2007年の終わりに観る映像としてふさわしいと思ったのでご紹介。今後を考えさせられます。Creative Commonsのドミニクから教えてもらいました。
今年もいろいろな方にお世話になりました。ありがとうございました。
2007年の終わりに観る映像としてふさわしいと思ったのでご紹介。今後を考えさせられます。Creative Commonsのドミニクから教えてもらいました。
今年もいろいろな方にお世話になりました。ありがとうございました。
調子に乗って、今年よかった映画を3本だけ。
昨年に引き続き2007年に読んだ本で読んで損しない作品を振り返ってみます。今年もよい本にたくさん出会えてよかったです。
しかし、こうやってリストを見ると、偉人伝が多いなという感じが。。テクノロジー系では「iPodは何を変えたのか?」などもよかったですが、現在進行形の情報はネット上に溢れているし、ストックにならないのかもしれません。
KLab(クラブ)の真田さんが学生の事業計画書を読んでアドバイスする本。さらりと読めるのですが、こういう視点から見るのかぁという驚きがあって勉強になりました。アドバイスが常に暖かい感じでとても好感を覚えました。最後は自分自身の過去の事業計画書を採点するというおまけ付き。
・ベンチャー起業の秘訣!無料アイデア付き - KLab株式会社 真田哲弥 Blog(ブログ)
P.S.KLab=クラブってとても素敵な社名ですよね。
「反転」の田中森一氏の本ですが、漫画「クロサギ」の原作者夏原武氏との対談集になってます。夏原武氏は元ヤクザなんですね。知りませんでした。
サクサク読めるのですが、「反転」に比べるとおもしろいという感じではないですね。意図的ではないでしょうけども、だいぶ誇張が入っているように思えるし、田中氏の視点には、何か価値を生み出すということに対するリスペクトが足りないと思うんですよね。例えば、こんな発言。
ヤクザを批判するのは簡単よ。変なことして、悪いことして、お金儲けしてって批判するのは簡単だけれども、お前、悪いことできるのかと。悪いことの一つもようせんやろうと。何もできない奴に限って、批判するわけだ。
別に批判はしませんが、それでも必死に社会的価値を生み出す努力をする人を僕はリスペクトしたいと思います。
綿密な取材に裏付けされたウォルト・ディズニーの伝記。内容は超緻密で本自体も分厚いのですが、文章がうまく、スピーディーに読むことができます。ウォルト・ディズニーは長編アニメーションやカラーテレビ番組、テーマパークなど常に新しいことに空前のスケールで挑むクリエーターであり、その作品は枚挙にいとまがありません。
しかし、一方で常に精神的に緊張し、ストレスから体調が優れない状態が続いていたそうで、あれほどの作品を生み出し、名声を獲得しながらも、常に満足せず高みを目指していたことが分かります。
実際のところ大恐慌や第二次世界大戦の影響を受け、スポンサー探しに飛び回り一時期は戦争映画ばかり作っていたという現実的な側面も持っています。また、自己中心的な性格からスタッフを切り捨てることも数知れずあり、兄のロイとも常に経営戦略で対立していました。
しかし、本書を通して読んだ感想としては、ウォルト・ディズニーが本当に誠実に精一杯、自分の能力を作品にぶつけて来た過程が分かり、それはそれで非常に辛そうなのですが、だからこそ彼の作品は全世界で見続けられ、彼の創った精神世界は現代人をも魅了し続けるのだろうなと思いました。
人類史上希代のクリエーターを知りたい方にオススメします。
iPhoneがいかに作られたのかを丁寧に描き、日本のメーカーになぜそれができなかったのかを解き明かしています。それだけではなく、それではどうすればよいのかまで提案している意欲作です。
しかし、アップルのあまりにもエレガントな戦略とディティールのこだわりを考えると、非常に厳しい道のりになるのだろうなと思います。
僕としては、まったく違うやり方を考えていきたいと思います。
Wii インターネットチャンネル 非公式SDK公開 - Engadget Japanese
Wiiの「インターネットチャンネル」でWiiリモコンの傾きやボタンといった入力を利用できる非公式ライブラリが公開されています。
こういうことになってるんですね。もっとWii向けのブラウザゲームが出てくるとおもしろいですね。
リクルート創業者江副氏の自伝。たんたんと書いてますが、江副氏がどのように育ち、リクルートという会社を作り、育ててきたのかがよく分かります。自身も言っていますが、最初からカリスマ的な経営者ではなく、がむしゃらに真面目に仕事をし、自己批判をしながら、成長してきた過程が分かり、とても共感を覚えました。といっても明らかに並大抵の経営者ではないですが。。
