ひろゆき氏は、2ちゃんねるで数々の訴訟を抱えながらも巧みに運営し、しかも「ニコニコ動画」のプロデューサー的な役割も担っているという圧倒的な実績を持っています。この本では、ネットにおける様々な事象をばっさばっさと切り捨てているのがとても印象的です。ここまで言い切れるのはすごいなと思います。
しかも、明らかに間違った見方をしていることがいくつもあります。普通の人はよく知らないことに対しては、あまり批判などしないものですが、ひろゆき氏はまったく違います。恐らく、そういった事実に直面した時、瞬時にして全体の整合性を取りながらも、新しい考えを取り入れていく天才タイプなのかなと思いました。
いずれにしてもおもしろかったです。
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