの間、とにかくいろんな方からの支援を有形無形に受けてきたと、今ははっきりと分かります(もちろんそれ以前もですが…)。
10年間ウノウとZynga Japan、あるいは僕個人に関わったすべての皆様(ウェブサービスのユーザーの皆様も!)、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
このエントリをきっかけに日本の起業家が少ない理由をいろいろな方が分析してくれているようです。起業家としての僕の感覚からすると、情報ギャップがかなりあるんじゃないかと思っています。
例えば、1999年に東証マザーズができるまでは、上場するまでに10年以上かかることが普通でした。僕も大学時に何度か起業家を少人数で囲んで話を聴く機会がありましたが、どの方も非常に苦労されて起業され、しかもすでに30代後半〜40代の方が多かったです。
つまり昔は、普通に起業しても、一定の成功をおさめるまでに、非常に時間がかかっていました。しかし、現在はよいビジネスモデルがあれば数年で上場することも不可能ではありません。
※もちろん上場はゴールではありませんが、創業者が一定のリターンを得る機会でもあります
次に、日本では戦後、会社員が勝ち組の時代が長く続いていました。経済が急激に成長していたのでみな豊かになれたし、安定した立場でもあるわけで、合理的に考えて、どこかのできれば大きな企業に所属することが有利な時代がありました。
しかし、今は企業間の競争も激しくなり、企業内においても熾烈な出世競争や合理化が行われていますし、特に給与も右肩上がりなわけでなく、サラリーマンだから安心とも言えなくなっています。
一方で、起業については、長らくリスクが非常に大きい、あるいはリターンまで時間がかかる、という時代が続いていました。
しかし、最近は、確かにリスクは依然高いものの、資金調達も多様化しつつあり、失敗したからといって、借金に追われないようにすることも(やりようによっては)可能ですし、またネットの普及により(ネットビジネスに限らず)昔に比べると明らかにイニシャルコストが低くなってきています。
さらに、これが僕としては大きいと思うのですが、日本では優秀なひとの多くは大企業や国などに就職するため、世の中の大きな組織が埋められない需要に対する、供給元としてのベンチャーが相対的に少なくなっています。
つまり、大枠で考えると、
・起業は、ハイリスクハイリターンからミドルリスクハイリターンへ
・会社員は、ローリスクミドルリターンからミドルリスクローリターンへ
それぞれ向かっているという傾向があると思います。
しかし、依然多くのひとが「起業はハイリスク」という固定観念に縛られているため、なかなか起業するひとが増えないのではないかと。
なので、個人的には、もっと起業すればいいのに、と思ったりしてます。
P.S.だからというわけでもないですが、ハイパーインターネッツというベンチャーに投資しました。今後も機会があれば、特に若いひとに投資していきたいと思います。
いろいろと細かく調整していく仕事は、どんどん結果が出て、きちんとなっていくからすごく気持ちよいです。仕事しているという感覚もありますし、心地良い環境で仕事ができるようになります。
でも、そういう仕事って、実はユーザーさんへのバリュー(価値)というのは小さいことが多い。ユーザーさんは本当はそんな細かいことは気にしていなくて、もっと大きな「○○が簡単にできる」とか「××が無料でできる」とか何か一点でのみ惹かれて使ってくれていたりします。
細かく調整していく仕事は、全体へのインパクトはほとんどありません。一気にユーザー数が何倍になったりしません。
大企業ならそれでもいいかもしれません。でもベンチャーならやるべきなのは、圧倒的なバリューをユーザーさんに提案することだと思います。「おお、すごい!」と思ってもらって、クチコミしたくなるような、圧倒的な仕事をすることだと思います。
でも、これはほとんどのひとにとって、恐怖以外の何ものでもありません。大きく変えると、今までのユーザーさんからの反発をくらって、使ってもらえなくなってしまうかもしれません。
だから、ほとんどのベンチャーは、ちょっとした使い勝手をよくするとか整合性を取るとかいう調整ばかりをしてしまいます。今いる少ないユーザーさんを大切にしすぎて、可能性のある大衆を取り込むことができないで終わります。
つまり、自分のやっていることが、自分のための仕事なのか、ユーザーさんのための仕事なのかを常に考える必要があります。今やっている仕事は、今のユーザー数を何倍にも増やす可能性がありますか?