特に、リクルートコスモスやファーストファイナンスの業績が悪化し、ダイエーの中内氏に株を譲渡するために奔走するくだりは、克明に記載されていて、非常に読み応えがあります。非常に痛々しいのですが、経営者なら誰でもこういった経験があるのではないでしょうか。むしろ登場するような人材を結集できたことが、素晴らしすぎると感服しました。
ただし、リクルート事件についてはほとんど言及なし。もう少ししたら読めるのかもしれませんね。
see also リクルートのDNA—起業家精神とは何か: suadd blog
ネット声優さんもどうぞ ブラウザ上で声を録音・公開できる「こえ部」 - ITmedia News
カヤックはこのほど、Webブラウザ上で音声を録音し、他ユーザーに公開できるコミュニティーサイト「こえ部」β版を公開した。
ちょっと前のニュースですが、やばいです、このサイト。さすがカヤック、おもしろすぎる。自分の声に自信があれば投稿したいんですが。。
出てくる登場人物がヤクザやホストが多く限りなくブラックなのですが、「生き金」「死に金」の概念はとても新鮮で、非常におもしろいです。こういう考え方はしたことがなかったなぁ、という感じ。ものすごく参考になってしまう良書です。
著者は「ゴミ投資家」シリーズの橘玲氏。香港と東京を舞台にした壮大なマネーロンダリングを見せる小説。テクニックが非常にリアルで、お金のためなら人間いくらでも巧妙な手口を考えつくのだろうなぁと思いました。流れるように読めるのでとてもおもしろかったです。
友達にURLを渡してアクセスしてもらうと街が育っていくゲーム『MyMinCity』 | 100SHIKI.COM
MyMinCityで登録すると、あなた専用のURLをもらうことが出来る。すると、そのURL自体が一つの街になり、そこにアクセスするたびに街が育っていくという仕組みになっている。
とてもシンプルなんですが、コロンブスの卵なアイデアで素晴らしいですね。やられたって感じです。Alexaでみるとものすごいことになっています。
↓アクセスが増えると街が発展するので、ぜひアクセスしてね!
・suadd - MyMiniCity
モバゲー「20歳以上がけん引」「成長維持できる」 - ITmedia News
11月時点のユーザー800万人のうち、10代は44%で、総務省がフィルタリング導入強化を要請した18歳未満は29%。10代の割合は、会員が200万人だった1年前の69%から減っている。
18歳未満が過半なイメージだったので、かなり意外。とはいえ、DeNA社長ブログからはなんとしてでも、総務省の携帯サイトフィルタリングを回避する意思が伝わってきます。来春に実施されるフィルタリングをモバゲーが回避できるのかは、まったく分かりませんが、いろいろ激変がありそうですね。
「ニコ動」利用時間、「2ちゃんねる」の3倍以上 - ITmedia News
UUが最も多いのはYouTubeで1455万1000、2位はニコニコ動画で386万だった。3位はフランスのDailymotion(132万8000)、4位はAmeba Vision(107万9000)。YouTubeやDailymotionのほかにも、トップ10にはveoh(6位)、Pandora.TV(8位)、米国のLiveVideo(10位)など海外サイトがランクインした。
むしろ、まだニコニコ動画よりYouTubeの方が4倍近いUUなんですね。後、mixi動画が意外に使われていない(75万UU)のと、Rimoの1万6000UUに驚きです。
Wii Fit Night 2 posted by (C)Shintaro
1年前のWiiナイトから満を期して、Wii Fitナイトなる謎のイベントが開催されました。構想&集客4日、投げやり進行でしたが、そこかしこで輪ができて楽しかったです。
Wii Fit自体は、一人でしかプレイできないんですが、みんなで囲みながら遊べるのが素晴らしいなと思いました。あまりコツは掴めなかったけど。。(特にヘディング)。
忘年会シーズン開幕をものともせず、集まっていただいた方々に感謝。いろいろ準備していただいたカイさん、特にお疲れさまでした。また1年後ですかね(笑)。
・Japan.internet.com Webマーケティング - Google と Ask.com、2007年の検索ランキングを発表
このニュースで、Webkinzというワードが2位に食い込んでいますが聞いたことがなかったので調べてみると、「次のClub Penguin」とも言われている子供向けバーチャルワールドらしいです。※Club PenguinはDisneyに410億円で買収された子供向けバーチャルワールドです。
Online Ad: Webkinz: The Next Club Penguin ?
