2008年7月アーカイブ

人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)
山田 風太郎
徳間書店
¥ 760

その名の通り世界中の様々な著名人の臨終の様を描いたドキュメンタリー。一人一人は長くても数ページになっていて、10代から若い順に掲載してあります。いろいろな生き様と死に様があるのだなぁと思い、いったい自分は何をなしてどのように死んで行くのがいいのかと考えてしまいます。しかし、死に際に幸せの絶頂を持ってくるのは難しく、生きている間の充実感の方が重要なのかなと思ったりしました。それにしても昔の人は肺炎と梅毒で死ぬ人が多いですね。後は日本だと自決、海外だと死刑が目立ちます。

フォト蔵の上部ナビゲーションの改良について - フォト蔵開発日誌

いつもフォト蔵をご利用いただきましてありがとうございます。今回、フォト蔵の上部ナビゲーションの改良を行いました。

写真共有サイト「フォト蔵」で上部ナビゲーションの改良を行いました。かなりすっきりして、使いやすくなったのではないかと思います。詳しくはリンクから開発日誌へどうぞ。少し前にスライドショーも新しくなっています。ぜひ使ってみてください。

フォト蔵

ITベンチャー社長に聞く!:英語圏でのサービスを目指す~ウノウ社長 山田進太郎氏(前編)

映画の口コミサイト「映画生活」や写真共有サイト「フォト蔵」など、ユニークなサービスで知られるウノウ。ウノウとはもちろん“右脳”から取った名前だ。最近、子会社として、インターネット広告関連会社「サノウ(左脳)」ができたことでも話題になった。このユニークな社名の会社やサービスはなぜできたのか。そこに込めた思いは何なのか。代表取締役社長である山田進太郎氏に話を聞いた。

INTERNET Watchさんにインタビューしていただきました。今回はなんか昔のプライベートな話が多くて結構恥ずかしいのですが、、とりいそぎリンクしておきます。

追伸:
ITベンチャー社長に聞く!:英語圏でのサービスを目指す~ウノウ社長 山田進太郎氏(後編)も掲載開始されました。

幸運な宇宙
ポール・デイヴィス
日経BP社
¥ 2,520

そして世界に不確定性がもたらされた」「エレガントな宇宙」「パラレルワールド」に続いての宇宙論を知るために読んだ本。本書でもまたもや斬新な考え方がいくつも提示されています。例えば、多宇宙(マルチバース)を認めてしまうと現宇宙がどこかの宇宙でシミュレートされた偽宇宙である可能性が捨てきれなくなってしまうこと、宇宙がほとんどイカサマのように生物にとって快適な状態になっている謎について、それに伴い神学者たちが(ダーウィンを渋々認めた後)持ち出して来た「インテリジェント・デザイン」という概念など。かなり哲学的な問いの連続で難易度は高いですが、宇宙論の最先端まで行くと非常に哲学と似通ってしまうというのが非常に刺激的でおもしろいです。

戦前に一時は三井物産の売上をも凌駕したという総合商社鈴木商店を、なぜ米騒動で焼打ちにあったのかを中心に、鈴木商店の内情を追って行くドキュメンタリー。失礼ながら先日、鈴木商店を知って、もっと知りたくなったので購入。内容は多少冗長ですが、個性的なキャラクターたちが活躍する様を読んで、商社ってこういうところから発展してきたのかあと思いました。鈴木商店から派生した企業としては、神戸製鋼、帝人、サッポロビール、太平洋セメント、IHI、昭和シェル石油、双日(日商岩井)、日本製粉、三井住友海上火災保険など。すごい会社だったんですねぇ。

鈴木商店 - Wikipedia

崖の上のポニョ (2008)

【監督】宮崎駿

★★★ [60点]「5歳の視点から観た世界」

宮崎駿の自由奔放なイマジネーションは健在。ストーリー、アニメーション、音楽すべてにおいてクオリティが高く、よくできたファンタジーです。特に5歳の少年の描写がリアルで、ディティールも素晴らしくよくできてると思います。

