サーチエンジンの歴史について非常によく分かる良作。インターネット業界にいる方は読んで損はないと思います。
驚いたのは、Googleは設立する時どころか、AdWordsをリリースするまで、サーチエンジン連動型広告という現在のドル箱をビジネスプランとして持っていたわけでもなく、ほとんどキャッシュアウトしそうになりながら、ほとんど偶然サーチエンジン連動型広告という金脈にたどり着いたという点です。
Dave's BlogにPyraはBloggerをやる前はプロジェクト管理ソフトを作っていて、Flickrはゲームを作っていて、eBayはオークションソフトウェアの販売をしようとしていたという話がありましたが、多くのベンチャーは試行錯誤しながら、大幅に軌道修正をしビジネスモデルを作っているということがまた裏づけられることになりました。
ウノウでは、いくつものサービスを同時に開発していますが、現在のようにチープ・レボリューションが劇的に進展する中では、一つ一つのサービスの開発コストは下がっており、こういったやり方がありうるのではないか、と考えています。
コメントする