Skypeのイノベーションについては、僕は今でも、「NATを無いものとした」に尽きると思う。音質が良いだとか、カンファレンスができるだとか、インターフェースが良いだとか、その辺は、
まず「相手につながる」
全てがここから始まる評価部分だからである。ただ、当時の僕は、ここにVoIPのイノベーションの本質があるとは思っていなかった。僕は、「無料の携帯電話」という部分に革新性を感じていたし、エンジニア陣もまた同じであった。
LAN環境で(NATで)MSN Messengerとかで通話しようとするとまず繋がらない時代がありました。そこに、Skypeが登場し、確実に繋がることから急速に人気を集めました。このエントリーは、その頃シリコンバレーでGphoneというVoIPソフトを作っていた中川さんのお話。イノベーションとは何か、を考えさせてくれます。
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