タイトルの通り、世界の終焉へのシナリオをあげて解説した後、「可能性」「ダメージ」「危険度」について点数付けしてくれています。こんなにたくさんのシナリオがあるんだと愕然とすること間違いなし。正直言って、「小惑星の衝突」とか「超火山の噴火」とか人為的ではなく対応できないことも多いのですが、「核戦争」「地球温暖化」などまさに人類が引き起こしかねない(起こしている)ものもあり考えさせれます。
<抜粋>
・現在購入している食料品の価格は、世界全体でみた農業の「真の費用」を反映していない
・大地に降り注ぐ利用可能な太陽光はすべて、人間の土地利用分で浪費されることになる(中略)信じがたいことだが、最終的に太陽光が制約条件となるのだ
・1キログラムの牛肉の生産に少なくとも水15立方メートルが必要だが、穀物1キログラムならせいぜい3立方メートルで十分だ
・小惑星などの衝突で死ぬ確率は航空機事故で死ぬ確率とほぼ等しい
・最も新しい超火山の噴火は73500年前にさかのぼる。北スマトラにあるトバ山が噴火し、破壊的な影響をもたらした(中略)地表に届く太陽光の量は99パーセント減少し、世界中で光合成が機能停止した(中略)2万年にわたり地球上にはわずか数千人の人類しか存在しなかった
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