チェンジリング (2008) 【監督】クリント・イーストウッド 【出演】アンジェリーナ・ジョリー / ジョン・マルコヴィッチ / ジェフリー・ドノヴァン / コルム・フィオール / ジェイソン・バトラー・ハーナー / エイミー・ライアン / マイケル・ケリー |

複数の映画業界関係者からスゴいよと聞かされていたのですが、これは確かにスゴい。まず実話なのに、ストーリーが完璧。はじめは、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のようなひたすらブルーな展開なのかと思いましたが、そうでなく、しかも、実話というわけあって、ものすごいリアル。なのに展開が全然読めないので、2時間22分があっという間です。ネタばれになってしまうので、あまり詳しく書けないですが、母の強さ、がとても印象的です。何度も鳥肌が立ち、涙しました。
また、無駄のない映像や音楽も素晴らしく、クリンスト・イーストウッドがここに来て、ここまでの作品を撮ったのは本当に尊敬します。また、アンジェリーナ・ジョリーをはじめとする俳優勢の控えめな演技もまた素晴らしい。傑作と呼んでいいと思います。
P.S.映画生活でも「おくりびと」を抑えて一位になってますね。しかし、これがアカデミー賞1冠も取れないとは。。受賞作品がどんだけおもしろいか期待です。
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