著者は、フリーライターであり、会社再建も何度かしたことがあるらしいです。ライフハック的な100コの法則(?)に対して、見開き2ページで解説するというスタイルになっています。サクサク読めるのに、なるほどーと思うことしきり。ちょっとどうかなというものもありますが、いくつかでもすぐに取り入れたいよい話があってよかったです(という法則もあります)。
<抜粋>
・NGな人には説明しない。NGな人とはモメない
相手に説明させれば無駄なエネルギーを使うことなく、NGな人か否かの真偽も確かめられます。いっさい口を利かないなどして避けて通るよりも、リスクが少ない現実的な対人術です。
・クレームは成長に不可欠なもの(一割)と、無駄(九割)に分かれる
合理的に数値化して、無駄なクレームを排除していくことにしましょう。私のルールは「100人に1人程度の割合で、クレーマー的またはストーカー的会員をクビにしてよい」というもの。
・三日かかることは一日でやる
(歴史学者C・N・パーキンソン曰く)<仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する>どんな仕事も、三時間あると思えば三時間かかってしまうし、逆に一時間しかなければ、追い込まれてなんとかするのが人間です。
・今いるメンバーを前提にする。「上手くいかない」のを彼らのせいにしない
自分の部下を「あいつは使えない」と言った時点でその素質に疑問符が付くことになってしまいます。
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