自分の気持良さとか心地良さは無視して、ほとんど失敗するかもしれないけれども、ユーザー体験をダイナミックに変えて、桁の違うユーザーさんに使ってもらえる「可能性のある」仕事をしなければいけません。
失ってもいいから、ダイナミズムに賭ける、ことがベンチャーがやることです。
最近思うのは、誰のいうことを聞くべきかが実はすごく重要なんじゃないかということです。
普通、ビジネスでもプライベートでも、なんとなく近しかったり、親身なひとのアドバイスだったり、書籍などで読んだ心地いい言葉を重視してしまいがちです。
ここでは分かりやすくビジネスに限定しますが、圧倒的な成果を出せる人というのは本当に少ないです。自分が何かを成し遂げたい場合、やはりその分野で結果を出してきたひとのアドバイスを聞いた方がいいと思います。
よくあるのは、ネット上で発言力の強いひととかマスコミや評論家の言論に左右されるということです。まずそのひとが何を成し遂げたひとなのかを考えるのがいいと思います。さらに、その何かと、その発言の対象がどのくらい密接かを考え、もし全然違う分野であるならばあまり参考にならないと考えます。
この考えには、多くの反論があると思います。言論そのものをひととは切り離して考えるべきだ、というひともいるでしょう。もちろん正しいものは正しいし、実際に何かを成し遂げていなくてもいいことをやっているひとや実績をあげつつあるひとはたくさんいます。
でも僕はあえて、この短い人生で何かを頼りにするのならば、二つの意見があった場合、やはり実績のあるひとの言葉を重視したい。
ユリウス・カエサルは「人は喜んで自己の望むものを信じるものだ」と言っています。
僕は弱い人間なので、自分に心地のよい言葉を受け入れてしまいがちです。だから、自分にとって厳しい言葉であったり理解できない言動であっても、そのひとが自分が目指す分野で本当に圧倒的な結果を出しているひとであれば、じっと心にとめるようにしています。
そうして、後から考えると、やはりあの時のあれは正しかったなと思うのです。逆に言えば、心地良い言葉がその通りうまくいっていることは稀です。
だから、僕はこれからも、何かについて考えるとき、その何か(に近いこと)を成し遂げたひとの言うことを信じて行こうと思います。
気づいたら2月から1度もポストしてなかったという… これはいかんということで、どんな些細なことでもいいからぽつぽつポストしていきたいと思います…
とりあえず近況なんですが、1月〜3月はZynga本社のあるサンフランシスコに行ってることも多かったのですが、ここのところは日本(Zynga Japan)で新たなミッションを開始しています。ちなみに、よくいつ辞めるんですかなどと聞かれるんですが、ものすごい毎日普通に働いているし、とりあえずZynga Japanから世界的なサービスを生み出すまでは、諦めないつもりです。
ここのところの主だった活動としては、こんなのがありました。
・新進の起業家が成功のために大事にすることとは–トーマツがイベント開催
トーマツ ベンチャーサポートが開催した起業家向けイベント「トーマツベンチャーサミット」。そのパネルディスカッションでは、エスクリ 代表取締役社長の岩本博氏、paperboy&co. 創業者の家入一真氏、ビジョン 代表取締役社長の佐野健一氏、ジンガジャパン ジェネラルマネージャーの山田進太郎10 件氏が登壇。それぞれの立場から、起業についての思いや苦労を語った。
#givemac2 22歳以下の学生ひとりに最新のMacBookProかMacBookAir、またはiPad2を無料で進呈します
先週ついに〆切を迎え、週末に審査・・・しようと思ったんだけど、急遽、地震の被災地を視察することになって、審査が伸びてしまった。
しかし昨夜、ついに結果が出たので、みなさんにお伝えする。
今回の#givemac2選手権は、Zynga Japanの山田進太郎さんがスポンサーになった。
Zyngaはいま、Facebookで最も大きな利益を上げている企業の一つ。だからソーシャルやゲームをテーマに据えてみた。
・oxweb – “世界中で使われるインターネットサービスを創る”
インターネット業界で夢を実現する、ってどういうことですか?
