アエラの記者さんによるライブドアを中心とした出来事のルポ(楽天-TBS、村上ファンド-阪神の話などもあります)。著者は、ライブドア幹部にも何度も取材をしており、あまり知られていない事実も明かされていて、攻守が目まぐるしく入れ替わり、劇的にストーリーが展開していく様は、まさに「事実は小説よりも奇なり」です。非常におもしろくて1日で読んでしまいました。
しかし、買収する側も買収される側も、法律とかルールとかそれらの穴を武器や防具にして、計略の限りを尽くしているわけですが、やはりみんな神経をすり減らしてやっているのですね。僕にはとても耐えられないなと思いました。もっとクリエイティブに社会的価値を生み出すことはできないかと考えています。
>社会的価値を生み出す
それ単体では社会的価値を生み出さないもんね>マネーゲーム
もちろん買収して、経営を立て直したりするのも社会的価値だとは思うんですが、いきすぎると神経戦みたいになってしまって、体に悪いなぁと思うんですよね。