Webkinzはギフト、ぬいぐるみ、アクセサリなどを販売しているGanzというリアル企業が運営している。Webkinz、Lil'KinzというぬいぐるみにはWebkinzサイトへの秘密コードがついていて、それを入力してバーチャルワールドに参加する。サイト内では友達とチャットしたり、ゲームをしたり、バーチャルアイテムを購入したりすることができる。なお、サイト内で使用できるKinzCashというお金はあるが、これはサイト内のトリビアクイズショーなどでも獲得できるし、秘密コードを入力した時点で2,000KinzCashをもらえる。バーチャルマネーを買うためにリアルマネーを支払う必要はない。一度Webkinzに参加したキッヅはバーチャルなぬいぐるみを増やすため、沢山のリアルなぬいぐるみを買い足していく。
Club Penguinでは、原則として月額6ドル程度の課金モデルになっていますが、Webkinzのぬいぐるみは、わずか11ドル程度となっています。親が子に与えるものとして、おもちゃ屋で11ドルでぬいぐるみを買うのと、毎月6ドルのクレジットカード課金では、前者の方が圧倒的にハードルは低そうです。
src="http://widgets.alexa.com/traffic/javascript/graph.js">
上記のエントリに、WebkinzがClub Penguinを上回りつつあるという調査結果がありますが、Alexaでみる限りはまだClub Penguinが強いみたいですね。
・フォトレポート:オンラインでもオフラインでも遊ぶ!米国で爆発的人気のWebkinzとは:ニュース - CNET Japan
画面のイメージがCNETにありましたが、おもしろそうです。まずぬいぐるみを手に入れてみたいと思います。
TechCrunch Japanese アーカイブ LimeJuiceの携帯SNSはシンプルで使い勝手がいい—普及の可能性あり
ユーザーがアカウントを作るとき、他の人が簡単にそのユーザーを見分けられるような特徴を入力する(長身、ブロンド、赤いドレスなど。その後、別の集まりに出たときは、衣服など、単にその晩にあわせた特徴をアップデートするだけでよい)。
パーティーにおいて、携帯で自分の特徴を入力してアカウントを作ると、他のパーティー参加者を特徴から検索してメッセージのやりとりができるようになるということみたいです。
LimeJuiceはベータテストのために何度かパーティーをスポンサーしてきた。その結果は期待のもてる参加率だったという。それぞれ平均40人から50人が参加し、一晩のパーティーでのサービスの利用時間は1人あたり1.5時間、平均10回テキスト・メッセージを送った。(一部のユーザーは最大180回もメッセージを送ったという)。 あるパーティーでは2千500以上のメッセ−ジが参加者の間でやり取りされた。
ベータテストも好調だったらしいです。しかし、実にアメリカ的なノリなので、日本では厳しいですかね。
・Lime Juice―Flashが分かりやすい
佐々木さんの新作(献本ありがとうございました!、すごいペースですね)。
知り合いが多いので、そうだったのかぁという感じでおもしろかったです。みんなシンプルにおもむくままに動いていると思ったのですが、感性的には近いものがあってうれしくなりました。僕もがんばろっと。
Diggに待望のImagesが追加されました。Flickrばかりなのかなと思いきや全然そんなことはないのがちょっと意外。後、PhotobucketがDigg Channelというのを作っていて覗いて見たところ、Photobucket自体がかなり変わっていて驚きました。
パイレーツ・オブ・カリビアンが広告ジャックしてるし。しかし、こういうAPI提携は美しいなと思いました。
あまり関係ないですが最近、Facebookをちょこちょこ使っているのですが、MySpaceという巨人と戦いながらFeedとAppsという新機軸で真っ向勝負してきたのが素晴らしいなと思っています。どちらも画期的なアイデアですが、誰もやらなかったことです。
GoogleがOpenSocialで対抗しようとしていますが、アーキテクチャ的にかなり詰めが甘くこのままではうまくいかなそうです(とはいえ、Googleには天才がたくさんいますからリカバリするかもしれませんが)。
そして、Appsの中からFacebookには考えつかなかったすばらしいアプリが次々と生まれて来ています。例えば、The Wallに対するSuper WallやGiftに対するFree Gift。どちらも前者はFacebook純正アプリですが、サードパーティーが素晴らしい可能性を見せてくれています。これこそがFacebook Appsの素晴らしさ。
Googleが覇権を握ったかと思ったら、あっという間にFacebookの時代に。インターネットはおもしろいですね。
・Facebook | Shintaro Yamada―知り合いの方、ぜひリンク申請お願いします