Zynga Japan ジェネラル・マネージャー 山田進太郎メールインタビュー
後、ジャカルタで「Jakarta Ventures Night」に参加したりもしました。
[jp]「Jakarta Ventures Night」にインドネシアのスタートアップたちが集結
このインドネシアでもスタートアップの胎動が始まっている。日本では地震の影響により震災被害が続く中ではあったが、従前より予定していた3月17日、18日の両日に首都ジャカルタのスタートアップ企業視察のためにインドネシアを訪れた。というのも、インドネシアでアーリーステージのスタートアップに投資をするベンチャーキャピタル、East Venturesが、スタートアップイベントの「Jakarta Ventures Night」を開催したからだ。
それから直近だと大阪で話す予定があります。
・「起業家支援イベントStartUp Engine2011」が5月20日に大阪で開催-ジンガの山田氏や美人時計の早氏が講演
StartUp Engine事務局は、5月20日、「起業家支援イベントStartUp Engine2011」を大阪で開催する。時間は、13時~17時30分まで。
今回のセミナーは、成長志向企業の経営者、起業・事業創造を志望するビジネスパーソンや学生を対象に、「次世代起業家、新事業を生み出す知識・人・気持ちが集まる場の創造」を目的とした企画。注目のベンチャー企業やグローバルカンパニーの最前線で活躍するスピーカー陣を迎えたセミナーとなっているという。
とりあえず軽めのエントリでウォーミングアップということで。
10日ほど前から、サンフランシスコのZynga本社に来ています。こちらには1ヶ月ほどいる予定で、結構長いです。今回の主な目的は、本社でいろいろと見て、Zynga Japanに持ち帰ること。
個人的に、シリコンバレーのベンチャー(正確に言うと、Zyngaはサンフランシスコにあるのでシリコンバレーではないのですが)がどのように経営・運営されているか、ものすごい興味があったので、すごくいい機会だと思っています。そして、もちろんソーシャルゲーム制作のノウハウも。
こちらでは、とりあえず先日MAU(月間利用者)が1億人を超えたことで話題になっているCityVilleチームにいて、GMのMark Skaggsをシャドウイングしてます(ついて回ってるってことです。ちなみに、Mark SkaggsはFarmVilleやTresure Isleを作ったひとでもあります)。その他、かなり重要な上層部のミーティングにも参加を許されていて、見るもの聞くもの新鮮で非常に勉強になって、楽しいです。
できればもう少し英語ができるといいんですが。。とりあえずこっちにいる間にもっと英語が話せるようになる、というのが裏テーマです。
という、久しぶりに日記っぽいエントリ。
毎年やっている本のまとめなんですが、今年は昨年に比べると若干不作だったかなと思いますが、昨年は「芸術起業論」「ブラック・スワン」「この世でいちばん大事な「カネ」の話」という傑作があったので。。
今年の傾向としては、2008年の経済危機という「ブラック・スワン」以降、ブラック・ショールズをはじめとした(ノーベル賞まで取った)正規分布に基づく金融理論の全てが崩壊して、新たな理論として、経済行動学、行動心理学みたいなアプローチで、まず「常識」の否定がされている(2位、3位、4位など)、というフェーズかなと思います。
しかし、それらが統合されることはないし、かつまったく新しい考え方に対応できるひとや組織、国は非常に少ないため、ますます世界はブラック・スワンに翻弄されるのは間違いないです。
そんな中で、個人の戦略としては、今のところは、下記にあげたような本を読んだり、現実の世界を観察して自分なりのポリシーをしっかり定め、しかし一方で柔軟に変更していくくらいしかないかなと思います。
非常に困難ではありますが、一方で個のパワーがかつてないほど拡大しているのも事実であり、いろいろなチャンスが転がっているので、僕もいくつか新しい試みをしていこうかなと思っています。
