21世紀の音楽業界

On Off and Beyond: 著作権保護よりライブで稼ぐ、というビジネスモデル

プリンスが、イギリスでCDを新聞の「オマケ」として配って話題になった。

The Mail紙の日曜版に、新作CDのThe Planet Earth、300万枚(!)を折込、その上イギリスでのPrinceのコンサートツアーに来た人には、全員無料配布。こちらも延べ40万人超。

Princeはイギリスツアーだけで売上30億円(利益は10億円程度?)、対してCDは52万枚で利益は2億円程度か、との試算。以前より音楽業界はライブが中心になるのではないかと思ってましたが、やっぱりその流れですかねぇ。レコード会社でライブ対応できていない会社は厳しそうですね。

個人的に興味のあるビジネスの一つがフジロックとかサマソニなどの野外ライブイベント会社なのですが、この辺りの収益構造ってどうなんですかね。こういったライブイベントが中心になってくると、それをレコード会社が買収する、というのもありうるのかも。

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コメント(2)

確かビクターがその辺に目をつけて数年前に
アーティストマネジメント会社を吸収したはず。
少なくとも日本では通常興行はタレントエージェンシーの
収入になるんだよね。
いろいろ業界本出てると思うよ。

>ayano様
吉本「興行」とかだからなー。でも、野外ライブ系は独資じゃないのかな。

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