P.S.ちょっと妄想をしてみると、今まではアーケードゲームの時代でゲームメーカーはごりごりとプラットフォームから作っていた(MySpace)。しかし、任天堂がファミコンを出してゲームメーカーはその上でゲームを発売して儲けるようになった(Facebook)。次に来るのは、、、もちろんPlayStationですね。楽しみです。
TechCrunch Japanese アーカイブ CarbonRally—楽しみながら競走して環境に貢献する小さな一歩
CarbonRallyはオンライン・ゲームとSNSの要素を取り入れて、二酸化炭素排出を減らす努力をユーザー同士で競い合い、環境問題の改善に積極的に貢献しようというコンセプトのサービスだ。
登録するとCO2削減のためのチャレンジを選べるようになっていて、実際自分が個人的および社会的なインパクトを知ることができるようになっています。すばらしいコンセプトですね。Total CO2 Impact Mapとか見せ方もおもしろいです。Team Japanを作っておいたのでよければご参加ください。がんばって欲しいなぁ。
2ちゃんねらー提案の「新イギリス国旗」、英大手新聞サイトに - ITmedia News
英国の国旗騒動に、日本から助け舟!?——英国の大手高級紙「Telegraph」のWeb版に、「2ちゃんねる」で提案された新英国国旗のアイデア画像が載った。
痛いニュース(ノ∀`)で爆笑していたのに、新たな展開が。「日本の掲示板読者から投稿された独創的なアイデア」とか紹介されてます。おもしろすぎっ。
いよいよ第6回シリコンバレーツアーの募集を開始致します。募集期間は2007年12月1日から2007年12月15日 (アメリカ太平洋時間)となっております。沢山の熱い応募をスタッフ一同お待ちしています。
僕がお手伝いさせてもらったのは第3回でしたが、それからさらにパワーアップしてることだと思います。とてもよいきっかけになるので、少しでも興味のある方は是非応募してみてください。
それからアメリカ永住権(いわゆるグリーンカード)の抽選プログラムが今年も開催されています。が、今調べてみたら、締め切りがアメリカ時間の12月2日24時(日本だと3日14時かな??)に迫っています。アメリカに少しでも住みたいと思っている方はダメもと(倍率大体200倍なので。。)で応募しておくとよいと思います。
・Electronic Diversity Visa Lottery
なんなのそれ? という方は、昔グリーンカード抽選プログラムDV-2006募集中というエントリを書きましたので、ご参考にどうぞ。代行業者(有料)に頼まなくても、無料ですので。
LeopardのTime Machineを使う その1の続き
Time Machineを使い始めたわけですが、アプリケーションとかはTime Machineできる(さかのぼれる)ものの書類などホームフォルダ以下がTime Machineできない状態が続いていました。調べてみるとFileVault(暗号化)を使っているために、暗号化ファイル「SparseImage」がそのままバックアップされているようです。いろいろ試行錯誤したのですが、つまるところFileVaultを使っているとTime Machineが満足に使えないようです。
一方、調べている過程で、AirMac Extremeベースステーション(アップルの無線LANルータ)に外付けHDDをUSBで繋いで、無線LAN経由でバックアップを取ることができるということを知ったので、Time Machineは諦めてMacのバックアップツール「Backup3」を使って、差分バックアップを無線LAN経由で取ることにしてみました。
※Time Machineも非公式ながら同じやり方で可能なようでしたが、バックアップ中に無線LANが切れたりしてしまうと外付けHDDニ深刻なダメージを与えることがあるみたいで、自動バックアップだけにいつバックアップ取っているか分かりづらいTime Machineはノート型だと不向きだろうという判断をしました。
ということで、まずMacBookに外付けHDDを繋いでBackup3でフルバックアップを作った後、外付けHDDをAirMac Extremeに繋いで無線LAN経由で差分バックアップを取ってみたところまったく問題なし(差分が多いと時間がかかりそうでしたが。。)。外付けHDDを持ち出して来て繋いだりしないで、好きな時にBackup3で手動バックアップを取ればよくなりました。
これはラクチン。しばらくはこのやり方でいきたいと思います。
P.S.そういえば、少し前にある日Mailを開いたら初期状態になっていて焦ったのですが、MacBookでバックアップを確実にするにあるように毎日iDiskに設定を保存しておいたおかげで、旧データに戻したら直りました。バックアップ重要ですね。
東野圭吾の不倫もの+ミステリーですが、これは男性は結構身に包まされるものがあり痛いがリアルに感じ、女性にとっては納得しがたく陳腐に感じるのではないでしょうか。個人的には非常におもしろかったです。最後の方はハラハラドキドキでしたし。
割とさらさら読めて、いろいろ確認できたかなという感じ。「さおだけ屋〜」みたいのが好きな人にはオススメ。そうじゃない人にはオススメできません。