ちなみに、ブログのエントリ数が減っているのですが、それは純粋にTwitterのせいですね。ちょっとしたことならTwitterの方が気楽ですし、最近はFacebookもfriendsが増えて、だいぶ楽しくなってきました。人間易きに流れるのはやむないわけで、むしろそういう中でどう行動していくかを考えていくべきかなと思います。
後、よろしければ、2006年、2007年、2008年、2009年も合わせてどうぞ。
<2010年の本>
6位 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法/橘玲
いわゆるリバタリアニズムについてよく分かる良書。今後世界は国家中心から経済中心に動いていくのは間違いなく、その際にキーになるリバタリアニズムを知っておくのは非常に有益だと思います。
5位 起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと/磯崎哲也
いわゆるベンチャーを起業して資金調達などをする方は絶対に読んでおいた方がよいです。そうでなくても、ベンチャーファイナンスを知っておくことはビジネスマンには非常に役に立つと思います。
4位 事実に基づいた経営/ジェフリー フェファー、ロバート・I. サットン
タイトルはかたいのですが、内容は豊富な実例によっており、非常におもしろいです。ビジネスのセオリーと言われているものにどれだけ嘘が氾濫しているかを知ることができます。
3位 まさか!?/マイケル・J・モーブッサン
「事実に基づいた経営」に似ていますが、もう少し分かりやすく、同じくビジネス界の嘘を暴いています。
2位 その科学が成功を決める/リチャード・ワイズマン
行動心理学で、豊富な実験から世の中の常識を打ち破る良作。「事実に基づいた経営」「まさか!?」に比べると、もう少し幅広い分野を扱っているのが特徴で、その分、分かりやすい事例が多くなっています。
1位 大人げない大人になれ!/成毛眞
元マイクロソフト社長の成毛氏が独特のあまのじゃく思想を語っているエッセー。発想が奇抜なのですが、そういう考え方もあるのかと目からウロコが落ちます。
最近、北京にちょくちょく出張しているのですが、798芸術区というところがすごくおもしろかったです。北京市街と国際空港の間にあるので最終日に少し立ち寄ったのですが、街全体がギャラリーや雑貨屋、カフェの集合になっています。街中にもいろんな現代アートが置かれていて、ゴチャゴチャだけどシームレスな感じですごくおもしろい。
あまり写真が撮れなかったので、下記ページをどうぞ。
798芸術区(朝陽区酒仙路4号)は、1950年代、中国解放軍が、旧ソ連・旧東ドイツに提供する軍事品工場・「798工場」だったところ。その工場跡地に、2003年以降、著名アーティストが次々と集まり、今では100以上ものギャラリーが揃うように。打ちっぱなしのコンクリート壁、スチームパイプなどを残した空間で現代アート作品を展示、そのギャラリー横では、現役の工場も稼動中という、なんとも不思議なエリアなのである
特に雑貨屋で売っているものがおもしろいのが多くて、全然買物するつもりなかったのに、いろいろ買ってしまいました。ランチ込み2,3時間しかいれなかったので、全体がどのくらい大きいのかよく分かりませんでしたが、かなり楽しいので、次回も行きたいです。
日本でもこういうのがあったら芸術家にとっても、芸術好きにとってもすごくいいのにと思いました。結構流行るんじゃないかなあ。北京でちょっと変わったところに行きたかったらぜひ足を運んでみてください。
ここのところブログをぜんぜん更新できてなくてすいません。このところ慌しくて、久しぶりに休暇で沖縄に遊びに行ってきてリフレッシュしたところです。
本も読んでいないわけではないのですが、印象に強く残るものがなくて更新できてませんでした(ちなみに、読んだ本すべてをエントリしてるわけではなくて、掲載しているのはよいと思ったごく一部です)。
いくつかのイベントに参加させていただく予定ですので、告知させてください。興味がありましたらぜひご参加ください。
サンフランシスコで行われたGDC(ゲームデベロッパーズカンファレンス)に行ってきました。もちろんはじめて。
ソーシャルゲームを作るようになったので、ノウハウの情報収集という名目だったのですが、実際にはGDC全体の前半2日間は、ソーシャルゲーム(およびスマートフォン関係)のセッション一色で、ゲーム業界でのソーシャルゲームの盛り上がりっぷりがすごすぎてびっくりしました。
