君のためなら千回でも

主人公はアフガニスタンで裕福な家に育ち、兄弟同様に育ったハッサンという召使いの子供もいる。そんな中で戦争が勃発し。。という出だしから始まる小説。予備知識なしで読み始めたので、最初冗長だと思いましたが、中盤ぐらいから先が読めないストーリー展開でぐいぐい持って行かれました。伏線がかなりうまく張られており、えーそれの伏線っ! と思うことしきり。アフガニスタン自体にもほとんど知識がないので、その豊かな自然や社会や街の感じなどものすごく新鮮に感じました。難を言えば、先ほどの最初が冗長なのと子供とかその辺りのおじさんなのに操る言葉が高度すぎるかなと思うところがあるくらいで、素晴らしい小説だと思います。著者もアフガニスタンからの亡命経験者で、この処女作は世界中で800万部も売れているそうです。ドラマチックなストーリー展開に酔いたい方にお薦めです。

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