しかし、少年や少女(金魚だが)の無垢な愛情を絶対視するようなストーリー展開、および、現実とファンタジーが混在しているのはともかく大人までもが浸ってしまっている世界観には、あまり同意できません。それならば、「ととろ」や「千と千尋」のように明確に分かれている方がよかった、と個人的には思います。

とはいえ、実際のところ子供自身からすると、世の中には不思議なことだらけで、大人がそれに同意しているかどうかは、関係のないことであるのも確かであり、そういった意味では、これはまさに5歳の視点から見た「ありうる世界」の一つを心地よく描いた夢の世界だという見方もできます。また、ある意味、大御所でありながら、従来の宮崎映画の形を壊すこと自体が凄いようにも思えます。

後は、個人の趣味趣向の違いなのかもしれません。


Posted by suadd on 2008/07/22 with 映画生活

ap bank fes'08
ap bank fes'08 posted by (C)Shintaro

静岡つま恋にMr.Childrenがホストするエコ系野外フェス「ap bank fes'08」に行ってきましたー。猛烈な暑さで冗談じゃなく滝のように汗かきました(人生最大に汗かいたと思うw)。運ばれてる人も多数。でも、ライブはとても素晴らしくて、音楽っていいなーと思いました。

基本的にアーティストがメインですが、ミスチル桜井さんがサブボーカル的に入るのが新鮮。大物アーティスト同士のMCもおもしろかったです。今回は真っ正面の一番よい区画で観られたのも最高でした。チケット手配してくれた方々本当にありがとうございましたー。

参加アーティスト:GAKU-MC(EAST END)、AI、ASKA、大橋卓弥(from スキマスイッチ)、鬼束ちひろ、一青窈、BONNIE PINK、ゆず、Caravan、レミオロメン(Band Act)、Mr.Children(Band Act)

ap bank fes'08

孫さんも「アジアとケータイを制した者が、世界のインターネットを制するだろう」と言っているそうですが、個人的にもアジアは非常におもしろいと思っています。

ということで、友達がベトナムで会社を経営しているので、リサーチがてら遊びに行ってきました。1年3ヶ月ぶりのホーチミンです。

ベトナムは、人口は8500万ですが猛烈に人口は増加しており、国民性も勤勉、インターネットもADSL中心に急速に普及しつつあります。ケータイはまだまだ3Gとは行きませんが、今後数年で状況は変わってくるんじゃないかなと。

株価が落ちたりインフレも大変みたい(なんと金利17%!)ですが、高度経済成長中なので、現地でビジネスする魅力は非常に大きいと思います。何かインターネットサービスできないかなぁと考えています。

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P7150711 posted by (C)Shintaro

電柱にぶら下がっているのはADSLケーブルらしい。一人一人が電話局から引き込むので、大変なことに。。去年はこんなこともなかった気が。。

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P7150683 posted by (C)Shintaro

路上散髪にチャレンジするインスプラウトの三根社長。代金は150円(!)ですが、チップを奮発しておきました。

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P7150656 posted by (C)Shintaro

定番のフォー。激うま。

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P7150666 posted by (C)Shintaro

雷魚の鉄板鍋みたいな料理。2回目でしたが、相変わらずうまかった。

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P7150671 posted by (C)Shintaro

今回のホーチミンは雨期でしたが、一度もスコール降らず。めちゃくちゃ暑かった。と言ってもここ数日の東京とあまり変わりないかな。。

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P7160765 posted by (C)Shintaro

サイゴン川の向こう側が大規模に開発されているらしい。日本で言うとお台場みたいな感じ?