4Gamer.net[GDC 2010]Blizzard Entertainmentの語る「成功のためのゲームデザイン方程式」(World of Warcraft)
「Making a Design Standard: Blizzard Design Philosophies」(ゲームデザインのスタンダードを決める: Blizzard風デザイン哲学)という講義を,「World of Warcraft」や「Diablo」「StarCraft」といったモンスターゲームで知られるBlizzard Entertainmentのエクゼクティブ副社長,Rob Pardo(ロブ・パードゥ)氏が行った。
とはいえ、個人的に一番よかったのはこのセッション。日本ではあまり知名度高くないですが、WoW(World of Warcraft)は1000万人以上がプレイしている世界最大のオンラインゲームで、Activision Blizzard社はいまやEAを超えて時価総額は約1.4兆円の世界最大のゲームメーカーとなっています。
ソーシャルゲームがたかだか2,3年くらいしか歴史がないのに対して、オンラインゲームは歴史があるので、やはりその間のノウハウの蓄積というのはすごいものがあります。このセッションでは、過去の失敗例を披露し、だからこうしたらうまくいったという成功例をあげるという構成になっていて、すごく勉強になりました。
一方で、今回海外のソーシャルゲームカンパニーのひととよく食事したり、パーティーで話したりして(こちらの方がメインだったという話もあり)、それぞれすごい速さで進歩していて刺激的でした。おそらくソーシャルゲームはオンラインゲームの域にいつか到達するだろうし、それに自分たちとしてはモバイルという領域でチャレンジしていこうと強く思ったのでした。
何にせよ、新しいことというのは楽しいですね。
マレーシア第二の都市、コタキナバルに旅行に行ってきました。久しぶりに仕事でなく海外に行った気がします。。
順泉茶室 posted by (C)Shintaro
センターポイント近くの中華料理屋。激ウマ。ここのミースープは絶品。温度は昼間の直射日光の下はかなり熱いのですが、それ以外は特に汗が出るほど熱いという感じもなく、逆に夜中も気温が下がらないので、朝から晩まで半袖で超快適です。もちろん僕たちが滞在していたときが特別だったのかもしれませんが。
マヌカン島3 posted by (C)Shintaro
海は、15人ほどが乗れるボートで15分ほどかけて、いくつかある島に行ってシュノーケリングを楽しむのが基本です。島は非常に整備されていて、トイレやレストラン、シャワー設備などもあります。ビーチ脇にはテーブルも置かれていていたせり尽くせり。そのくせ海には熱帯魚や珊瑚で満ち溢れています。
マヌカン島15 posted by (C)Shintaro
浜で見つけたヤシの実をみんなで割ろうとするの図。叩きつけたりしても全然割れないので、鋭利な石をぶっさして、格闘すること数十分、見事に真っ二つに。
Suria Sabah 6 posted by (C)Shintaro
Suria Sabahは新しくできたデパートらしいのですが、まだテナントがぜんぜん入ってなくて大丈夫なのか非常に心配。でも、フードコートで食べたシンガポールチキンライスとトムヤムクンは超美味でした。
キナバル山3 posted by (C)Shintaro
4000メートルを超える富士山より高いキナバル山。圧倒的な存在感がすごいです。僕たちはオプショナルツアーに申し込んで半日で近くまで行きましたが、1泊すれば割と普通に登れるようです。
ラフレシア posted by (C)Shintaro
噂の世界最大の花ラフレシア。僕たちが見たのは、あまり大きくなかったようです。割と嫌な匂いがします。
夕日6 posted by (C)Shintaro
圧倒的存在感の夕日。ものすごい綺麗で感動しました。ビーチでもあるので、泳いでるひとも結構います。
ナイトマーケット1 posted by (C)Shintaro
