ケニアに旅行に行ったら彼氏がいるにも関わらずマサイの男に一目惚れ。言語も通じないのに、うまくいっていたスイスの店も手放し、マサイの村へ移住してしまう。さらに、結婚、出産までもを本人が描いた実話。
こう書いてたら本当にすごい話ですね。現代的に考えるとかなり劣悪な環境に行っても(何度かマラリアで瀕死にもなる)、マサイの恋人と文化の衝突が起こっても、へこたれないどころか、さらに恋愛に盛り上がってしまうというありえない展開にあぜんとするばかりです。
言葉も通じないのに彼が「美しい」というだけで、どんなことがあっても乗り越えていくのが繰り返されるのですが、正直言って僕は、最初はまったく共感できませんでした。。。が、途中からだんだんすがすがしい感じになってきて、最後は著者にエールを送ってしまっているという不思議な作品です。
マサイというかアフリカの文化などがリアルに知れて、それだけでも非常に意味のあるドキュメンタリーと思います。
see also アフリカ 苦悩する大陸 - suadd blog
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