・see also Shintaroさんのタグ(ベトナム) - 写真共有サイト「フォト蔵」

iPhoneを1週間、使ってみての雑感です。

  • 日本のケータイヘビーユーザーにとって
    いろいろなところで言われているように、「i.softbank.jpがケータイメール扱いにならない」「メールやアプリの設定が複雑すぎる」「対応サイトが少ない(特にFlash非対応なのが痛い)」「入力方法がこなれていない」「おサイフケータイがない」「バッテリの持ちが悪い」などの理由でまるで使い物になりません。

    今の日本のケータイの方がよっぽどよくできているし、使いやすいです。巨大な経済圏と文化圏を作り出したiモードの凄さが再確認できます。

    しかし、これらはいずれも克服可能なことが重要です。

    特に入力方法については、今のところは予測変換が遅いなどまだまだ感がありますが、ジェスチャーの導入によりボタンとの差はかなり詰まったと思います。恐らく最大のネックがタッチパネルでの入力になると考えていたので、これはかなり期待が持てると思います。

  • 日本のケータイライトユーザーにとって
    iPhoneは小さいMacです。PC/Macでできるようなことが、制限付きでiPhoneでもできます。メールを読んだり書いたり、PC向けウェブも見ることができるし、スケジュールやアドレス帳をPC/Macと同期させたり、App Storeからいろいろ有料/無料アプリをインストールして楽しむこともできます。

    以上のようなことに対して、魅力を感じる層であるならば、iPhoneは魅力的だと思います。例えば、ザウルスやPalmなどのPDAを買ったことがある層など(PDAの市場規模は年間数十万台とのこと)。

    しかし、ケータイライトユーザーの大部分は、特に外でPCメールやPCウェブを見たりする必要もなければ、したくもないだろうと思われるので(あるならすでにやっている)、iPhoneに興味を持つことはないでしょう。

  • 海外において
    日本にはiモードおよび類似サービスが存在し、巨大な経済圏と文化圏を築いていますが、海外ではそういったものが存在しないため、iPhoneを軸にモバイルサービスが展開されていくことが予想されます。iモードの劇的な成功を考えれば、iPhoneが世界的に成功を納めていくことは間違いなさそうです。iPhoneは今のところケータイに比べてかなり使いづらいですが、iモードも最初は白黒だったことを忘れてはいけません。

というわけで、個人的には非常に使いづらい端末で人に勧められないと思いながらも、非常に可能性を感じています。新しいもの好きで未来を感じてみたいなら持っておいてもいいかなと。

今後のシナリオについて大胆予想してみますと(苦笑)、

  • 日本
    ケータイサービスがあくまで主流のままで、当面は一部の層への普及(年間150万台)に留まる。数年後にはiPhoneが機能としては追いつく、ただすでにあるコンテンツ側の経済圏を崩すことができないので、ニッチのままで推移する。シェアは3%=300万台まではいく。
  • 海外
    対抗軸がないのでiPhoneが急速にシェアを伸ばす。そのうちキャリアやNokiaなどの巨人達がまずい!ということに気付いてキャリアはiモードライクなサービスを必至で取り入れ、NokiaなどはiPhone的アプローチに力を入れる。アップルはMacのようにエッジがたっている製品しか作れないため最終的には、キャリアやNokiaがシェアの大部分を押さえる。とはいえ、iPhone自体は世界シェアの10〜20%を占める巨人になる。

でいかがでしょうか? できれば後者で日本のキャリア、メーカー、コンテンツプロバイダの出番があるといいんですけどね。

P.S.ネットサービス事業者としては、iPhoneのアプリにより世界に開けたビジネスを展開できるという別の視点があります。これについては、自分の立場上考えていきたいと思っています。

ngiとウノウ、ソーシャルブックマーク「clipp」を共同開発:ニュース - CNET Japan

ngiイノベーションラボとウノウは7月18日、ウェブページの気になる場所を切り取って保存できるサービス「clipp」を共同開発したことを発表し、ベータ版を公開した。

招待制で試験運用していたclippをベータ公開しました。これは、こういうのがあったらいいなと思っていたものを形にしたもので、すでに個人的には手放せないサービスになっています。すべての人にお勧めできませんが、ネット大好きな人にはハマるんじゃないかと思います。よければ使ってみてください。