コタキナバルはそこら中にこういったマーケットがあって、朝から晩まで買物から食事までなんでもできます。夜中の治安も非常によいようで、夜遅くまでお店もやっていて、毎日うだうだ飲んだりしてました。街は超コンパクトで大抵のところは歩いてでも行けるくらいなので、よく歩いて帰ってました。
サピ島 posted by (C)Shintaro
マヌカン島と並んで人気のサピ島。こちらはひとが多いのですが、テイクアウトの食べ物が圧倒的に美味しいのと、珊瑚礁と熱帯魚が多いので、どちらか一方に行くならサピをオススメします。ちなみに、島に行くにはオプショナルツアーとかで申込まなくてもJesselton Pointという埠頭に行けばいくらでもチケットが買えます。
シャングリラリゾート7 posted by (C)Shintaro
まったく泊まってないのですが、シャングリラリゾートの出島のようになっているバーに潜入したところ非常にいい感じで、ハッピーアワーでお酒を飲みながら、夕日を眺めることができます。こんな感じの幻想的な雰囲気です。
タムナック・タイ4 posted by (C)Shintaro
タムナック・タイはタイ料理屋なのですが、ここはほんとむちゃくちゃ美味しいので、コタキナバルに来たらマストなレストランだと思います。
ライオンダンス posted by (C)Shintaro
旧正月に重なったということで、ライオンダンス(中国式獅子舞)がなぜかホテルの前で行われてました。もともと割と中華系のひとも多いみたいで、12時を回ったら、そこらへんでバンバン花火をあげる音(or爆竹?)が聞こえました。
そんなわけで、、
コタキナバルはあまり観光地としてはメジャーではないようですが、海も綺麗だし、街も安全で刺激的だし、ご飯も美味しいし、物価は安いし、かなりいいところでした。成田から週に二回は直行便が出てます。リゾートとして、結構穴場なんじゃないでしょうか。
<スライドショー>
あけましておめでとうございます!
昨年もいろんなことがあって楽しかったです。今年も楽しく行きたいと思います。
さて、2007年の本、2008年の本に続いて、2009年の本ですが、昨日まとめようと思ったらまとめられず、、
しかし、こう眺めてみると2009年の本は特に豊作だったと思います。「芸術起業論」「ブラック・スワン」「この世でいちばん大事な「カネ」の話」の三冊は特に素晴らしくて、世界の見方が変わる傑作です。ぜひ手に取ってみてください。
この他にもいい本がたくさんあったのですが、途中でブログを変更した関係で、本・芸術カテゴリと旧ブログに分かれてます。よろしければどうぞ。
ほんと今年もいい本を読みたいものです。
最近話題になっている事業仕分け。
ここのところ海外に行ってたり、トラフィックへの対応に忙殺されていて、Twitterなどでちらちら見たりしてるくらいだったので、さっきニュース読んでいて、事業仕分けは構想日本が主導していることを知ってびっくりしました。
最新のお知らせ|構想日本【Japan Initiative】事業仕分け
既に広く報道されていますが、構想日本が行ってきた事業仕分けが、政府の行政刷新会議に取り入れられました。刷新会議の事務局長に構想日本代表加藤が就任し、国の約450事業の仕分けが、3つのワーキンググループで約80人の「仕分け人」によって行われます。
事業仕分けの原則どおり、一般公開ですので、国の主な事業に関する議論を是非傍聴してください。日本の大掃除、ここから日本が変わる、という時、所にお立ち会いください。
構想日本は、日本では非常に珍しく、特定の政党や業界団体に属さず、まずこうあるべきという政策像から政治家に働きかけるというスタンスを持つ非営利独立系のシンクタンクです。
実は、僕が大学を卒業して、フリーランスで一番最初に仕事を始めたときのお客様で、ホームページのCMS化や政治家・政策データベースのサイト構築などをさせてもらいました。
すごく真摯に仕事を取り組んでいる方々ばかりで、当時から与野党に幅広いネットワークを持ってはいましたが、こうやってまさにメインストリームで求められ、活躍するようになってきているのを見ると、非常にうれしく思います。
