金のガチョウを殺すのか--MS、デスクトップアプリの無料提供を検討 - CNET Japan
CNET News.comが入手したMicrosoftの社内文書によると、具体的な計画は今のところ用意されていないものの、同社の幹部らは一部の製品の広告入りバージョンをリリースすることが理にかなうかどうかを検討中だという。検討の対象には「Works」や「Money」、さらにはWindows OS本体まで含まれている。
(中略)同社による広告入りソフトウェアの検討対象は、同社にとって最も重要な製品であるWindowsにも及んでいる。Microsoftの研究者らはThinkweekのレポートで、同製品の利益がユーザー1人につき年間9ドルであることを指摘し、同OSの広告入りバージョンにも理にかなう部分がある、と主張している。
ユーザー一人当たりの売上げが9ドルということは、PCの画面を観ている時間と広告効果を考えると十分に広告でも可能と考えられそうです。しかし、Googleの画期的なところは広告をコンテンツにしてしまったことであるのに、ワードやエクセルのどこかに広告が表示されてもしょうがないでしょうね。実際MSN Messengerには広告スペースがあるけれども、まったく観た覚えも、クリックした覚えがありません。マイクロソフト版AdWordsのAdCenterの出来に期待がかかるところです。
しかし、Googleによって、Google Earth、画像管理ソフト(Picasa)、ブラウザ(Opera)、そしてアクセス解析(Google Analytics)などが無料化されました。ここ数ヶ月でGoogleによるチープレボリューションの及ぶ範囲の広がりが加速度的に速まっています。これに耐えられるだけの体力をつけないとこれからは難しいでしょうね。
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