僕のclippは、suadd clippから見られます。自由にフォローとかしてください。

clipp: ソーシャル・スクラップブック

P.S.ベトナムから無事帰国してます。写真などまた。

「IT企業はほんとに泥のように働かされるのか」——東大でイベント − @IT

東京大学 浅見研究室は7月12日、情報系の学生や若手エンジニアのための交流企画として、「IT企業はほんとに泥のように働かされるのか〜ナナロク世代がお答えします」と題したカンファレンスを開催した。「IT業界のネガティブな側面が指摘される中、その実態を『ナナロク世代』が『ハチロク世代』に向けて伝える」という趣旨で、会場となった東京大学 本郷キャンパスの教室には、大勢の学生や若手エンジニアが集まった。

以前に告知した交流企画が行われました。ここに出ている方(およびゲストも)はトップランナーの方ばかりなので、一般的にはあまり参考にならないのかもしれませんが、参加した学生の方にはどんな仕事があるのかが知れてよかったのではないかと思います。川原君、岩佐さんは特におつかれさまでした。

最近ちょくちょく学生さんと話をする機会があるのですが、みな非常に優秀で素晴らしいですね。もちろんそういう場に出てくる学生というのはアクティブな層なんでしょうけれども、それでも僕が学生だったときよりはいろいろ考えてて、すごいなぁと思います。僕なんかサークルに明け暮れて、いかに楽して卒業するかくらいしか考えてなかったなぁ。

追い抜かれないようにがんばります(笑)。

see also "第1回 泥カン"無事終了。 まとめと一部スライド公開 - キャズムを超えろ!

P.S.なぜかホーチミンに来ています。友達の会社で出張オフィス中。環境を変えて仕事するのも必要かなということで。

ザ・マジックアワー (2008)

【監督】三谷幸喜
【出演】佐藤浩市 / 妻夫木聡 / 深津絵里 / 綾瀬はるか / 西田敏行 / 小日向文世 / 寺島進 / 戸田恵子 / 伊吹吾郎 / 寺脇康文 / 谷原章介 / 中井貴一 / 鈴木京香 / 香川照之 / 天海祐希 / 唐沢寿明 / 甲本雅裕 / 梶原善 / 近藤芳正

★★★ [60点]「いつもの感じです」

過去の三谷幸喜ものが好きならお薦め。いつもと大きく違わず、劇団的な似たようなコメディが続く感じです。個人的にはどはまりではないのですが、稀にすごく笑えるシーンもあるので、ないがしろにはできないです。

Posted by suadd on 2008/07/13 with 映画生活

アイフォーンついに
アイフォーンついに posted by (C)Shintaro

7:05 ソフトバンク表参道見学
8:00 ソフトバンクしぶちか店に参戦、5人目
10:15 なんと入荷が16GB5台、8GB1台のみと判明。ぎりぎりOKでラッキーですが、買えなかった人のことを考えると、素直に喜べず。
10:30 整理券配布。12時から販売開始だが、それまでに入荷できるか分からないと通告される。
12:05 ソフトバンクから入荷の入電→再来店
13:00 割賦審査(?)が混んでてできないと言われ、済み次第電話してもらうことに
13:30 ソフトバンクから入電→再々来店
14:00 ようやくゲットしたが、各自iTunesでアクティベーションが必要と言われる
14:30 iTunesでアクティベーション完了(ただし、混んでるようでiTunesのクレジットカード認証が通らない、電話は使えるようになりました)
17:00 iTunesとか同期中<いまここ、結構時間かかりますね

告白
町田 康
中央公論新社
¥ 1,995

明治に河内で起こった惨劇を元に再構成した小説。独特の文体で主人公が何をやってもうまく行かず、破滅に向かっていく様子を描いています。文章がリズムよくうねりながら展開されていくのが非常に新鮮。いままでにない感覚を覚えました。

ただストーリーは客観的に見ると、主人公の状況は客観的に見るとそんなに悪くもない(舎弟とか嫁さんとか実家とか)わけで、なんというか読んでてもどかしい思いがいっぱいになります。まぁそれが狙いなので、ものすごいうまく乗せられているということになるわけですが。。

iPhoneがいよいよ発売ですね。有志で開かれた前夜祭に出た後、列の最後尾まで見て帰宅。さすがに並ぶ気力はなし。明日午前、情報交換しながら、なんとかゲットしたいと思っています。