横須賀市長選のときも思いましたが、本当に周りのひとが次々と世の中のメインストリームに組み込まれていく感じがあります。政治だけじゃなくて、ビジネスでも同年代の友達の会社が成功したり(中には上場したり)していくし、とにかく世界ってすごく刺激的で、おもしろいなぁと思います。そして、自分もがんばらないとなと。。
構想日本では、シンクネットという会員を募集してたりもするので、興味ある方はホームページにどうぞ。
・構想日本
世の中は急速に”インターネット的”になりつつある—IT関連イベント「BRIDGE 2009」:ITpro
基調講演「ツイッター現象」では、このほど「Twitter社会論」を上梓したジャーナリストの津田大介氏、ネット関連ベンチャーであるウノウの社長でツイッターの個人ページの視聴者が15万人を超える山田進太郎氏が登壇した。
木曜にBRIDGE2009というイベントで津田さん( @tsuda )とお話をさせていただきました。
正直言うと、僕がなぜオススメユーザーになっているのか分からないし、Twitterについても他の方に比べて意識的に考えているわけでもないんですよね。なので、使いはじめて変わったことはなんですかとか、今後どうなって行くか、といってもあまり明確に答えられなくてちょっと申し訳なかったかなと思ったり。。。
ひとつだけ意識しているとすれば、フォロアーが多くても、僕がおもしろいと思ったことをつぶやきたいなと思っているくらいでしょうか。一時期、気にしてしまってあまり思うようにポストできなくなったりしてたのですが、今はもう開き直っております。
たぶん、ソーシャルゲームの話とか全然興味ない方ばっかりだと思いますが、僕の中で熱ければいいのかなと。それで、興味のある方が反応したりしてくれればうれしいなと思ってます。
そんなわけで、Twitterについて全般的に知りたい方は、津田さんの「Twitter社会論」を読んでみてください。脈略あまりないですが(苦笑)。
[tmkm-amazon]4862484824[/tmkm-amazon]
P.S.僕のTwitterアカウントは@suaddです。
今週火曜日にmixiアプリモバイルがリリースされ「まちつく!mixi版」も同時にラインナップされたのですが、とにかく膨大なトラフィックになっており、ほぼその対応に忙殺されていました(今もですが)。今のところ出だしは好調なので、今後も気を緩めずにやっていこうと思っています。ぜひmixiモバイルへアクセスしてプレイしてみてください。
後、「BRIDGE2009」というイベントでセッションをやります。テーマはTwitter。平日ですが、もしよろしければお越しください。ちなみに、Twitterアカウントはsuaddです。
11月19日(木)14:00~20:45、渋谷区立商工会館で開催。「ネットワークが生むイノベーション」をテーマに8セッションとネットワーキング・パーティ、キーノート、ショート・プレゼンテーション、展示などを予定。セッションは、イノベーションのハブとも言えるリーダー達によるパネルや、若い起業家や技術者、社内起業家を集めたセミナーなどで構成され、IT関係を中心に、イノベーションをドライブする人とコミュニティをつなぎ新たな気づきとエコシステムづくりを図ります。
ここのところ本当に想像を超える出来事が続けて起こっていて、いろんな意味で非常に楽しく、かつ勉強になっています。改めて、いろいろな人の助けで自分があるのだなぁと思ったりしてます。
このまとめすごくおもしろいです。今まで話でしか聞いたことがなかったことが実は結構YouTubeにあがっています。個人的に興味深いビデオをピックアップしてみます。元記事にはもっとたくさんの動画が紹介されてます。
<玉音放送>
昭和天皇による終戦の詔勅。多方面に気を配った内容であることが印象的。現代語字幕付きです。
<ヒトラーの演説>
ヒトラーってこんなしゃべり方してたのですね。
<東京オリンピック開会式>
この時点で終戦から20年経ってないのかと思うと国歌斉唱で結構ぐっときました。
<三島由紀夫最後の演説>
三島由紀夫はこの直後、割腹自殺するわけですが、その最後の訴えはヤジでほとんどかき消されてしまっています。。。絶望感が伝わってきます。
P.S.こういうのが気軽に見られる世の中を作ったYouTubeはほんとすごい革命だなぁと改めて思います。どうせやるなら、こういう革命的なことをやらないと!