タイトルの通りヤバい本です。著者は経済学の教授で、世の中で常識と言われていたことを統計を使って、見事に覆してくれます。例えば、ニューヨークで犯罪が激減したのは俗にいう「割れ窓理論」の効果だと言われていますが、実際のところもっとも関連性の高い出来事は中絶の合法化であったとか、相撲で明らかに八百長が行われている歴然たる証拠とか、子育てに効く教育方法とか、不動産で効果的な広告文句とか、なんだかよくわからないほど拡散していますが、一環して統計をうまく使って事実を明らかにしています。といっても、難しいわけではなく、書き方も非常にラフですらすらと読めて、非常におもしろいです。
個人的にこの手の「統計」技術にはものすごい可能性があると思います。(本でも書きましたが)ネットサービスでも、不動産情報の「Zillow」や天候デリバティブの「WetherBill」、ソーシャル金融はいくつか(Zopaとか)出てきてますし、「「みんなの意見」は案外正しい」などを読むと「集合知」でもまだまだ革新的なことがありそうです。
こういう本を読むと、まだまだ未踏な分野はたくさんあるんだなぁと思えて、楽しくなってきます。
これもってます!
ジャケ買いしました。。freakonomicsという名前に惹かれて。。も、もちろん真面目に読みましたとも!
やはり証券会社だけでなくすべての営業マンは良心回路をうめこまねばだめじゃのうプシュー
経営者にとって都合のいいことを良心というのであったら服従回路かもしれんがプシュー