プリファード、全文検索技術をビットレイティングスの「F★ROUTE」に導入 : VentureNow(ベンチャー・ナウ)NEWS
有限会社プリファードインフラストラクチャー(以下プリファード、本社:東京都練馬区、代表:西川徹)は、同社の開発/提供する全文検索エンジン「Sedue」を、ビットレイティングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表:佐藤崇)の携帯向け検索サイト「F★ROUTE」に提供開始した。
Sedueは、「圧縮接尾辞配列」という検索分野における最新の技術を利用した検索エンジン。従来の検索エンジンは「転置インデックス方式」「Nグラム方式」等によるものが主流となっているが、これらに比べて大容量の文章も高い精度、かつ高速な検索を実現できるのが圧縮接尾辞配列だ。Sedueでは、PC向け/携帯向けに関わらず既存の検索エンジンの「10倍以上の速度」(プリファード代表 西川氏)を実現する。
ベトナムでもふらふらとネットサーフィンしていたのですが、一番気になったのはこのニュースです。未踏開発者を複数名抱えているという有限会社Preferred Infrastructureはかなり気になる会社だったのですが、F★ROUTEに採用されるとは!
実は2月末にページ検索の根底部分のシステムの全面入れ替えがありました。クラスタリング検索サービスのパフォーマンス向上に劇的に寄与しました。http://preferred.jp/press/20070316.html
なんとそこで当社のモバイル検索サイトF★ROUTE/エフルートが念願の1画面目に順位が上がりました!
3月から早速効果も出ているようです。どこのネット大手でもなくビットレイティングス(F★ROUTE)が採用を決めた、というのがおもしろいですね。
一方で、ビットレイティングスは社内で独自の検索技術を開発する、というよりは、Vivisimoなど複数の検索ベンチャーの技術を使いながら、組み合わせて独自性を出す戦略なのでしょうか。今後が楽しみです。
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