しかし現在Linden Labにのしかかっている問題は重い。
3pointDの記事によると、現在、SLのサーバーは2300台あるという。
20万登録ユーザーで、同時接続は夜間6000、昼間3000程度である。
サーバーに保管されているデータは15TBあるが、
3D用テクスチャをローカルPCにキャッシュする程度では、
キャッシュ率を上げることはできない。
そのためプレイ中は1ユーザーあたり1Mbpsを軽く超すトラフィックが発生する。
SLは恐ろしくコストパフォーマンスが悪いのだ。
以前にもエントリした米国のバーチャル・ワールドのサービス、「Second Life」(SL)のお話。1ユーザーで1Mbpsを越すトラフィックというのは凄まじいですね。僕のノートPCではまともに動かないくらいマシンパワーを必要としていたので、大量のデータを受信しているとは思っていたのですが。。
これだけのサービスを基本無料で行い採算が取れるのかかなり疑問ですが、回線やハードウェアのチープ・レボリューションが進めば意外となんとかなってしまうのかもしれません。
とはいえ、あまりにも壮大な実験なので、Ringoさんも言っているように、Googleに買われるというのが現実的な解なのかもしれませんね。
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