古川さんスピーチ
古川さんスピーチ posted by (C)Shintaro

元祖 iPhone発売前夜じゃnightに元マイクロソフト社長の古川さんが駆けつけてくれてました。ライカのカメラいいなぁ。

iPhone行列はじめの方
iPhone行列はじめの方 posted by (C)Shintaro

列先頭の方。お疲れさまです。

すきま
すきま posted by (C)Shintaro

ソフトバンクショップ表参道は改装中。何かが、、見え、、ますね。

iPhone列2
iPhone列2 posted by (C)Shintaro

iPhone行列を歩道橋から眺めるの図。iTunesではもうアプリが購入できるようですね。

GIZMODEいちるさん1
GIZMODEいちるさん1 posted by (C)Shintaro

GIZMODEいちるさん。がんばって!

最後尾付近
最後尾付近 posted by (C)Shintaro

列の最後の方は横になるスペースもないみたいでかなりキツそうでした。雨がぱらっときたりしてたので、雨が降らないことを祈ります。ちなみに、1000人オーバーしてました。。

iPhone 3Gの販売に関して1
iPhone 3Gの販売に関して1 posted by (C)Shintaro

最後尾でスタッフによって配れていた文書。2枚目3枚目。明日購入される方はご参考にどうぞ。「当日に販売できない場合がございます」などと怖いことが書いてありますが、まぁ並んでる方は大丈夫なんでしょうね。

ぼくの大切なともだち (2006)

【監督】パトリス・ルコント
【出演】ダニエル・オートゥイユ / ダニー・ブーン / ジュリー・ガイエ

★★★★ [80点]「友達って何?」

君には友達がいないと宣告され、そんなことはないという証明のために期限に友達を連れてくるべく、友達探しに走り回るというコメディタッチのフランス映画。

友達って何なんだろうとすごく考えさせられます。自分に友達がいないとも思わないけれども、そう思っている人ほど、逆に友達ができない主人公とその周りの人々の一つ一つのセリフとシニカルな笑いが胸に突き刺さるんじゃないかと思います。

基本的にはフランス映画らしいのですが、後半のストーリー展開が劇的です。ネタバレになるので詳しく書きませんが、収束度合いが独特で、非常に斬新だと思いました。これだけでも観る価値ありです。


Posted by suadd on 2008/07/10 with 映画生活

P.S.現在、短館上映中です。

アメリカで貧困層がどのように広がっているかをルポ形式で紹介している本。ちょっとした災害や怪我、無知などで最貧層へ転落して行く様が描かれていて、ものすごく恐ろしいです。

例えば、アメリカでは医療制度が完全に崩壊しており、会社で医療保険をカバーしてもらっているとしても、一度怪我して会社を追い出されると、高額な自己加入保険に入るか無保険になる他ないため無保険者が4700万人にも膨れ上がっています。一方で、医者も保険会社からの指定を外されないように保険会社の顔色をうかがい、保険会社は難癖をつけて医療費の支払いを拒むというどうしようもない構図になっています。

その他にも、軍のリクルーターが高額な教育費に苦しむ学生をうまくだまして予備兵にさせておいて、実際はほとんどがイラクに送り込まれている話とか、軍のコストカットのためハリバートン社などの子会社の戦争請負会社が輸送などを請け負い、世界中から労働者を集めて劣悪な環境で働かせている一方で、それらの人々が殺されても「自己責任」とされてしまう話とか、目も当てられない話が満載。ちなみに、ハリバートン社のイラク関連事業の売上げは8500億円を超えたそうです。

日本でもワーキングプアとかネットカフェ難民が話題になっていますが、それを遥かにしのぐひどい話が満載です。こういう国にならないようにして欲しい、していきたいと強く思いました。

P.S.一方で、この内容を鵜呑みにしてしまうのもどうかと思うので、決めつけず情報収集していきたいなと思いました。

先日エントリした「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」と被る部分が多くさらに初心者向けという感じ。確かに「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」はある程度の知識を前提としているため、証券会社で株を買ったことがない、という方にはこちらから読むことをお薦めします。

フォト蔵

映画生活

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