献本いただいて(ありがとうございます!)早速読ませていただきました。
「ウェブ進化論」は梅田さんが見た新しい動きを具体的に丁寧に解説した本でしたが、この本は「基本的に」平野さんがそうはいってもこうなんじゃないの、という意見をして梅田さんが答えるというスタイルになっています。
平野さんはアカデミックな視点からいろいろと考えて(しかも、まとめて)いるのですが、視点自体は割と普通というか一般的かなと思いました。梅田さんの答えは見事で、僕の感覚としてはかなりしっくりきます(が、平野さんはしっくりこない部分もかなりあるようです)。
この本は、そういう意味でQ&A集みたいな本なのかも。
最後に印象に残ったのは、梅田さんが将棋の羽生さんとの話で、45歳になってピークは過ぎたと思ってたけど、最近はもっと頭がよくなるかもしれないと思うことがある、というような話をしたら、羽生さんが、「だって、インプットの質がよくなったんだから、当たり前じゃないですか」と答えたという話。そう、これがネットの一つの可能性なんですよねーと思いました。
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