草の根無線ネットワーク「FON」は移動通信を変えるか?

Google、SkypeなどがホットスポットネットワークのFONに出資

2006年末までに世界最大のホットスポットネットワークを構築し、格安のサービスを提供することを目標としているスペインのFONは5日、同社に対してGoogle、Skype、大手ハイテク系ベンチャーキャピタルのSequoia CapitalとIndex Venturesが合計1,800万ユーロ(約25億7,000万円)を出資したと発表した。

自宅の無線LANルーターにFONというソフトウェアをインストールすると、そのアクセスポイントが他のFONのユーザーに使えるようになる、と共に、自分もFONのアクセスポイントが使えるらしい。アイデアはとてもおもしろいですがネットワーク効果が必要なだけに、あまり流行らず終わる可能性もありました。

しかし、今回、Google、Skype、Sequoiaから出資を受けることで一気にスタンダードへの道を駆け上がりそうな勢いです。Googleはシリコンバレーエリアの自治体における無線LANネットワーク計画にも入札をしており、それらがすべてFONに対応する可能性もありそうです。

日本では、アメリカと違って携帯(PHS)ネットワークでのデータ通信が割りに発達しているので、どこまで受け入れられるか分かりませんが、そのうち対決することになるかもしれないですね。もちろんISPからの訴訟などいろいろ大変そうですが。。

ライブドアワイヤレスは何度かチャレンジしているのですが、外にアクセスポイントがあるためか店の中でもかなり感度が悪いと感じます。いまだに一度もまともに使えたことがないのですが、どこにいったら普通に使えるのでしょうか?

FON: WiFi everywhere!

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