「ウェブ進化論」の梅田さんとクオリアなどの茂木健一郎さんとの対談集です。題名の「フューチャリスト」とは、未来を考え抜き、未来のビジョンを提示する者の意味だそうです。
そして、梅田さんから若い人から新しいものは出てこない、よって若い人を、個々には欠点もたくさんあるが、そういうことには目をつぶって応援する、と言っています。僕としては、梅田さんや茂木さんのようなエスタブリッシュな人からこういった言葉を聞けることを非常に力強く思うし、もっと自分に素直にやりたいことをやっていきたいと思いました。
後半に梅田さんの慶応大学での特別講義が掲載されており、とてもうれしくなったので、引用しておきます。
僕が今日皆さんに言いたいことは大きく分けると二つで、一つは「これから素晴らしい時代がやってきていて、そういう時代を生きる君たちが心からうらやましい」ということです。世の中というのは、いいこともあり悪いこともあるけれども、これから君たちが生きていく二一世紀は、素晴らしい時代だと僕は信じています。もちろんそれはインターネットがあるからというだけではないですが、二十世紀より二一世紀の方が、かならず面白い時代になると思っているのです。それと、僕はインターネットの世界の出現を、「もうひとつの地球が生まれようとしている」ととらえています。今日のポイント、メッセージとして考えていることの二番目です。
僕もすごく面白い時代に生まれてくることができて、本当によかったなと思っています。
P.S.梅田さん献本いただきありがとうございました! 本日発売だそうですよ。
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